あみやき亭の株価分析!業績悪化で株価下落。短期的には厳しいが長期的にはどうか【2753】

焼肉チェーンを展開するあみやき亭(2753)の株価が下落して推移しています。外食全般に当てはまることですが、短期的には厳しい業績となる可能性が高いです。はたしてあみやき亭(2753)の株価と配当は今後どうなるのか。業績推移・株価チャートを分析してみました。また、株主優待に長期保有者を優遇する制度を追加したので、株主優待も確認していきます。

あみやき亭の株価POINT
  • 株価指標は割安感があるが配当は未定
  • 自己資本比率が高く財務は健全だが、配当性向は高い
  • 業績は大きく悪化しており厳しいのが想定される
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あみやき亭の事業内容と株価指標

はじめにあみやき亭の事業内容と株価指標を確認していきます。

あみやき亭(2753)とは

東海地区を中心に焼き肉チェーンを展開する『あみやき亭』が収益の柱です。他には焼き鳥の『美濃路』やどんどんなど、店舗数の合計は約260です。店舗数は増加傾向ですが既存店の売上は減少傾向です。

主に東京都心エリア進出を加速させるためにM&Aを進めており、2009年に株式会社スエヒロレストランシステムを子会社化。2014年には株式会社アクトグループ、2019年4月には有限会社杉江商事を子会社化しています。

参考:有限会社杉江商事の株式取得に関するお知らせ |株式会社あみやき亭

株価指標と配当利回り

下記はあみやき亭の2020年7月3日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,983円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:1.01倍

業績見通しを非開示の為PERは算出不可。PBRは割安水準です。配当も未定としていますが、年間100円と仮定した場合の利回りは年間配当利回りは約3.4%です。

あみやき亭の配当推移と株主優待制度

次にあみやき亭の配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はあみやき亭の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

あみやき亭の年間配当金推移

2015年3月期:70円
2016年3月期:95円
2017年3月期:100円
2018年3月期:100円
2019年3月期:100円
2020年3月期:100円
2021年3月期:未定

ここ数年は年間100円で推移しています。

減配せず配当を維持しているのはプラス材料ですが、2020年3月期の配当性向は約74%と高い水準まで上がってきています。2021年3月期は業績悪化が想定されるため、配当を未定としています。増配する可能性はかなり低く、減配する可能性があります。しかし、財務は良好のため一旦配当を維持する力はあります。

株主優待制度について

あみやき亭の株主優待は「店舗で使える優待券」もしくは「お米」です。毎年3月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
200株未満
優待券 4,000円分(1,000円券×4枚)
(3年以上継続保有で+1,000円分)
200株以上
300株未満
優待券 7,000円分(1,000円券×7枚)
(3年以上継続保有で+1,000円分)
300株以上
500株未満
優待券 12,000円分(1,000円券×12枚)
もしくはお米   7.5kg
(3年以上継続保有で+2,000円分)
500株以上優待券 18,000円分(1,000円券×18枚)
もしくはお米   10kg
(3年以上継続保有で+4,000円分)

2020年3月末からの優待には3年以上継続保有の優遇が新設されました。また、「あみやき亭」、「美濃路」の合計店舗数が100の整数倍になった都度に、追加で優待券がいただけます。

100株保有で年間4,000円分なので優待利回りは約1.3%です。

参考:株主優待|あみやき亭公式サイト

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あみやき亭の業績推移と株価チャートの推移

次にあみやき亭の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はあみやき亭の売上高と経常利益の推移です。

売上は店舗数が増加していることもあり右肩上がりですが、利益は苦戦しています。2020年3月期は下方修正を行い大きく減益となりました。2021年3月期の業績は未定としていますが、更に苦戦する可能性は高いです。

株価チャートの推移

下記はあみやき亭5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年4月頃から株価は下落して推移しています。2019年には一旦、株価の下落が落ち着きレンジで推移していましたが、2020年に入り新型コロナウイルス感染症の影響により更に下落しています。

あみやき亭の決算内容と今後について

最後にあみやき亭の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年7月2日の決算にて2021年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は10.4億円の赤字と発表。売上も前年同期比で50.1%減と、ある程度想定されていましたが、かなり厳しい数値となりました。

今後について

新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛要請は外食産業全体の業績に大きく影響を与えました。現在は一旦自粛要請が解かれたものの、まだまだどうなるかわからないです。

それでなくとも外食産業は消費税増税、原材料費・人件費などのコスト上昇により、厳しいところが多く出ています。もちろん、あみやき亭も例外ではなく新型コロナウイルス感染症の影響がなくても業績はやや厳しく推移していました。

現在の株価指標には割安感や配当・優待のお得感が出ています。この先は経済鈍化により節約志向が高まり外食控え継続となるか。それとも、これまで外食を控えていた反動で外食産業が盛り上がるか。どちらに動くか注目です。

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