フマキラーの株価分析!業績好調も反応は限定的・やや下落推移の株価は今後どうなる【4998】

家庭用殺虫剤メーカーのフマキラー(4998)。今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待も確認していきます。

フマキラーの株価POINT
  • 割安感あり、配当・優待利回りは高くはない
  • 業績回復も配当は完全回復といかず
  • 将来的な伸びしろはいくつかある
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フマキラーの株価情報と事業内容

はじめに、フマキラーの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,414円
予定年間配当:20円
年間配当利回り:1.41%
予想PER:11.8倍
PBR:1.25倍

2021年7月21日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒フマキラー(株)【4998】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は割安感があります。年間配当利回りは平均より低めです。

フマキラー(4998)とは

フマキラー株式会社(英: Fumakilla Limited)は殺虫剤など衛生薬品の製造・販売を行う日本の日用品メーカーである。

ライバル企業のアース製薬が経営統合を視野に入れて、フマキラー株約10%を取得した影響もあり、2010年5月には、永年に亘って友好的なビジネスパートナーであったエステーとの資本業務提携を発表。翌月にエステーを割当先とする第三者割当による新株発行を行ったため、アース製薬を抜いてエステーが新たな筆頭株主となった。

フマキラー – Wikipediaより抜粋

メイン事業は殺虫剤で、海外売上比率が約45%です。業績は天候影響を受けやすく、家庭用防虫剤などを事業として行うエステー株式会社(4951)と業務提携しています。

参考:会社概要|フマキラー株式会社

フマキラーの業績推移と株価チャート

次に、フマキラーの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は東南アジアの天候不順の影響などにより市場が低迷、売上・利益が大きく減少しました。その後は売上・利益ともに回復し、2021年3月期は大きく増収・増益で過去最高売上・利益を更新。2022年3月期は増収・減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はフマキラー5年分の週足株価チャート推移です。

2018年-2019年は天候不順による業績悪化、不適切取引疑いなどの影響から株価が下落。2020年3月からは業績回復・暖冬などの影響により株価は上昇。その後はやや下落推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,700円、下落した場合のメドは1,200円辺りと見ることが出来そうです。

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フマキラーの株主優待と配当推移

次に、フマキラーの株主優待制度と配当金推移を見ていきます。

株主優待制度について

フマキラーの株主優待は「自社製品詰め合わせ」、3月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当の自社製品
500株以上3,000円相当の自社製品

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.7%です。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|フマキラー

配当金の推移

下記はフマキラーの年間配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

2021年3月期は普通配当20円、特別配当4円です。そこを考慮すると配当金はやや減配傾向です。配当性向は2020年3月期が42.8%、2021年3月期が17%、2022年3月期の予想が約17%です。

今後の配当はどうなる?

業績は大きく回復していますが、配当金は完全回復となっていません。配当性向を見る限り、今後は増配する可能性もありそうです。

フマキラーの決算内容と今後について

最後に、フマキラーの決算内容と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年5月12日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は38.5億円と発表。2022年3月期の同利益は32.5億円見通し、年間配当は20円予定としています。

今後について

国内に限らず地球の温暖化は止まりません。基本的に、暖冬や暖かい日が続くと商品需要が増えます。海外でも好調な売上ですが、海外売上は為替影響があるのが注意する点です。

商品需要とリスク

他社が参入し競合する可能性もありますが、ヒアリやシロアリの分野で今後の需要も見込めます。2019年に発覚したの不適切取引は今後しっかりと対策していくと発表していますが、やや不安な点ではあります。

東証2部上場という点は「伸びしろ」と見るか「注目を集めにくい」と見るか判断が分かれるポイントです。

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