SBIホールディングスの株価・配当分析。高配当利回りの可能性もあるが配当性向は上昇【8473】

インターネット証券最大手のSBI証券を傘下にもつSBIホールディングス(8473)。証券事業だけでなく銀行業やバイオ関連事業など多くの事業を展開しています。今回はSBIホールディングスの業績推移や株価チャート・配当推移に加えて株主優待制度について分析してみました。

SBIホールディングスの株価POINT
  • 株価指標に割高感は無く、配当・優待利回りは高くなる可能性あり
  • 利益減少から配当性向は上昇している
  • 今後の配当金はやや見えにくい部分がある
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SBIホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにSBIホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

SBIホールディングス(8473)とは

SBIホールディングス株式会社(エスビーアイホールディングス、英: SBI Holdings, Inc.)は、日本の金融持株会社である。商号のSBIは、元々ソフトバンクグループの金融関連企業として設立されたため「SoftBank Investment」の略であったが、その後同グループを離脱し「Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」の略(バクロニム)に変更した。

wikipediaより一部抜粋

SBIホールディングスの主な事業内容はSBI証券や住信SBIネット銀行などの「金融サービス事業」と投資に関する事業、海外における金融サービス事業などを行う「アセットマネジメント事業」です。

参考:セグメント別概況|SBIホールディングス

株価指標と配当利回り

下記はSBIホールディングスの2020年5月1日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,952円

予想年間配当:未定

年間配当利回り:—

予想PER:—、PBR:1倍

業績見通し非開示の為PERは算出不可、PBRは若干割安です。配当は未定としていますが、仮に年間100円とした場合の年間配当利回りは約5.1%です。

SBIホールディングスの業績推移と株価チャート

次にSBIホールディングスの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はSBIホールディングスの売上高・経常利益の推移です。

やや利益が減少していましたが2018年3月期、2019年3月期と好調に推移。2020年3月期は減益となりました。

株価チャートの推移

下記はSBIホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

業績を伸ばした2017年末から2018年にかけて大きく株価が上昇しましたがその後はやや下落しレンジで推移していました。ここ最近では新型コロナウイルスの影響で大きく下落した後、戻る動きをしています。

SBIホールディングスの配当推移と株主優待制度

次にSBIホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はSBIホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

SBIホールディングスの年間配当金推移

2015年3月期:35円
2016年3月期:45円
2017年3月期:50円
2018年3月期:85円
2019年3月期:100円
2020年3月期:100円
2021年3月期:未定

SBIホールディングスの配当方針は「年間配当金について最低配当金額として1株当たり10円の配当を実施」「配当金総額に自己株式取得額を加えた総還元額の水準について、当面の間は親会社の所有者に帰属する当期利益の40%を下限として株主還元を実施」としています。

配当性向ですが、2019年3月期が43%、2020年3月期は61%と上昇してきています。

参考:配当金について|SBIホールディングス

株主優待制度について

SBIホールディングスの株主優待ですが「子会社が販売する商品、またはXRP(仮想通貨リップル)」です。

保有株式数優待内容
100株以上健康補助食品など約13,000円分
またはXRP2,000円相当分
1,000株以上
かつ1年以上保有
健康補助食品など約60,000円分
またはXRP8,000円相当分

100株保有の場合、自社商品の場合は優待利回りが6%超えて高いですが、ほぼ現金と変わらないXRPの場合は優待利回り約1%です。配当金と合わせるとかなり高い利回りになる可能性があります。

参考:株主優待|SBIホールディングス

SBIホールディングスの決算内容と今後について

最後にSBIホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年4月28日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は658億円と発表2021年3月期の業績見通し非開示、年間配当を未定としました。

今後について

SBIホールディングスは証券事業だけでなく、今後成長期待値の高い人工知能、ブロックチェーンやビッグデータ、などの次世代の先進技術をいち早く導入しています。また、バイオ関連事業は、まだまだ成長段階ですが、順調に成果が出てきておりこの先は利益に貢献する可能性が高いです。

現在の株価にも特別な割高感はありません。しかし、あくまでも現状は証券事業が収益の柱です。証券事業を行う企業の多くは業績見通しを出しません。それだけ業績が環境などに左右される可能性が高く見えにくいと言えます。また、関連会社への投資を含む多額の投資有価証券を保有していること、新技術が思ったような成果が得られないなどのリスクも当然あります。

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