伊藤園の株価分析!業績伸び悩みも期待値から長期の株価が上昇推移【2593】

緑茶飲料大手の伊藤園(2593)。株価は長期で上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待も確認していきます。

伊藤園の株価POINT
  • 株価はかなり割高、配当・優待利回りは低め
  • 業績はやや落ちているが株価は長期で上昇推移
  • 2022年4月期は回復見通しだが、まだやや弱め
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伊藤園の株価指標と事業内容

はじめに、伊藤園の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:7,000円
予定年間配当:40円
年間配当利回り:0.57%
予想PER:68.1倍
PBR:5.6倍
時価総額:6,245億円

2021年9月2日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)伊藤園【2593】:Yahoo!ファイナンス

指標は他の飲料メーカーと比較してもかなり割高です。年間配当利回りは低いです。

伊藤園(2593)とは

株式会社伊藤園(いとうえん、ITO EN, LTD.)は、茶製品および清涼飲料水メーカーである。主力製品は、茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料。清涼飲料業界第5位(2017年現在)ながら、茶葉製品および茶系飲料市場において最大手に位置している。

伊藤園の事業戦略の特徴は、飲料製造の最終工程では自社工場を持たないファブレス方式を採用している。自社工場の代わりに全国に約40か所ある協力企業の工場に生産を委託することにより設備投資を抑えている。

日本ブーム・ダイエット嗜好の強いアメリカに2001年に進出する等(日経産業新聞より)、北米・東アジア・東南アジアを中心に海外でも事業展開している。

伊藤園 – Wikipediaより抜粋

お茶系の飲料ブランドとして業界最大手です。傘下にはタリーズコーヒー、チチヤスがあり、海外へも事業展開しています。売上・利益の中心は国内です。

伊藤園の業績推移と株価チャート

次に、伊藤園の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年4月期、2021年4月期と連続で減収・減益です。2022年4月期は回復見通しです。

参考:財務ハイライト|伊藤園

株価チャートの推移

下記は伊藤園5年分の週足株価チャートです。

株価は長期で上昇しています。指標の割高さや業績推移を考えると株価の勢いは強いです。今後の期待値が高いと考えられます。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは8,500円、下落した場合のメドは6,000円辺りと見ることが出来そうです。

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伊藤園の配当推移と株主優待制度

次に、伊藤園の配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記は伊藤園の配当金推移です。年2回、中間配当(10月)と期末配当(4月)を実施しています。

伊藤園の年間配当金推移

2017年4月期:40円
2018年4月期:40円
2019年4月期:40円
2020年4月期:40円
2021年4月期:40円
2022年4月期:40円(予)

配当は年間40円の据え置き推移です。配当性向は2020年4月期が65%、2021年4月期が72.6%、2022年4月期の予想は約39%です。

株主優待制度について

伊藤園の株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です、権利日は4月末です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満自社製品詰合せ (1,500円相当)
1,000株以上自社製品詰合せ (3,000円相当)

100株保有で年間1,500円相当なので優待利回りは約0.2%です。配当と合わせても年間利回りは低いです。4月に優待を実施する企業が少ないのでそこは若干有利な点です。

参考:株主還元・配当|伊藤園

伊藤園の決算内容と今後について

最後に、伊藤園の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年9月1日の決算にて、2022年4月期1Q(5-7月)の連結経常利益は64.6億円と発表。前年同期比62.2%増、通期計画の198億円に対する進捗率は32.6%となりました。

今後について

指標は割高感が強いですが、株価は長期で上昇。2018年頃から「割高で業績がやや鈍くなった」として、いくつかの投資会社が弱気と判断しましたが、関係なく長期の株価は上昇しています。

飲料市場の動き

飲料市場は「炭酸飲料」の時代、「コーヒー飲料」の時代、そして「茶系飲料」(茶系・無糖)の時代ときています。しかし、ここ数年は茶系飲料がやや鈍くなってきています。伊藤園は「お~いお茶」ブランドの売上割合が高いため、その影響を受けています。

市場変化リスク

この先、他飲料の時代がきた際に、市場変化についていけないと売り上げが大きく減少する可能性はあります。もちろん、どの飲料メーカーにも言えることです。逆に他飲料の時代に合わせた商品を展開することが出来れば大きく成長する可能性もあります。

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