フマキラー【4998】株主優待は自社製品・株価は安値圏でレンジ推移

家庭用殺虫剤メーカーのフマキラー(4998)、株主優待制度は自社製品を実施。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

フマキラーのPOINT
  • 配当・優待の合計利回りは約2.8%
  • 株価は安値圏でレンジ推移
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フマキラーの株価情報と配当・優待

フマキラーの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年1月5日終値時点)

株価:1,131円
予想PER:12.43倍
PBR:0.81倍
予想EPS:91.01円
時価総額:187億円

最新の株価参考:フマキラー(株)【4998】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:22円
予想年間配当利回り:1.95%

配当金の推移について

下記はフマキラーの年間配当金推移です。期末(3月)の一括配当を実施しています。

2021年3月期は普通配当20円、特別配当4円です。2024年3月期の配当は据え置き予定としています。

配当性向は2023年3月期が54.2%、2024年3月期の予想が約24%です。

株主優待について

株主優待制度は「自社製品詰め合わせ」を実施、優待権利月は3月です。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当の自社製品
500株以上3,000円相当の自社製品

優待利回り

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.9%です。

参考:株主優待制度の変更に関するお知らせ|フマキラー

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フマキラーの業績推移と株価推移

フマキラーの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はフマキラーの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は需要が増えたことで過去最高売上・利益を更新、2022年3月期は反動減となりました。

2023年3月期は減益、2024年3月期は増益見通しとしています。

参考:IRニュース|フマキラー株式会社

株価のチャート

下記はフマキラー5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年-2019年に天候不順による業績悪化、不適切取引疑いなどの影響で下落。

2020年3月からは業績回復・暖冬などの影響により株価上昇も、2021年から下落。

2022年以降は安値圏で厳しめの推移をしています。

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フマキラーの事業内容と財務状況

フマキラーの事業内容と財務状況を確認していきます。

フマキラー(4998)の概要

フマキラー株式会社(英: Fumakilla Limited)は殺虫剤など衛生薬品の製造・販売を行う日本の日用品メーカーである。

ライバル企業のアース製薬が経営統合を視野に入れて、フマキラー株約10%を取得した影響もあり、2010年5月には、永年に亘って友好的なビジネスパートナーであったエステーとの資本業務提携を発表。

アース製薬は経営統合を断念し、2011年3月に保有するフマキラー株をエステーに売却。

フマキラー – Wikipediaより抜粋

メイン事業は「殺虫剤」で、海外売上比率が約55%です。

業績は天候の影響を受けやすく、家庭用防虫剤などを事業として行うエステー株式会社(4951)と業務提携しています。

3カ月決算の実績

下記はフマキラーの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は26億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はフマキラーのキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは上下が大きいです。

フマキラーの配当・優待について

配当は据え置きで推移、株主優待は自社製品を実施、合計利回りは約2.8%です。

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