伊藤園の株価と配当は今後どうなるか。業績推移・株価チャートを分析!優待利回りも確認【2593】

伊藤園(2593)の株価は長期で上昇トレンドで推移しています。果たして今後の伊藤園の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみます。また、株主優待の利回りについても確認していきます。

伊藤園の株価POINT
  • 株価はかなり割高、配当利回りも低め
  • 配当はしばらく据え置きが本線、優待利回りも低め
  • 大きく成長していないが業績は比較的好調
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伊藤園の事業内容と株価指標

はじめに伊藤園の事業内容と株価指標を確認していきます。

伊藤園(2593)とは

株式会社伊藤園(いとうえん、ITO EN, LTD.)は、茶製品および清涼飲料水メーカーである。主力製品は、茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料。清涼飲料業界第5位(2017年現在)ながら、茶葉製品および茶系飲料市場において最大手に位置している。

伊藤園の事業戦略の特徴は、飲料製造の最終工程では自社工場を持たないファブレス方式を採用している。自社工場の代わりに全国に約40か所ある協力企業の工場に生産を委託することにより設備投資を抑えている。また、生産拠点と物流拠点を5つのブロックに分散化させるにより大規模災害によるリスクを最小限に抑える効果を期待している。 一方、茶原料の調達では「茶産地育成事業」を一部取り入れ、高齢化や後継者不足により減少する茶生産農家の対策を行うとともに、茶製品の6次産業化を行っている。

日本ブーム・ダイエット嗜好の強いアメリカに2001年に進出する等(日経産業新聞より)、北米・東アジア・東南アジアを中心に海外でも事業展開している。

wikipediaより抜粋

お茶系の飲料ブランドとしては業界最大手で傘下にタリーズコーヒーがあります。海外へも事業を展開していますが、現時点では売上・利益の中心は国内です。

参考:事業戦略|伊藤園

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,565円

予定年間配当:40円

年間配当利回り:約0.88%

予想PER:39.8倍、PBR:3.7倍

※株価は2020年3月11日終値

指標は他飲料メーカーと比較してもかなり割高です。配当利回りも低めです。

伊藤園の業績推移と株価チャート

次に伊藤園の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに比較的順調に推移していますが、2020年4月期は若干の減収・減益の見通しです。

参考:財務ハイライト|伊藤園

株価チャートを確認

下記は伊藤園の5年分の週足株価チャートです。

長期で上昇して推移しています。

2019年4月には最高値を更新しています。現在はやや下落していますが、見方によっては押し目買いのチャンスと見ることも出来そうです。もちろん、ここから更に下落する可能性もあります。

伊藤園の配当推移と株主優待制度

次に伊藤園の配当推移と株主優待制度について見ていきます。

配当の推移

下記は伊藤園の配当推移です。年2回、中間配当(10月)と期末配当(4月)を実施しています。

伊藤園の年間配当金推移

2015年4月期:40円
2016年4月期:40円
2017年4月期:40円
2018年4月期:40円
2019年4月期:40円
2020年4月期:40円(予)

配当は年間40円で据え置きで推移しています。

配当性向は2018年4月期が40.1%、2019年4月期が34.5%、2020年4月期が約35%の見通しです。しばらくは40円で据え置く可能性が高いと考えられます。

株主優待制度について

伊藤園の株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です、権利日は4月末です。

保有株式数優待内容
100 株以上
1,000 株未満
自社製品詰合せ
(1,500円相当)
1,000 株以上自社製品詰合せ
(3,000円相当)

100株保有で年間1,500円分なので優待利回りは約0.3%です。

配当と合わせても年間利回りは2%に届かないのでお得感はないですね。4月に優待を実施する企業が少ないのでそこは若干有利な点です。

参考:株主還元・配当|伊藤園

伊藤園の直近決算と今後

最後に伊藤園の直近決算内容の確認と今後について考えていきます。

最近の決算について

2020年3月2日の決算にて2020年4月期第3四半期累計の連結経常利益は176億円と発表、通期計画の228億円に対する進捗率は77.6%となりました。

前年同期比で6.7%増と好調です。2020年4月期は減益の見通しとしていますが増益となる可能性もあります。

今後について

伊藤園は「お~いお茶」ブランドの売上割合が高いです。

飲料市場の歴史は「炭酸飲料」の成長、「コーヒー飲料」の成長、そして「茶系飲料」の成長ときています。しかし、ここ数年は茶系飲料市場の成長が鈍くなってきています。この先、他の飲料が大きく成長した場合に市場変化についていけないと売り上げが大きく減少する可能性はあります。もちろん、どの飲料メーカーにも言えることです。

伊藤園の株価ですが割高感はありますが業績は比較的好調に推移しています。今後、国内では飲料市場全体が低迷するとみられ、海外展開をしっかり考えている点もプラス材料です。

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