ENEOS【5020】配当は安定推移で高めの利回り・株価上昇推移

石油元売り最大手のENEOSホールディングス(5020)、配当は安定推移で高めの利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ENEOSホールディングスのPOINT
  • 株価はレンジ推移から上昇推移に
  • 安定配当推移で高めの利回り・減配可能性は低い
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ENEOSの株価情報と配当・優待

ENEOSホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月16日終値時点)

株価:651.3円
予想PER:8.18倍
PBR:0.64倍
予想EPS:79.61円
時価総額:1兆9,753億円

最新の株価参考:ENEOSホールディングス(株)【5020】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:22円
予想年間配当利回り:3.38%

配当金の推移について

下記はENEOSホールディングスの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

ENEOSホールディングスの年間配当金推移

2019年3月期:21円
2020年3月期:22円
2021年3月期:22円
2022年3月期:22円
2023年3月期:22円
2024年3月期:22円(予)

配当は据え置き推移です。

配当性向は2023年3月期が47.2%、2024年3月期の予想が約28%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「現状を下回らない水準」、「在庫影響除き総還元性向50%以上」としています。

これまで赤字の時でも配当を実施しており、現状を下回らない水準方針なので減配する可能性は低いと考えられます。

参考:株主還元|ENEOSホールディングス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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ENEOSの業績推移と株価推移

ENEOSホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はENEOSの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期は赤字で着地。2021年3月期は回復し、2022年3月期は大きく増益となりましたが、2023年3月期は大きく減益に。

2024年3月期は増益見通しとしています。

参考:セグメント情報|業績ハイライト|ENEOSホールディングス

株価のチャート

下記はENEOSホールディングス5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年9月から大きく下落推移、2021年に入りやや上昇した後はレンジで推移。

2023年以降は上昇推移しています。

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ENEOSの事業内容と財務状況

ENEOSホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

ENEOSホールディングス(5020)の概要

ENEOSホールディングス株式会社(エネオスホールディングス、英称:ENEOS Holdings, Inc.)は、2010年4月1日に設立されたENEOSグループ(当時はJXグループ)の持株会社。

石油精製・販売大手の新日本石油株式会社(現・ENEOS株式会社)と新日鉱ホールディングス株式会社(現・JX金属株式会社)が、経営統合を目的として共同で株式移転を実施し、設立された。

ENEOSホールディングス – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「エネルギー事業」、「石油・天然ガス開発事業」、「金属事業」。石油元売り国内最大手のサービスステーションのENEOS(エネオス)を運営しています。

2020年6月25日に社名を「JXTGホールディングス」から「ENEOSホールディングス」へ変更しています。

3カ月決算の実績

下記はENEOSホールディングスの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は4,000億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はENEOSホールディングスのキャッシュ・フロー推移です。

2023年3月期の営業CFはマイナスです。

ENEOSの配当について

中期計画にて株主還元方針を「現状を下回らない」、「総還元性向50%以上」と設定。これまでも安定した配当推移で高めの利回りです。

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