ライオンの株価分析!連続増配当の株主優待銘柄!株価はレンジ推移【4912】

大手化学メーカーのライオン(4912)。連続増配当で株主優待も実施しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 株価指標は同業にありがちな水準
  • 連続増配中だが止まる可能性もある
  • ブランド力が強く、株価は長期でレンジ推移
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ライオンの事業内容と株価指標

はじめにライオンの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,213円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:1.08%
予想PER:30.6倍
PBR:2.78倍

2021年3月8日終値時点のデータ

株価指標は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表銘柄の花王(4452)、小林製薬(4967)も同じくらい割高です。年間の配当利回りは低めです。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年(平成30年)12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年(令和元年)7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

主要セグメントは「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」、「ファブリックケア事業」、「リビングケア事業」、「薬品事業」です。売上の多くが一般用消費財で、ここ数年は海外売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン株式会社

ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次にライオンの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上保有している株主が対象で権利日は12月末です。下記は2020年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ システマハグキプラス
  2. ハブラシ MIGACOT
  3. ボディソープ hadakara(ハダカラ)ボディソープ
  4. 洗濯用洗剤 トップスーパーNANOX
  5. 柔軟剤 ソフランアロマリッチ
  6. 台所用洗剤 CHARMY Magica 速乾+

100株保有で2,500円相当なので優待利回りは約1.1%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:23円
2021年12月期:24円(予)

配当は毎年増配しています。

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」です。

2019年12月期の配当性向は29.7%、2020年12月期の配当性向は22.3%。2021年12月期の予想配当性向は約33%です。やや配当性向が上昇する見通しです。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

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ライオンの業績推移と株価チャート

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

2018年12月期までは順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益に。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生する譲渡益の影響もあり過去最高益を更新。2021年12月期はその反動で減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はライオン5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると上昇している株価ですが、ここ4年近くはレンジ推移です。

2020年7月に業績上振れ期待からレンジを抜けて上昇しましたが、想定よりも伸びず業績見通しを据え置いたことで材料出し尽くし、割高感などから下落し元の2,000-2,500円のレンジで推移しています。上値メドは2,500円、下値メドは2,000円と見えます。

ライオンの決算内容と今後の株価について

最後にライオンの決算内容の確認と今後の株価について考えてみます。

決算内容を確認

2021年2月12日の決算にて2020年12月期の連結最終利益は298億円と発表。2021年12月期は210億見通し、年間配当は1円増の24円に増配予定としています。

今後の株価について

2020年12月期の増益要因は「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」です。衛生商品の売上増加はまだ続く可能性があると考えられます。

長期的に見た場合、企業は「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この3点をポイントに挙げています。将来的には海外売上構成比50%を目指しています、国内での主力製品のブランド力は強いですが、海外では不透明感があります。

参照:ライオンの目指す姿|ライオン

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