ライオンの株価分析!連続増配当の株主優待銘柄・株価は下落推移【4912】

大手化学メーカーのライオン(4912)。連続増配当で株主優待も実施していますが、短期株価が下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ライオンの株価POINT
  • 指標は同業にありがちな水準
  • 連続増配中だが止まる可能性もある
  • 株価は長期レンジ推移だが短期は下落
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ライオンの株価指標と事業内容

はじめに、ライオンの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,858円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:1.29%
予想PER:25.1倍
PBR:2.24倍
時価総額:5,558億円

2021年8月20日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒ライオン(株)【4912】:Yahoo!ファイナンス

指標は市場平均と比較すると割高ですが、比較される代表銘柄の花王(4452)、小林製薬(4967)と比較すると目立った割高感はないです。年間配当利回りは低めです。

ライオン(4912)について

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

一般用消費財が主要セグメントで「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」、「ファブリックケア事業」、「リビングケア事業」、「薬品事業」を展開しています。ここ数年は海外売上が大きく伸びています。

ライオンの業績推移と株価チャート

次に、ライオンの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と最終利益の推移

2018年12月期までは順調に右肩上がりでしたが2019年12月期は減益に。2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生した譲渡益の影響もあり過去最高益を更新。2021年12月期はその反動で減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はライオン5年分の週足株価チャートです。

4年近くレンジで推移していましたが、2021年以降で見ると下落しています。2020年7月には業績上振れ期待からややレンジを抜けて上昇しました。しかし、想定より伸びず業績見通しを据え置いたことで材料出し尽くし感などから下落。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,200円、下落した場合のメドは1,800円を抜けると1,500円くらいまで下落する可能性も見ることが出来そうです。

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ライオンの株主優待制度と配当金の推移

次に、ライオンの株主優待制度と配当金の推移を見ていきます。

株主優待制度について

ライオンの株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」です。100株以上が対象で権利日は12月末です。下記は2020年12月の優待商品です。

  1. ハミガキ システマハグキプラス
  2. ハブラシ MIGACOT
  3. ボディソープ hadakara(ハダカラ)ボディソープ
  4. 洗濯用洗剤 トップスーパーNANOX
  5. 柔軟剤 ソフランアロマリッチ
  6. 台所用洗剤 CHARMY Magica 速乾+

100株保有で2,500円相当と計算すると優待利回りは約1.3%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

配当金の推移

下記はライオンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

ライオンの年間配当金推移

2016年12月期:13円
2017年12月期:17円
2018年12月期:20円
2019年12月期:21円
2020年12月期:23円
2021年12月期:24円(予)

配当は毎年増配しています。配当性向は2019年12月期が29.7%、2020年12月期が22.3%。2021年12月期の予想が約33%です。

配当に関する方針の確認

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」です。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

ライオンの決算内容と今後について

最後に、ライオンの決算内容の確認と今後を考えてみます。

決算内容を確認

2021年8月4日の決算にて、2021年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は159億円と発表。前年同期比41.1%減となりました。

今後の株価について

2020年12月期の増益要因は「ハンドソープなどの衛生商品の売上増加」と「固定資産の売却益」です。衛生商品の需要はやや落ち着いていますが、まだまだ好調です。

長期の目標

今後は「高付加価値化路線の継続」、「消費増税に対する対策」、「海外事業の成長の強化」この3点をポイントに挙げ、将来的には海外売上構成比50%を目指しています。国内での主力製品のブランド力は強いですが、海外では不透明感があります。

参照:ライオンの目指す姿|ライオン

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