古河電気工業の株価分析!業績悪化で株価下落推移、配当金予定は未定に【5801】

電線、光ファイバーで世界有数企業の古河電気工業(5801)が業績悪化により中期的に株価が下落して推移しています。果たしてこの先の株価・配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

古河電気工業のPOINT
  • 株価指標に割安感があるが業績は厳しい推移
  • 配当予想は未定、業績を考えると減配する可能性も
  • 株価はかなり下落した位置で安めではある
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古河電気工業の事業内容と株価指標

はじめに古河電気工業の事業内容と株価指標を確認していきます。

古河電気工業(5801)とは

古河電気工業株式会社(ふるかわでんきこうぎょう、英文社名 Furukawa Electric Co., Ltd.)は、古河グループの光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造を行なう非鉄金属メーカーである。

電線御三家(古河電工・住友電工・フジクラ)の一角。古河機械金属(旧・古河鉱業)、富士電機、富士通とともに古河グループの中核企業である。

古河電気工業 – Wikipediaより抜粋

主な事業として自動車部品・ワイヤハーネス・銅線などの「電装エレクトロニクス」、光ファイバ・電力事業などの「インフラ」などです。海外売上比率はアジアを中心に約47%あります。

参考:古河電気工業ってどんな会社?|古河電気工業株式会社

株価指標と配当利回り

2020年6月16日終値時点の古河電気工業の株価指標と配当利回りです。

株価:2,665円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:0.78倍

2021年3月期の業績見通しと年間配当は未定としています。PBRは割安感があります。

古河電気工業の業績推移と株価チャート

次に古河電気工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は古河電気工業の売上高と経常利益の推移です。

2期連続で減益となっています。2020年3月期の経常利益は2018年3月期の半分以下まで下落し厳しい状況です。2021年3月期の業績見通しは未定としていますが、さらに業績悪化する可能性が高めです。

株価チャートの推移

下記は古河電気工業5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は2017年末までは業績が好調な事もあり上昇していましたが、その後の業績悪化により、大きく下落。現在の株価は底値圏からは脱出し過去の株価と比較すると安めですが、まだ完全に下落トレンドから抜け出したとは言えないです。

古河電気工業の配当推移と決算内容

次に古河電気工業の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は古河電気工業の配当金の推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。株式併合後の株数に換算してあります。

古河電気工業の年間配当金推移

2015年3月期:30円
2016年3月期:40円
2017年3月期:55円
2018年3月期:80円
2019年3月期:85円
2020年3月期:85円
2021年3月期:未定

配当金は増配傾向です。

配当性向は2019年3月期が20.6%、2020年3月期が34%です。配当性向が上昇していることや2021年3月期は未定としていることから減配する可能性も想定されます。

参考:株式情報・配当|古河電気工業株式会社

決算内容について

2020年5月19日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は227億円と発表、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

古河電気工業の今後の株価について

最後に古河電気工業の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみます。

今後の株価について

自動車部品のワイヤハーネスなどの電装品、情報通信向けの光ファイバーなど多くの製品で世界的なシェアがあります。そのため、自動車産業全体の売上や通信会社の設備投資が大きく業績に影響します。また、海外売上比率も高く為替の影響も受けます。

短期的にはやや厳しくなる可能性がありますが、古河電池と共同で次世代2次電池である「バイポーラ型蓄電池」を開発するなど、その技術力や将来的な期待値はあります。

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