ライオンの株価分析!配当・株主優待の利回りを確認。今後の株価・配当はどうなるのか【4912】

ライオン(4912)の株価はここ数年比較的安定に推移し配当も増配しています。果たしてこの先も配当が増えるのか。また、配当・株主優待の利回りはどれくらいなのかをはじめ、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 株価は割高、配当・優待を合わせた利回りは約2.6%と高くはない
  • 配当が減る可能性は低く増える可能性があるが若干勢いが弱まっている
  • 業績不安が若干あるものの、ブランド力は強い
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ライオンの事業内容と株価指標

はじめにライオンの事業内容と株価指標を確認していきます。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年(平成30年)12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年(令和元年)7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

wikipediaより抜粋

ライオンは一般用消費財が売り上げの多くを占めています。

主要セグメントは「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」「ファブリックケア事業」「リビングケア事業」、「薬品事業」です。ここ数年は海外の売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン株式会社

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,786円

予定年間配当:22円

年間配当利回り:約1.23%

予想PER:19.2倍、PBR:2.49倍

※株価は2020年2月28日終値

株価は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表的な銘柄の花王(4452)や小林製薬(4967)は同じくらいか、それ以上に割高です。配当利回りは低めです。

ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次にライオンの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上保有している株主が対象で権利日は12月末です。大体2,500円分くらいです。下記は2018年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ クリニカアドバンテージ クールミント
  2. ハブラシ システマハグキプラスハブラシ コンパクト ふつう
  3. 携帯用ハミガキ・ハブラシ NONIO携帯セット
  4. ハンドソープ キレイキレイ薬用泡ハンドソープ フローラルソープの香り
  5. 洗濯用洗剤 トップハレタ
  6. おしゃれ着洗剤 アクロン フローラルブーケの香り
  7. 調理関連品 リード プチ圧力調理バッグ

100株保有で2,500円相当なので優待利回りは約1.4%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2015年12月期:10円
2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:22円(予)

配当は毎年増配していますが、やや勢いが弱まってきました。

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」としています。

2019年12月期の配当性向は約29.7%、2020年12月期の予想配当性向は約23.6%の見通しです。減配する可能性は低く、まだ増配する可能性はあります。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

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ライオンの業績推移と株価チャート

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と営業利益の推移

2018年12月期までは営業利益が順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益となりました。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生する譲渡益の影響もあり、過去最高益となる見通しです。

株価チャート

下記はライオンの5年分の週足株価チャートです。

長期的に見ると上昇していた株価ですが、ここ3年近くはレンジで推移しています。

ココから一旦の下落メドは1,500円付近、上値のメドは2,400円辺りと見ることが出来ます。

ライオンの直近決算と今後

最後にライオンの直近決算の内容確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年2月13日の決算にて2019年12月期の連結最終利益は205億円と発表、2020年12月期は210億円に伸びる見通しとしました。同時に、年間配当は1円増の22円に増配する方針としました。

また、2020年2月28日に業績修正を発表し、2020年12月期の連結最終利益を従来予想の210億円から270億円に上方修正しました。

今後の動きについて

この先ですが、「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この 3 点をポイントに挙げています。

その中で気になるのは海外事業です、中国の景気減速に加えて日韓関係の悪化がマイナスに働く可能性がありどこまで業績に影響するのか見えない部分はあります。

株価に割安感はなく、配当・優待を合わせた利回りが約2.6%と決して高くはないです。しかし、主力製品のバファリンや歯磨き関係のブランド力が非常に強いです。

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