富士フイルム【4901】株価分析!期待感から大きく上昇後は警戒感で下落推移

オフィス関連製品から医薬品など広く事業を展開している富士フイルムホールディングス(4901)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移や株価チャートなど様々な視点から分析してみました。

富士フイルムの株価POINT
  • 割安感・割高感なし、連続増配中
  • 株価は大きく上昇から下落推移
  • 医薬品事業の期待値は高いが、あくまでも一つの事業
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富士フイルムの株価情報と事業内容

富士フイルムホールディングスの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:7,111円
予想PER:14.61倍
PBR:1.07倍
予想EPS:486.71円
時価総額:3兆6,595億円

2022年8月31日終値時点データです。
最新の株価参考:富士フイルムホールディングス(株)【4901】:Yahoo!ファイナンス

目立った割安感、割高感はないです。

富士フイルムホールディングス(4901)とは

富士フイルムホールディングス株式会社(ふじフイルムホールディングス、英: FUJIFILM Holdings Corporation)は、富士フイルムと富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)を傘下に持つ持株会社である。

2000年以降、写真にとどまらず、これまでの写真フィルム製造で培われてきた化学合成などの技術力を応用して、液晶ディスプレイの材料や、医療・医薬品、機能性化粧品、サプリメントなどメディカル・ヘルスケア分野への進出など新規の事業展開を積極的に行う。

富士フイルムホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

事業セグメントは「ヘルスケア」、「マテリアルズ」、「ビジネスイノベーション」、「イメージング」となっています。

近年ではヘルスケア部門が拡大しています。

富士フイルムの業績推移と株価推移

富士フイルムホールディングスの業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と利益の推移

下記は富士フィルムホールディングスの業績推移です。

売上・利益ともにばらつきがあります。2020年3月期は過去最高益を更新する見通しでしたが、減益で着地。

2022年3月期は増収・増益で過去最高益更新、2023年3月期も好調な見通しとしています。

参考:連結業績予想|富士フイルムホールディングス

株価の推移

下記は富士フイルム5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年以降、検査キットをはじめヘルスケア事業への期待感から大きく上昇

2021年9月に1万円の大台に乗りましたが、その後は下落しています。

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富士フイルムの配当情報と株主優待

富士フイルムホールディングスの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:120円
予想年間配当利回り:1.69%

配当金の推移

下記は富士フイルムの配当金推移です。
配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

富士フイルムの年間配当金推移

2018年3月期:75円
2019年3月期:80円
2020年3月期:95円
2021年3月期:100円
2022年3月期:110円
2023年3月期:120円(予)

配当は増配推移、2023年3月期も増配予定としています。

配当性向は2022年3月期が20.9%、2023年3月期の予想が約25%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「配当を重視し、配当性向30%を目標」としています。

参考:株主還元|富士フィルムホールディングス

株主優待制度について

富士フイルムの株主優待は「ヘルスケア商品割引販売」、「ヘルスケア商品」などです。

所有株式数優待内容
100株以上商品優待割引販売
2,000~3,000円相当商品(3月・1年以上)
300株以上4,000~5,000円相当商品(3月・3年以上)
500株以上9,000~10,000円相当商品(3月・3年以上)

上記以外にも9月優待では「フォトブック等プリントサービス利用クーポン券」もあります。

長期保有を目的とした優待を実施しています。

参考:株主優待|富士フイルムホールディングス

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富士フイルムの決算内容と今後について

富士フィルムホールディングスの決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容を時系列に確認

2022年5月11日に決算発表。
2022年3月期の連結税引前利益は2,604億円と発表。

2023年3月期の同利益は2,550億円見通し、年間配当は120円予定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年8月10日に決算発表。
2023年3月期1Q(4-6月)の連結税引前利益は551億円と発表。

また、通期の同利益を2,550億円予想から2,600億円予想に上方修正しています。

今後について

富士フイルムは医療機器・医薬などへ注力しており、2022年3月期の営業利益はヘルスケア部門が全体の40%以上です。

また、海外売上比率が約6割あり、海外の景気動向や為替レートが業績に影響を与えます。

医療関係について

医療関係は一つのニュースで大きく株価が動くことがあります。

株価が大きく上昇したのは業績好調さもありますが、「アビガン」を開発した子会社の富士フイルム富山化学への期待感などが大きかったです。

全体としてどうか

ヘルスケア事業が好調、成長期待感も高いですが、あくまでも一つの事業です。

注力している分野とはいえ、複数事業を展開しているため企業全体として考える必要があります。

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