出光興産の株価分析!業績悪化で株価下落・配当金は減配!【5019】

石油精製元売り大手の出光興産(5019)の株価が下落推移しています。業績が厳しく、減配当を発表していますが、果たして今後の株価と配当はどうなるか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

出光興産の株価POINT
  • 業績は大きく下落、短期的な不透明感は強い
  • 配当は減配、それでも高い配当性向で今後更に減配する可能性も
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出光興産の事業内容と株価指標

はじめに出光興産の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,371円
予定年間配当:120円
年間配当利回り:5.06%
予想PER:140倍
PBR:0.69倍

2020年8月14日終値時点のデータ

PBRは割安ですが、石油系銘柄はどの銘柄も割安水準です。業績見通しが厳しくPERはかなり割高です。減配予定ですが、高い配当利回りです。

出光興産(5019)とは

出光興産株式会社(いでみつこうさん、英称:Idemitsu Kosan Co.,Ltd.)は、石油類の精製・販売などを行っている日本の企業である。

2019年(平成31年)4月1日、経営統合により昭和シェル石油を完全子会社化した。商号「出光興産」、トレードネーム「出光昭和シェル」である。将来的には両社の合併を目指す。

出光興産 – Wikipediaより抜粋

主な事業セグメントは「石油製品」で、原油・石油製品の輸入、精製、輸送、貯蔵・販売となります。

参考:セグメント情報|出光興産(出光昭和シェル)

出光興産の業績推移と株価チャート

次に出光興産の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は出光興産の売上高と経常利益の推移です。

2020年3月期は当初増益の見通しでしたが、2度下方修正を行い赤字となりました。売上は増加し赤字の苦しい時を乗り越えたに見えましたが、経済冷え込みと原油価格の下落により再び赤字に転落しました。2021年3月期は黒字に復活予定ですが、不透明感はかなり強いです。

参考:業績ハイライト|出光興産(出光昭和シェル)

株価チャートの推移

下記は出光興産5年分の週足株価チャートの推移です。

原油の先物価格が下落し安値を付けた頃から株価は下落推移しています。

この先の原油価格は見えにくいですが、ここ最近の株価は下落の勢いが弱まり底打ちする気配は出ていますが、過去の株価と比較すると1,500円あたりまで下落しても不思議ではないです。

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出光興産の配当推移と決算内容

次に出光興産の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は出光興産の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

出光興産の年間配当金推移

2016年3月期:50円
2017年3月期:50円
2018年3月期:80円
2019年3月期:100円
2020年3月期:160円
2021年3月期:120円(予)

2021年3月期は減配予定です。

中期経営計画(2020年3月期~2022年3月度)にて「株主還元を総還元性向50%以上、1株当たり配当金160円を下限」としたことで、2020年3月期は年間160円と大きく増配しました。しかし、2021年3月期の配当は減配、予想配当性向はかなり高く更に減配する可能性も考えられます。

参考:株主還元|出光興産公式サイト

決算内容について

2020年8月6日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は994億円の赤字と発表、あわせて年間配当は前期比40円減の120円に減配する予定としています。

出光興産の今後について

最後に出光興産の今後について考えてみます。

今後について

原油価格が下落する場合は利益の悪化要因となり、競合他社よりも効率的な事業運営が求められます。また、原油輸入先は基本的に政治情勢に不安を抱えているのは大きなリスクです。

2021年3月期の業績予想はかなり厳しい見通しとしていますが、想定より悪くならない可能性もあります。もちろん、想定より悪化し連続赤字となる可能性もあります。

中期経営計画にて株主還元として総還元性向50%、年間配当160円を下限と設定しましたが、早くも厳しい状況となり、今後の不透明感は強めです。

参考:中期経営計画|出光興産株式会社

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