DCMの株主優待は買い物券・株価は上昇推移も下落場面あり【3050】

ホームセンター最大手のDCMホールディングス(3050)、株主優待制度は買い物券を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

DCMのPOINT
  • 株主優待は「買物優待券」、長期保有で利回り上昇
  • 配当は連続増配で高めの利回り
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月1日終値時点)

株価:1,401円
予想PER:9.67倍
PBR:0.74倍
予想EPS:144.95円
時価総額:2,052億円

最新の株価参考:DCMホールディングス(株)【3050】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「買い物優待券」を実施しています、優待権利月は2月です。

保有株式数優待内容
100株~499株買物優待券 500円(3年未満)
買物優待券 2,000円(3年以上)
500株~999株買物優待券 1,000円(3年未満)
買物優待券 3,000円(3年以上)
1,000株以上買物優待券 2,000円(3年未満)
買物優待券 5,000円(3年以上)

以前の株主優待制度は「DCMブランド商品詰め合わせ」でしたが、2020年2月末からから変更しています。

優待利回り

100株保有で年間500円相当とした場合、優待利回りは約0.4%、3年以上の長期保有の場合は約1.4%です。

参考:株主優待|DCMホールディングス

配当金の情報

2025年2月期の予定年間配当:44円
予想年間配当利回り:3.14%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

配当は連続増配当で推移、2025年2月期も増配予定としています。

配当性向は2024年2月期が26.3%、2025年2月期の予想が約30%です。

配当方針の確認

利益還元方針は「連結配当性向については35%を目安、利益成長にあわせて増配等を行う方針」としています。また、DCM誕生以来、配当を減額したことがないです。

参考:配当状況|DCMホールディングス株式会社

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年2月期は需要が増加したことで過去最高益を大きく更新、その後も比較的好調でしたが、2024年2月期は減益に。2025年2月期は増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|DCMホールディングス株式会社

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から需要増・業績好調などで株価が上昇。多くのホームセンター銘柄に起きた動きです。

大きく上昇した株価ですが、やや需要が落ちついたことに加え、島忠のTOBに対しニトリが対抗したことなどもあり下落。2023年4月に自社株買いなどの積極的な株主還元で上昇も、その後は下落。

2023年11月以降は上昇していましたが、下落場面も出ています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

DCMホールディングス(3050)の概要

DCMホールディングス株式会社(ディーシーエムホールディングス、英: DCM Holdings Co., Ltd.)は、ホームセンター事業などを手がけるDCMなどを傘下に持つ、DCMグループ(旧:DJグループ)の持株会社である。

カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合により設立。社名は、3社と三井物産による共同物流会社として設立された、DCMジャパン(DCMJ、現在は吸収合併)に由来する。

DCMホールディングス – Wikipediaより抜粋

DCMホールディングスは業界最大手のホームセンターです。中部地区の「カーマ」、北海道・東北地区の「ホーマック」、四国の「ダイキ」が持株会社化して誕生した企業です。

また、ユニーグループ傘下のユーホームが撤退することで一部店舗を買収、同じくホームセンター業界のケーヨーと資本・業務提携もしています。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較です。

2025年2月期の連結経常利益は328億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2022年2月期の営業CFはマイナスです。

配当・優待について

配当は安定推移で高めの利回りです。

株主優待制度は使いやすい買い物券に変更、100株保有を短期保有した場合の利回りは低下しましたが、3年以上の長期保有で利回りが上昇します。

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