「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」などのお菓子で有名な亀田製菓(2220)。株主優待制度は自社商品のお菓子などを実施しています。株主優待に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を確認してみました。
株価情報と株主優待
亀田製菓の株価情報と配当状況・株主優待を確認していきます。
株価指標(2024年11月1日終値時点)
株価:4,320円
予想PER:22.77倍
PBR:1.28倍
予想EPS:189.72円
時価総額:964億円
最新の株価参考:亀田製菓(株)【2220】:Yahoo!ファイナンス
株主優待制度について
株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」を実施しています。優待権利月は9月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株~999株 | 自社製品詰め合わせ 1,000円相当 |
1,000株以上 | 自社製品詰め合わせ 3,000円相当 |
優待利回り
100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.2%です。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:57円
予想年間配当利回り:1.32%
配当金の推移
下記は配当金の推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
配当は緩やかに連続増配当で推移しています。2025年3月期も増配予定としています。
配当性向は2024年3月期が52.3%、2025年3月期の予想が約30%です。
配当方針の確認
配当方針は「利益成長に伴う安定的かつ継続的な増配を基本とし、配当性向30%を目安」としています。
業績推移と株価推移
亀田製菓の業績推移と株価推移を確認していきます。
売上高と利益の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2022年3月期は「収益認識に関する会計基準」等を適用するため売上が目減り、原材料価格の高騰などの影響で減益となりました。
2023年3月期はさらに減益と厳しくなりましたが、2024年3月期は大きく回復。
2025年3月期は増益見通しとしています。
株価の推移
下記は5年分の週足株価チャートです。
2020年3月に大きく下落も、すぐに戻り2021年は下落推移。
2022年5月以降は底値から抜けてやや上昇していましたが、2024年以降も下落場面があり厳しめの動きです。
事業内容と財務状況
亀田製菓の事業内容と財務状況を確認していきます。
亀田製菓(2220)とは
亀田製菓株式会社(かめだせいか 英: KAMEDA SEIKA CO.,LTD.)は、主にせんべい、あられなどの米菓、菓子を製造する日本の企業。日本最大の米菓メーカーである。
販売中の商品数は、200種類以上であるが、主力の8商品で売り上げの約50%を占める。
主力8商品は亀田の柿の種、ハッピーターン、海苔ピーパック、まがりせんべい、手塩屋、うす焼き、おばあちゃんのぽたぽた焼、つまみ種
亀田製菓 – Wikipediaより抜粋
日本国内最大の米菓メーカーで、アメリカをはじめタイ・ベトナム・中国など海外へも展開しています。
今後は海外展開の加速に加え、菓子以外の米飯や乳製品、健康食品などの多角化にも重点を置いています。
3か月決算の実績
下記は各決算期の連結経常利益の推移と前期との比較です。
2025年3月期の連結経常利益は70億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フロー推移です。
安定した営業CFの推移です。
配当・優待について
配当は緩やかですが増配推移、利回りは高くはないです。
株主優待制度は米菓などの自社商品を実施していますが、利回りは低めです。