ケーズホールディングスの株価分析!株価は下落と上昇・株主優待を拡充【8282】

家電量販店のケーズデンキを展開するケーズホールディングス(8282)。2019年8月20日大引け後に株主優待制度を拡充すると発表し株価は上昇。果たして、今後のケーズホールディングスの株価と配当はどうなるのか。株主優待制度の確認に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ケーズホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、配当・優待の利回りは高め
  • 売上・利益ともに比較的好調に推移
  • 株主優待を拡充したがお得感の判断は難しい
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ケーズホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにケーズホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,268円
予想年間配当:30円
年間配当利回り:2.37%
予想PER:9.4倍
PBR:0.99倍

2020年12月4日終値時点のデータ

株価指標は割安です。年間配当利回りは平均より高めです。

ケーズホールディングス(8282)とは

株式会社ケーズホールディングス(K’s Holdings Corporation)は、家電量販店チェーンを展開する企業。子会社8社及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成される(2016年4月現在)。

家電量販店の売上高では国内5位(2015年3月現在)。主に「ケーズデンキ」(アルファベット表記はK’s)の屋号で、家電量販店チェーンを展開している。

ケーズホールディングス – Wikipediaより抜粋

下記がケーズホールディングスの子会社です。2019年6月にテクニカルアーツを子会社化しています。

  • 株式会社デンコードー
  • 株式会社ギガス
  • 株式会社関西ケーズデンキ
  • 株式会社ビッグ・エス
  • 株式会社北越ケーズ
  • 株式会社九州ケーズデンキ
  • 株式会社ケーズソリューションシステムズ
  • 株式会社ケーズキャリアスタッフ
  • 株式会社テクニカルアーツ

関東地方を地盤に全国展開する家電量販店大手で店舗数は毎年増えていますが、ここ数年の伸び率はやや落ちています。

参考:店舗展開状況|株式会社ケーズホールディングス

ケーズホールディングスの株主優待制度について

次にケーズホールディングスの株主優待制度について確認していきます。

株主優待制度の内容

ケーズホールディングスの株主優待は「お買物優待券」です。2019年9月30日から株主優待の実施回数を現行の年1回から9月末と3月末の年2回に変更しました。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円(1,000円券×1枚)
500株以上3,000円(1,000円券×3枚)
1,000株以上5,000円(1,000円券×5枚)
3,000株以上10,000円(1,000円券×10枚)
6,000株以上20,000円(1,000円券×20枚)
10,000株以上30,000円(1,000円券×30枚)

単純に年間でいただける優待券の枚数が2倍となりました。 有効期限が半年に変わったので以前からの株主は気を付ける点です。

参考:株主優待|ケーズホールディングス

優待利回りについて

100株保有の場合、年間2,000円相当なので優待利回りは約1.5%です。家電量販店の優待はお得な優待が多いため高いとは言いにくいです。

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ケーズホールディングスの業績推移と株価チャート・配当推移

次にケーズホールディングスの業績推移と株価チャート・配当推移を見てみます

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに比較的好調に推移しています。家電量販店業界は競争が激しく、売上や利益が伸び悩んでいる企業もある中で好調を維持し、2021年3月期は過去最高益の見通しです。

参考:業績ハイライト|株式会社ケーズホールディングス

株価チャートの推移

下記はケーズホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると広めのレンジで推移しています。

2019年8月、決算にて前年同期比で増益となったことや自社株買い、株主優待拡充の発表を行い株価が上昇。しかし、2020年に入ると大きく下落し上昇前の株価となりました。その後も大きく上昇、下落を繰り返しています。

配当金の推移

下記はケーズホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。株式分割を考慮した配当金額です。

ケーズホールディングスの年間配当金推移

2016年3月期:20.0円
2017年3月期:27.5円
2018年3月期:31.5円
2019年3月期:30.0円
2020年3月期:30.0円
2021年3月期:30.0円(予)

ここ数年の配当金は年間30円で推移しています。

2019年3月期の配当性向は29%、2020年3月期の配当性向は31.1%、2021年3月期の予想配当性向は約22%と問題ない水準です。今後、数円程度の増配に期待ができます。

参考:株式について|株式会社ケーズホールディングス

ケーズホールディングスの決算内容と今後について

最後にケーズホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年11月4日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は340億円と発表、あわせて通期の同利益を400億円から447億円に上方修正しています。月次売上情報でも全ての品種で前年同期比プラスと好調です。

参考:月次情報|株式会社ケーズホールディングス

今後について

家電量販店業界の競争は激しく、過去には業界首位に立ったことのあるコジマとベスト電器は2012年にそれぞれビックカメラとヤマダ電機の子会社になっています。

近年も業界再編は活発でケーズホールディングスは2019年6月にパソコン教室を展開するテクニカルアーツを小会社化、ヤマダ電機は大塚家具を子会社化しています。今後も各社さまざまな動きが出てくる可能性が高いです。

ケーズホールディングスの株価指標に割安感があり業績推移も好調です。次の一手をしっかり考えている印象もあります。短期的には好調さが出ていますが、長期的な不透明感は家電量販店全体にあります

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