AGC(旭硝子)の株価分析!配当据え置き予定も方針変更。配当性向は高め【5201】

ガラスで世界トップクラス、5G関連素材も手掛けるAGC(5201)。株価は業績悪化の影響から下落していましたが上昇に転換しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

AGCの株価POINT
  • 配当利回りは高めだが配当性向もかなり上昇
  • 業績は不安定、2021年12月期は回復見通しも不透明感
  • 技術力があり将来は需要が増える可能性大
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AGCの株価情報と事業内容

はじめにAGCの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,630円
予定年間配当:120円
年間配当利回り:3.31%
予想PER:14.4倍
PBR:0.72倍

2021年2月12日終値時点のデータ

株価指標は割安、年間配当利回りは高めです。

AGC(5201)とは

AGC株式会社(エイジーシー、英: AGC Inc.)は、世界最大手のガラスメーカーである。三菱グループの一員であり、2016年現在の主力製品は、建築用ガラス、フッ素化学製品。

2018年7月に商号を旭硝子株式会社(あさひがらす、英: Asahi Glass Co., Ltd.)から変更した。なお、商号の似ていた旭化成および旭化成グループとはまったくの別会社組織であり、資本関係等はない(旭硝子が三菱グループであるのに対し、旭化成は第一勧銀グループ)。

AGC – Wikipediaより一部抜粋

主な事業は世界トップクラスの「ガラス」と「電子」、「化学品」の3事業です。

参考:財務情報|AGC

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AGCの業績推移と株価チャート

次にAGCの売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

AGCの売上高・経常利益の推移

売上・利益ともにやや不安定です。2020年12月期の経常利益は2期連続の減益と厳しくなりました。しかし、2021年12月期は回復見通しです。

AGCの株価チャートの推移

下記はAGC5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は2020年5月以降は上昇。しかし、以前の株価と比較するとまだ高くはないです。ここからの上値メドは4,000円、下落した場合の下値メドは3,000円です。

AGCの配当推移と決算内容

次にAGCの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はAGCの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

AGCの年間配当金推移

2016年12月期:90円
2017年12月期:105円
2018年12月期:115円
2019年12月期:120円
2020年12月期:120円
2021年12月期:120円(予)

配当は据え置きで推移しています。

中期計画で株主還元方針を「連結配当性向40%を目安に安定的な配当を継続」に変更しています。これまでの配当性向は2019年12月期が59.7%、2020年12月期が81.2%、2021年12月期の予想は約47%です。

以前の方針が「年間配当額以上の継続を基本に、自己株取得を含めた連結総還元性向50%以上を継続」であること、配当性向がやや高いことから、今後は減配する展開も想定されます。

参考:配当情報|AGC

決算内容について

2021年2月5日の決算にて2020年12月期の連結経常利益は571億円と発表。2021年12月期は870億円見通し、年間配当は120円の据え置き予定としています。

AGCの今後について

最後に今後のAGCの株価上昇ポイント、株価下落ポイントについて考えてみました。

株価上昇ポイント

ガラス業界で国内最大手で世界的なメーカーです。主力のガラス以外にも電磁事業や化学品事業も強く、5G関連素材も手掛け伸びしろもあります。割安感があり、配当利回りが高めなのはプラス要因です。2020年12月期は連続減益でしたが、想定よりは悪化していない印象で2021年12月期は回復する見通しです。

株価下落ポイント

短期的には建築用ガラス・自動車用ガラスが厳しいです。為替の円高進行や資源、エネルギーを大量に使用するため、原材料価格も業績に影響します。2021年12月期の配当は据え置き予定ですが、配当性向が高めで、株主還元方針を変更しているため、今後は利益が想定通り回復しないと減配する可能性もあります。

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