ライオンの株価分析!株価は急落から上昇へ!連続増配当の株主優待銘柄【4912】

大手化学メーカーのライオン(4912)。株価は2020年8月に急落、この下落は今まで上昇しすぎていたと見ることも出来ます。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 株価指標は割高、配当・優待を合わせた利回りは低め
  • 配当金が減る可能性は低く、今後も増える可能性がある
  • ブランド力は強く、業績には安心感がある
スポンサーリンク

ライオンの事業内容と株価指標

はじめにライオンの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,531円
予定年間配当:23円
年間配当利回り:0.91%
予想PER:27.3倍
PBR:3.25倍

2020年11月26日終値時点のデータ

株価指標は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表的な銘柄の花王(4452)、小林製薬(4967)も同じくらい割高です。年間の配当利回りは低めです。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年(平成30年)12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年(令和元年)7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

ライオンの売上は多くが一般用消費財で占めています。

主要セグメントは「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」「ファブリックケア事業」「リビングケア事業」、「薬品事業」です。ここ数年は海外売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン株式会社

ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次にライオンの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上保有している株主が対象で権利日は12月末です。下記は2019年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ クリニカアドバンテージ NEXTSTAGE
  2. ハブラシ システマハグキプラスハブラシ コンパクト ふつう
  3. ボディソープ hadakara(ハダカラ)ボディソープ 泡で出てくるタイプ
  4. 柔軟剤 ソフランプレミアム消臭
  5. 調理関連品 リードヘルシークッキングペーパー
  6. 除菌シート キレイキレイウェットシート

100株保有で2,500円相当なので優待利回りは約1%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2015年12月期:10円
2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:23円(予)

配当は毎年増配していますが、やや勢いが弱まっています。

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」としています。

2019年12月期の配当性向は29.7%、2020年12月期の予想配当性向は約25%です。減配する可能性は低く、この先も増配する可能性があります。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

スポンサーリンク

ライオンの業績推移と株価チャート

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と営業利益の推移

2018年12月期までは営業利益が順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益となりました。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生する譲渡益の影響もあり、過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記はライオン5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると上昇している株価ですが、ここ3年近くはレンジ推移と見ることもできます。

2020年7月はレンジを抜けて上昇していましたが、2020年8月の2Q決算にて想定よりも伸びなく、業績見通しを据え置いたことで材料出し尽くし、割高感などから急落しました。しかし、2020年11月の3Qで上方修正したことで株価が上昇しています。

ライオンの決算内容と今後の株価について

最後にライオンの決算内容の確認と今後の株価について考えてみます。

決算内容を確認

2020年11月5日の決算にて2020年12月期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は382億円と発表、あわせて通期の同利益を395億円から415億円に上方修正、年間配当を22円予定から23円予定に増額修正しています。

今後の株価について

増益要因として「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」です。衛生商品の売上増加はまだ続くとみられます。

長期的に見た場合、企業は「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この3点をポイントに挙げています。海外事業の不透明感はありますが、主力製品のブランド力は強いです。

また、株価指標に割安感はなく、配当・優待を合わせた利回りも低めです。

タイトルとURLをコピーしました