ケーズホールディングスの株価分析!業績好調で増配も株価はやや落ち着き【8282】

家電量販店のケーズデンキを展開するケーズホールディングス(8282)。業績好調で株価が上昇していましたが、短期ではやや落ち着いています。果たして、今後のケーズホールディングスの株価と配当はどうなるのか。株主優待制度の確認に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ケーズホールディングスの株価POINT
  • 株価指標は割安、配当・優待の利回りは高め
  • 過去最高売上・利益更新もやや落ち着き予想
  • 株主優待拡充もお得感の判断は難しい
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ケーズホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにケーズホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,462円
予想年間配当:40円
年間配当利回り:2.74%
予想PER:9.4倍
PBR:1.09倍

2021年5月7日終値時点のデータ

株価指標は割安です。年間配当利回りは高めです。

ケーズホールディングス(8282)とは

株式会社ケーズホールディングス(K’s Holdings Corporation)は、家電量販店チェーンを展開する企業。子会社9社及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成される(2020年4月現在)

家電量販店の売上高では国内5位(2015年3月現在)。主に「ケーズデンキ」(アルファベット表記はK’s)の屋号で、家電量販店チェーンを展開している。

ケーズホールディングス – Wikipediaより抜粋

ケーズホールディングスは関東地方を地盤に全国展開する家電量販店大手で店舗数は毎年増えていますが、ここ数年の伸び率はやや落ちています。

参考:店舗展開状況|株式会社ケーズホールディングス

ケーズホールディングスの業績推移と株価チャート

次にケーズホールディングスの業績推移と株価チャートを見てみます

売上高と経常利益の推移

家電量販店業界は競争が激しく、売上や利益が伸び悩んでいる企業もある中で比較的好調を維持し、2021年3月期は需要増の影響もあり大きく過去最高益を更新しています。2022年3月期はその反動もあり、減収・減益見通しです。

参考:業績ハイライト|株式会社ケーズホールディングス

株価チャートの推移

下記はケーズホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

長期で見ると広めのレンジ推移です。

2019年8月、決算にて前年同期比で増益となったことや自社株買い、株主優待拡充の発表を行い株価が上昇。しかし、2020年に入ると大きく下落し上昇前の株価となりました。その後は需要増による業績好調期待から下落前の水準まで直ぐに上昇。短期で見るとやや揉み合っています。

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ケーズホールディングスの配当推移と株主優待制度

次にケーズホールディングスの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はケーズホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。株式分割を考慮した配当金額です。

ケーズホールディングスの年間配当金推移

2017年3月期:27.5円
2018年3月期:31.5円
2019年3月期:30.0円
2020年3月期:30.0円
2021年3月期:40.0円
2022年3月期:40.0円(予)

2021年3月期は業績好調により増配、2022年3月期は据え置き予定です。

配当性向は2020年3月期が31.2%、2021年3月期が21.9%、2022年3月期の予想は約26%と問題ない水準です。今後も配当維持・増配に期待ができます。

参考:株式について|株式会社ケーズホールディングス

株主優待制度の内容

ケーズホールディングスの株主優待は「お買物優待券」です。2019年9月30日から株主優待の実施回数を現行の年1回から、9月末と3月末の年2回に変更しています。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円(1,000円券×1枚)
500株以上3,000円(1,000円券×3枚)
1,000株以上5,000円(1,000円券×5枚)
3,000株以上10,000円(1,000円券×10枚)
6,000株以上20,000円(1,000円券×20枚)
10,000株以上30,000円(1,000円券×30枚)

年間の優待金額が2倍になっています。 有効期限が半年に変わったので、以前からの株主は気を付ける点です。また、1年以上の長期保有で優待券がさらに追加(100株以上で+1枚、1000株以上で+2枚)されます。

参考:株主優待|ケーズホールディングス

優待利回りについて

100株保有の場合、年間2,000円相当なので優待利回りは約1.4%です。利用制限は1回で32枚までなので実質条件なし、利回りは悪くはないです。しかし、家電量販店の優待はお得な優待も多いため、ものすごくお得とは言いにくいです。

ケーズホールディングスの決算内容と今後について

最後にケーズホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年5月6日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は567億円と発表。2022年3月期の同利益は490億円見通し、年間配当は据え置きの40円予定としています。

今後について

短期的にはテレワークや巣ごもり需要もあり、月次売上情報をみると多くの品種で前年同期比プラスで好調に推移しています。しかし、家電量販店業界の競争は激しく、過去には業界首位に立ったことのあるコジマとベスト電器は2012年にそれぞれビックカメラとヤマダ電機の子会社になっています。

近年も業界再編は活発でケーズホールディングスは2019年6月にパソコン教室を展開するテクニカルアーツを小会社化、ヤマダ電機は大塚家具を子会社化し家電の枠を超えて進化を模索しています。今後も各社さまざまな動きが出てくる可能性は高いです。

また、家電量販店全体が需要増により好調さが出ていますが、今後ある程度落ち着いた時にどうなるか、業界全体としての不透明感もあります。

参考:月次情報|株式会社ケーズホールディングス

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