出光興産の株価分析!長期株価は下落も短期ではやや上昇!配当は減配予定【5019】

石油精製元売り大手の出光興産(5019)。長期の株価は下落していますが、短期は上昇しています。業績悪化で減配当予定ですが、果たして今後の株価と配当はどうなるか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

出光興産の株価POINT
  • 配当利回りは高いが減配予定で今後も見えにくい
  • 株価・業績は原油価格の影響で大きく上下
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出光興産の事業内容と株価指標

はじめに出光興産の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,814円
予定年間配当:120円
年間配当利回り:4.26%
予想PER:55.8倍
PBR:0.76倍

2021年3月5日終値時点のデータ

PBRは割安ですが、石油系銘柄は全般的に割安水準です。減配予定ですが、高い配当利回りです。

出光興産(5019)とは

出光興産株式会社(いでみつこうさん、英称:Idemitsu Kosan Co.,Ltd.)は、石油類の精製・販売などを行っている日本の企業である。

2019年(平成31年)4月1日、経営統合により昭和シェル石油を完全子会社化した。商号「出光興産」、トレードネーム「出光昭和シェル」である。将来的には両社の合併を目指す。

出光興産 – Wikipediaより抜粋

主な事業セグメントは「石油製品」です。原油・石油製品の輸入、精製、輸送、貯蔵・販売となります。

参考:セグメント情報|出光興産(出光昭和シェル)

出光興産の業績推移と株価チャート

次に出光興産の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期は当初増益の見通しでしたが、下方修正を行い赤字で着地。経済冷え込みと原油価格下落の影響で厳しくなりました。2021年3月期は黒字に復活予定ですが、まだ弱めです。

参考:業績ハイライト|出光興産(出光昭和シェル)

株価チャートの推移

下記は出光興産5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年10月、原油の先物価格が下落した頃から株価は下落。2021年からは原油価格上昇の影響もあり株価は上昇しています。今後の原油価格は見えにくいですが、ここからの上値メドは3,200円、下落した場合の下値メドは2,500円辺りと見えます。

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出光興産の配当推移と決算内容

次に出光興産の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は出光興産の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

出光興産の年間配当金推移

2016年3月期:50円
2017年3月期:50円
2018年3月期:80円
2019年3月期:100円
2020年3月期:160円
2021年3月期:120円(予)

2021年3月期は減配予定です。

中期経営計画(2020年3月期~2022年3月度)にて「株主還元を総還元性向50%以上、1株当たり配当金160円を下限」としたことで、2020年3月期は年間160円に大きく増配しました。しかし、2021年3月期の配当は減配。今後の配当も厳しくなる可能性が考えられます。

参考:株主還元|出光興産公式サイト

決算内容について

2021年2月9日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は145億円と発表。あわせて通期の同損益を20億円の赤字から570億円の黒字に上方修正しています。

出光興産の今後について

最後に出光興産の今後について考えてみます。

今後について

原油価格の動きが業績・株価に与える影響が大きく、原油輸入先が基本的に政治情勢に不安を抱えている点で大きなリスクです。また、これからは競合他社よりも効率的な事業運営が求められます。

2021年3月期は上方修正で連続赤字を回避する可能性が高いものの、まだ厳しい見通しです。中期経営計画にて株主還元として総還元性向50%、年間配当160円を下限と設定しましたが、早くも厳しい状況となり、今後の不透明感は強めです。

参考:中期経営計画|出光興産株式会社

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