SBIホールディングス(SBI証券)の株価分析!配当利回りは高くなる可能性あるが【8473】

インターネット証券最大手のSBI証券を傘下にもつSBIホールディングス(8473)。証券事業だけでなく銀行業やバイオ関連事業など多くの事業を展開しています。果たして今後のSBIホールディングスの株価と配当はどうなるのか。業績推移や株価チャート・配当推移に加えて株主優待制度について分析していきます。

SBIホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割高感は無し、配当利回りは高くなる可能性あり
  • 2021年3月期は好調で最高益更新
  • 短期的な不安材料があり、今後も様々な事が複雑にからんでくる
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SBIホールディングスの株価指標と事業内容

はじめにSBIホールディングスの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,703円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:1.18倍

2021年5月24日終値時点のデータ

業績見通し非開示の為PERは算出不可、配当は未定ですが、仮に年間120円とした場合の配当利回りは約4.4%です。

SBIホールディングス(8473)とは

SBIホールディングス株式会社(エスビーアイホールディングス、英: SBI Holdings, Inc.)は、日本の金融持株会社である。商号のSBIは、元々ソフトバンクグループの金融関連企業として設立されたため「SoftBank Investment」の略であったが、その後同グループを離脱し「Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」の略(バクロニム)に変更した。

SBIホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

SBIホールディングスの主な事業内容はSBI証券や住信SBIネット銀行などの「金融サービス事業」、投資に関する事業、海外における金融サービス事業などを行う「アセットマネジメント事業」です。

子会社のSBIソーシャルレンディングの融資を巡る問題から事業継続は困難と判断し、ソーシャルレンディング事業から撤廃を決定しています。

参考:セグメント別概況|SBIホールディングス

SBIホールディングスの業績推移と株価チャート

次にSBIホールディングスの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上は比較的好調に推移。利益は2020年3月期に減益となりましたが、2021年3月期に大きく上昇し過去最高益を更新しています。

株価チャートの推移

下記はSBIホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

株価は中期で上昇していますが、短期では下落する気配が出ています。

特に業績を伸ばした2017年末から2018年にかけて大きく株価が上昇。業績への影響は軽微としていますが、短期的には子会社のSBIソーシャルレンディングの廃業の影響もありやや見えにくさがあります。

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SBIホールディングスの配当推移と株主優待制度

次にSBIホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はSBIホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

SBIホールディングスの年間配当金推移

2017年3月期:50円
2018年3月期:85円
2019年3月期:100円
2020年3月期:100円
2021年3月期:120円
2022年3月期:未定

SBIホールディングスの配当方針は「年間配当金について最低配当金額として1株当たり10円の配当を実施」「配当金総額に自己株式取得額を加えた総還元額の水準について、当面の間は親会社の所有者に帰属する当期利益の40%を下限として株主還元を実施」としています。

配当性向は2020年3月期は61%、2021年3月期は35.3%です。

参考:配当金について|SBIホールディングス

株主優待制度について

SBIホールディングスの株主優待ですが「子会社が販売する商品、またはXRP(仮想通貨リップル)」です。

保有株式数優待内容
100株以上健康補助食品など約13,000円分
またはXRP2,000円相当分
1,000株以上
かつ1年以上保有
健康補助食品など約60,000円分
またはXRP8,000円相当分

100株保有の場合、自社商品の場合は優待利回りが約4.8%と高いですが、ほぼ現金と変わらないXRPの場合は優待利回り約0.7%です。

参考:株主優待|SBIホールディングス

SBIホールディングスの決算内容と今後について

最後にSBIホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年4月28日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は1,403億円と発表。2022年3月期の業績見通しは非開示、年間配当も未定です。

今後について

SBIホールディングスは証券事業だけでなく、成長期待値の高い人工知能、ブロックチェーンやビッグデータなどの次世代の先進技術をいち早く導入し、新しい事にもチャレンジしています。

SBIソーシャルレンディングは2008年に設立された新しい事業で、登録者数も増えメディアでも紹介されるケースがありましたが、残念な結果となりました。業績への影響は軽微としていますが、関連会社への投資を含む多額の投資有価証券を保有していること、新技術・新事業が思ったような成果が得られないなどのリスクは当然あります。

また、証券事業を行う企業の多くは業績見通しを出しません。それだけ業績が環境などに左右される可能性が高く不透明感が強いと言えます。

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