ライオンの株価分析!株価急落!連続増配当で株主優待を実施【4912】

ライオン(4912)の株価が2020年8月に急落しました。下落したというよりは今まで上昇しすぎていたと見ることも出来ます。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 株価指標は割高、配当・優待を合わせた利回りは高くない
  • 配当金が減る可能性は低く、増える可能性がある
  • ブランド力は強く、業績には安心感がある
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ライオンの事業内容と株価指標

はじめにライオンの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,278円
予定年間配当:22円
年間配当利回り:0.97%
予想PER:24.5倍
PBR:3.01倍

2020年8月27日終値時点のデータ

株価指標は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表的な銘柄の花王(4452)や小林製薬(4967)も同じくらい割高です。年間の配当利回りは低めです。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年(平成30年)12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年(令和元年)7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

ライオンは一般用消費財が売り上げの多くを占めています。

主要セグメントは「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」「ファブリックケア事業」「リビングケア事業」、「薬品事業」です。ここ数年は海外の売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン株式会社

ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次にライオンの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上保有している株主が対象で権利日は12月末です。下記は2019年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ クリニカアドバンテージ NEXTSTAGE
  2. ハブラシ システマハグキプラスハブラシ コンパクト ふつう
  3. ボディソープ hadakara(ハダカラ)ボディソープ 泡で出てくるタイプ
  4. 柔軟剤 ソフランプレミアム消臭
  5. 調理関連品 リードヘルシークッキングペーパー
  6. 除菌シート キレイキレイウェットシート

100株保有で2,500円相当なので優待利回りは約1%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2015年12月期:10円
2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:22円(予)

配当は毎年増配していますが、やや勢いが弱まっています。

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」としています。

2019年12月期の配当性向は29.7%、2020年12月期の予想配当性向は約24%です。減配する可能性は低く、この先も増配する可能性が高いです。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

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ライオンの業績推移と株価チャート

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と営業利益の推移

2018年12月期までは営業利益が順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益となりました。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生する譲渡益の影響もあり、過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記はライオン5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると上昇している株価ですが、ここ3年近くはレンジ推移と見ることもできます。

ここ最近ではレンジを抜けて上昇していましたが、2020年8月の決算にて想定よりも伸びなく、業績見通しを据え置いたことにより材料出し尽くし、割高感などから急落しました。

ライオンの決算内容と今後の株価について

最後にライオンの決算内容の確認と今後の株価について考えてみます。

決算内容を確認

2020年8月5日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は270億円と発表、前年同期比98.3%増と好調ですが、2Q単体(4-6月)だけで見ると前年同期比5.7%増と微増です。

今後の株価について

増益となった要因は「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」です。衛生商品の売上増加はまだ続くとみられます。

長期的に見た場合、企業は「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この3点をポイントに挙げています。利益が想定よりも伸びなかった要因は海外事業にあり、まだまだ不透明感は強いです。

株価指標に割安感はなく、配当・優待を合わせた利回りも高くないです。しかし、主力製品のバファリンや歯磨き関係のブランド力は非常に強いです。

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