三菱ケミカルホールディングスの株価と配当分析!連続減配当も高利回り!今後どうなる【4188】

三菱系化学メーカーの三菱ケミカルホールディングス(4188)。株価が下落した影響もあり、高配当利回りですが、業績悪化により連続減配当予定です。はたして三菱ケミカルホールディングスの株価と配当は今後どうなるか。株価チャート・業績推移・配当推移・将来性を分析してみました。

三菱ケミカルホールディングスの株価POINT
  • 配当利回りは高めだが業績見通しは厳しい
  • 配当方針・配当性向を考えるとさらに減配する可能性も
  • 現在の株価はかなり下落した位置で悪材料を織り込んでいる
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三菱ケミカルの事業内容と株価指標

はじめに三菱ケミカルホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:734.4円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:3.27%
予想PER:—
PBR:0.92倍

2021年2月12日終値時点のデータ

最終赤字予想の為PERは算出不可。減配予定ですが配当利回りは高いです。

三菱ケミカルホールディングス(4188)とは

三菱ケミカルホールディングスとは三菱グループの化学系メーカーである三菱ケミカル株式会社(三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンの3が事業統合)と、その100%子会社で医薬品メーカーの三菱ウェルファーマ株式会社(当時、田辺三菱製薬株式会社)と2005年(平成17年)10月3日に会社設立。

株式公開買付けにより、2007年(平成19年)10月1日に「三菱樹脂株式会社」、(2010年(平成22年)4月1日には三菱レイヨンを、2014年(平成26年)11月12日には大陽日酸をそれぞれ子会社化し、傘下におさめた。

三菱ケミカルホールディングス – Wikipediaより抜粋

三菱ケミカルHDの主要事業セグメントは「機能商品」、「ケミカルズ」、「産業ガス」、「ヘルスケア」です。

参考:事業領域:三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルの配当推移と業績推移

次に三菱ケミカルホールディングスの配当推移と業績推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は三菱ケミカルの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱ケミカルホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:15円
2017年3月期:20円
2018年3月期:32円
2019年3月期:40円
2020年3月期:32円
2021年3月期:24円(予)

2020年3月期は40円予定から減額修正で32円に。2021年3月期は更に減配の24円予定です。

配当方針は「事業展開の原資である内部留保の充実を考慮しつつ、中期的な利益水準の30%を連結配当性向の目安とし、安定的に配当を実施する」です。

2020年3月期の配当性向は84%、2021年3月期は最終赤字予想です。配当方針と利益を考えると今後、更に減額修正・減配の可能性もあります。

参考:配当情報:三菱ケミカルホールディング

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は増益見通しから減益に下方修正。2020年3月期も大きく減益で着地。2021年3月期も厳しい予想です。

参考:業績・財務ハイライト:三菱ケミカルホールディングス

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三菱ケミカルの株価チャートと決算内容

次に三菱ケミカルホールディングスの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は三菱ケミカルホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期下落トレンドで推移。

2021年以降は底値から抜け出し上昇する気配も出ていますが、まだ短期的な不安材料があり、業績見通しと過去の株価を考えると400円付近まで下落する可能性もあります。しかし、利益が回復し配当が戻れば現在の株価はかなり安い水準です。

決算内容について

2021年2月3日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常損益は127億円の赤字と発表。あわせて通期の同損益を160億円の赤字から40億円の黒字に上方修正しています。

三菱ケミカルの今後について

最後に三菱ケミカルホールディングスの今後について考えていきます。

今後の動きについて

現在の株価はまだ業績悪化などさまざまな悪材料が織り込まれています。ここを耐えることができれば非常に安い株価といえますが、米中貿易摩擦、田辺三菱製薬(4508)完全子会社化のTOB価格の高さによる財務悪化への警戒感もあります。原油、ナフサ、為替などの影響も不安材料です。

リチウムイオン電池拡充や環境問題への取り組みなど総合化学大手メーカーとしての技術力や今後の期待値はありますが、まだ現状での不透明感は強めです。

高配当利回りは非常に魅力的ですが、減配すると株価の下落が止まらないケースがあります。配当を見る前にまずはその会社がどんなことをしているのか、これからどんなことをしていくのか。業績や今後の見通しが重要です。

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