三菱ケミカルホールディングスの株価と配当分析!業績悪化で減配!今後や将来性を確認【4188】

三菱ケミカルホールディングス(4188)の株価は安く配当利回りが高めですが、業績悪化により連続減配当予定としています。はたして三菱ケミカルホールディングスの株価と配当は今後どうなるか。株価チャート・業績推移・配当推移を分析してみました。

三菱ケミカルホールディングスの株価POINT
  • 割安感があり、配当利回りも高めだが業績見通しは厳しい
  • 配当方針・配当性向を考えるとさらに減配する可能性もある
  • 現在の株価は悪材料を織り込んでいるが不透明感は強い
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三菱ケミカルの事業内容と株価指標

はじめに三菱ケミカルホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:604.4円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:3.97%
予想PER:17.5倍
PBR:0.74倍

2020年8月7日終値時点のデータ

化学銘柄として考えるとPERはやや割高、PBRは割安です。減配予定ですが高めの配当利回りです。

三菱ケミカルホールディングス(4188)とは

三菱ケミカルホールディングスとは三菱グループの化学系メーカーである三菱ケミカル株式会社(三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンの3が事業統合)と、その100%子会社で医薬品メーカーの三菱ウェルファーマ株式会社(当時、田辺三菱製薬株式会社)と2005年(平成17年)10月3日に会社設立。

株式公開買付けにより、2007年(平成19年)10月1日に「三菱樹脂株式会社」、(2010年(平成22年)4月1日には三菱レイヨンを、2014年(平成26年)11月12日には大陽日酸をそれぞれ子会社化し、傘下におさめた。

三菱ケミカルホールディングス – Wikipediaより抜粋

三菱ケミカルHDの主な事業セグメントは「機能商品」、「ケミカルズ」、「産業ガス」、「ヘルスケア」の3分野です。

参考:事業領域:三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルの配当推移と業績推移

次に三菱ケミカルホールディングスの配当推移と業績推移を確認していきます。

配当金の推移

下記は三菱ケミカルの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱ケミカルホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:15円
2017年3月期:20円
2018年3月期:32円
2019年3月期:40円
2020年3月期:32円
2021年3月期:24円(予)

2020年3月期は40円の予定から減額修正して32円に変更。2021年3月期は更に減配の24円予定です。

配当方針は「事業展開の原資である内部留保の充実を考慮しつつ、中期的な利益水準の30%を連結配当性向の目安とし、安定的に配当を実施する」としています。

2020年3月期の配当性向は84%、2021年3月期の予想配当性向は約70%と減配してもかなり高い配当性向の為、今後は更に減額修正・減配の可能性も考えられます。

参考:配当情報:三菱ケミカルホールディング

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は増益の見通しから減益に下方修正。2020年3月期も下方修正により大きく減益、2021年3月期の見通しも厳しいです。

参考:業績・財務ハイライト:三菱ケミカルホールディングス

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三菱ケミカルの株価チャートと決算内容

次に三菱ケミカルホールディングスの株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は三菱ケミカルホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は下落トレンドで推移しています。

かなり下落したようにも見えますが、業績見通しと過去の株価を考えると400円付近まで下落する可能性はあります。利益が回復し配当が戻れば当然かなり安い株価です。

決算内容について

2020年8月4日の決算にて2021年3月期1Q第1四半期(4-6月)の連結経常利益は204億円と発表、上期計画の180億円に対する進捗率が113.4%、通期計画の1,140億円に対する進捗率は17.9%となっています。

三菱ケミカルの今後について

最後に三菱ケミカルホールディングスの今後について考えていきます。

今後の動きについて

現在の三菱ケミカルホールディングスは業績悪化などさまざまな悪材料が株価に織り込まれています。ここを耐えることができれば非常に安い株価といえますが、米中貿易摩擦の問題、田辺三菱製薬(4508)完全子会社化のTOB価格の高さによる財務悪化への警戒感もあります。原油、ナフサ、為替などの影響も不安材料の一つです。

しかし、リチウムイオン電池拡充や環境問題への取り組みなど総合化学大手メーカーとしての技術力や今後の期待値もあります。

高い配当利回りというのは非常に魅力的ではありますが、減配すると株価の下落が止まらないケースもあります。配当を見る前にまずはその会社がどんなことをしているのか、業績や今後の見込みを考えるのが重要です。

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