ライオンの株価分析!連続増配当の株主優待銘柄!株価は長期でレンジ・短期で下落【4912】

大手化学メーカーのライオン(4912)。連続増配当で株主優待も実施しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 株価指標は同業にありがちな水準
  • 連続増配中だが止まる可能性もある
  • 株価は長期でレンジ推移だが短期で下落
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ライオンの株価指標と事業内容

はじめにライオンの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,992円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:1.2%
予想PER:27.6倍
PBR:2.44倍

2021年5月25日終値時点のデータ

株価指標は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表銘柄の花王(4452)、小林製薬(4967)も割高です。年間配当利回りは低めです。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

一般用消費財が主要セグメントで、「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」、「ファブリックケア事業」、「リビングケア事業」、「薬品事業」を展開しています。ここ数年は海外売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン株式会社

ライオンの業績推移と株価チャート

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

2018年12月期までは順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益に。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生した譲渡益の影響もあり過去最高益を更新。2021年12月期はその反動で減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はライオン5年分の週足株価チャート推移です。

ここ4年近くはレンジで推移、短期で見ると下落気味です。

2020年7月に業績上振れ期待からレンジを抜けて上昇。しかし、想定より伸びず業績見通しを据え置いたことで材料出し尽くし感などから下落、元のレンジに戻りました。ここから上昇した場合のメドは2,500円、下落した場合のメドは1,800円と見ることが出来ます

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ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次にライオンの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上が対象で権利日は12月末です。下記は2020年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ システマハグキプラス
  2. ハブラシ MIGACOT
  3. ボディソープ hadakara(ハダカラ)ボディソープ
  4. 洗濯用洗剤 トップスーパーNANOX
  5. 柔軟剤 ソフランアロマリッチ
  6. 台所用洗剤 CHARMY Magica 速乾+

100株保有で2,500円相当なので優待利回りは約1.3%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:23円
2021年12月期:24円(予)

配当は毎年増配しています。

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」です。

2019年12月期の配当性向は29.7%、2020年12月期の配当性向は22.3%。2021年12月期の予想配当性向は約33%です。やや配当性向が上昇する見通しです。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

ライオンの決算内容と今後の株価について

最後にライオンの決算内容の確認と今後の株価を考えてみます。

決算内容を確認

2021年5月10日の決算にて2021年12月期1Q(1-3月)の連結経常利益は88.4億円と発表、前年同期比53.6%減となりました。前年同期比では大きく減少していますが前年同期は本社譲渡益計上に加え、需要が大きく増えていたのが大きな要因です。

今後の株価について

2020年12月期の増益要因は「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」です。衛生商品の需要はやや落ち着いていますが、まだまだ好調です。

長期的に見た場合、企業は「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この3点をポイントに挙げ、将来的には海外売上構成比50%を目指しています。国内での主力製品のブランド力は強いですが、海外では不透明感があります。

参照:ライオンの目指す姿|ライオン

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