ライオンの株価分析!警戒感から下落推移・連続増配の優待銘柄【4912】

大手化学メーカーのライオン(4912)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 目立った割高感・割安感は無し
  • 連続増配中だが止まる可能性も
  • 警戒感から株価は下落推移
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ライオンの株価情報と業績推移

ライオンの株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:1,410円
予想PER:20.09倍
PBR:1.56倍
予想EPS:70.19円
時価総額:4,125億円

2022年11月7日終値時点のデータ。
最新の株価参考:ライオン(株)【4912】:Yahoo!ファイナンス

同業種の比較される銘柄を考えると、目立った割高感はないです。

売上高と利益の推移

ライオンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生した譲渡益の影響もあり過去最高益を更新、2021年12月期はその反動もあり減益に。

2022年12月期は更に減益見通しとしています。

参考:連結損益計算書|ライオン株式会社

株価の推移

下記はライオン5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年7月に業績上振れ期待からレンジ上限を抜けて上昇。

しかし、想定より伸びず業績見通しを据え置いたことで、材料出し尽くし感などから下落

2021年以降はレンジラインを抜けて下落し厳しい動きです。

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ライオンの配当情報と株主優待

ライオンの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2022年12月期の予定年間配当:25円
予想年間配当利回り:1.77%

配当金の推移

下記はライオンの配当金推移です。配当権利日は、6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

ライオンの年間配当金推移

2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:23円
2021年12月期:24円
2022年12月期:25円(予)

配当金は毎年増配しています。

配当性向は2021年12月期が29.4%、2022年12月期の予想が約36%です。

配当に関する方針の確認

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」としています。

参考:配当金について|ライオン株式会社

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。優待権利月は12月、100株以上保有が対象です。下記は2021年12月末権利の優待品です。

100株保有で2,500円相当と計算すると優待利回りは約1.8%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

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ライオンの事業・決算内容と今後について

ライオンの事業・決算内容の確認と今後を考えてみます。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手生活用品メーカーである。

2018年12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

一般用消費財が主要セグメントで「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」、「ファブリックケア事業」、「リビングケア事業」、「薬品事業」を展開しています。

ここ数年は海外売上が大きく伸びています。

決算内容を時系列に確認

2022年2月14日に決算発表。

2021年12月期の連結最終利益は237億円と発表、2022年12月期の同利益は200億円見通し、年間配当は25円予定としています。

2022年12月期1Q決算

2022年5月10日に決算発表。

2022年12月期1Q(1-3月)の連結最終利益は78.9億円と発表、前年同期比32.5%増となりました。

2022年12月期2Q決算

2022年8月8日に決算発表。

2022年12月期2Q累計(1-6月)の連結最終利益は110億円と発表、前年同期比2.2%増となりました。

2022年12月期3Q決算

2022年11月4日に決算発表。

2022年12月期3Q累計(1-9月)の連結最終利益は171億円と発表、前年同期比10.1%減となりました。

今後について

2020年12月期は「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」で大きく増益に。

2021年12月期は衛生商品の需要が反動減、鎮痛剤がワクチン接種の影響で需要が増えました

伸びしろと不透明感

今後は「高付加価値化路線」、「海外事業の成長強化」を更に強めていくと考えられます。

バファリンなど、国内では主力製品のブランド力が強いですが、海外では不透明感があります。また、原材料価格高騰・成長投資もあり、2022年12月期は減益予想としています。

参照:ライオンの目指す姿|ライオン

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