ケーズホールディングス(ケーズデンキ)の株価分析!業績反動減で短期の株価下落【8282】

家電量販店の「ケーズデンキ」を展開するケーズホールディングス(8282)。業績好調で株価が上昇していましたが、短期では下落しています。果たして、今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度も確認していきます。

ケーズホールディングスの株価POINT
  • 指標は割安、配当・優待の利回りは高め
  • 株価は長期でレンジ、短期では下落推移
  • 株主優待拡充もお得感の判断は難しい
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ケーズホールディングスの株価指標と事業内容

はじめに、ケーズホールディングスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,183円
予想年間配当:40円
年間配当利回り:3.38%
予想PER:7.6倍
PBR:0.87倍
時価総額:2,662億円

2021年8月6日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)ケーズホールディングス【8282】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は割安です。年間配当利回りは高いです。

ケーズホールディングス(8282)とは

株式会社ケーズホールディングス(K’s Holdings Corporation)は、家電量販店チェーンを展開する企業。子会社9社及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成される(2020年4月現在)

家電量販店の売上高では国内5位(2015年3月現在)。主に「ケーズデンキ」(アルファベット表記はK’s)の屋号で、家電量販店チェーンを展開している。

ケーズホールディングス – Wikipediaより抜粋

ケーズホールディングスは関東地方を地盤に全国展開する家電量販店大手です。店舗数は毎年増えていますが、ここ数年の店舗数増加ペースはやや落ちています。

ケーズホールディングスの業績推移と株価チャート

次に、ケーズホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

家電量販店業界は競争が激しく、売上や利益が伸び悩んでいる企業もある中で比較的好調を維持しています。2021年3月期は需要増の影響もあり、大きく過去最高益を更新。2022年3月期はその反動もあり、減収・減益見通しです。

参考:業績ハイライト|株式会社ケーズホールディングス

株価チャートの推移

下記はケーズホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

長期で見ると広めのレンジ推移です。2019年8月決算にて、前年同期比で増益、自社株買い、株主優待拡充の発表を行い株価が上昇。しかし、2020年に入ると大きく下落し上昇前の株価となりました。短期の株価は想定以上の反動減の影響から下落しています。

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ケーズホールディングスの配当推移と株主優待制度

次に、ケーズホールディングスの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はケーズホールディングスの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。株式分割を考慮した配当金額です。

ケーズホールディングスの年間配当金推移

2017年3月期:27.5円
2018年3月期:31.5円
2019年3月期:30.0円
2020年3月期:30.0円
2021年3月期:40.0円
2022年3月期:40.0円(予)

2021年3月期は業績好調で増配、2022年3月期は据え置き予定です。配当性向は2020年3月期が31.2%、2021年3月期が21.9%、2022年3月期の予想が約26%です。

参考:株式について|株式会社ケーズホールディングス

株主優待制度の内容

ケーズホールディングスの株主優待は「お買物優待券」です。2019年9月30日から株主優待の実施回数を現行の年1回から、9月末と3月末の年2回に変更しています。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円(1,000円券×1枚)
500株以上3,000円(1,000円券×3枚)
1,000株以上5,000円(1,000円券×5枚)
3,000株以上10,000円(1,000円券×10枚)
6,000株以上20,000円(1,000円券×20枚)
10,000株以上30,000円(1,000円券×30枚)

優待変更で年間優待金額が2倍になっています。 有効期限が半年に変わったので、以前からの株主は気を付ける点です。また、1年以上の長期保有で優待券が追加されます(100株以上で+1枚、1000株以上で+2枚)。

参考:株主優待|ケーズホールディングス

優待利回りについて

100株保有の場合、年間2,000円相当なので優待利回りは約1.7%です。利用制限は1回で32枚までなので実質条件なしです。しかし、家電量販店の優待は利回りの高い優待も多いため、ものすごくお得とは言いにくいです。

ケーズホールディングスの決算内容と今後について

最後に、ケーズホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年8月2日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は125億円と発表。前年同期比26.1%減、通期計画の490億円に対する進捗率は25.6%となりました。

今後について

2021年3月期はテレワークや巣ごもり需要もあり好調でした。しかし、2022年3月期は月次売上情報をみると多くの品種で前年同期比マイナスの反動減となっています。

家電量販店の競争

家電量販店業界の競争は以前より激しく、過去には業界首位に立ったことのあるコジマとベスト電器は2012年にそれぞれビックカメラとヤマダ電機の子会社になっています。ネット通販も非常に強い競合です。

活発な業界再編

ケーズホールディングスは2019年6月にパソコン教室を展開するテクニカルアーツを小会社化、ヤマダ電機は大塚家具を子会社化し家電の枠を超えて進化を模索しています。今後も各社さまざまな動きが出てくる可能性は高く、他業種を巻き込んだ再編が進んでいます

参考:月次情報|株式会社ケーズホールディングス

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