AGC(旭硝子)の株価分析!業績悪化で株価下落・配当性向上昇で減配当可能性【5201】

ガラスで世界トップクラス、5G関連素材も手掛けるAGC(5201)の株価が業績悪化の影響から下落推移しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

AGCの株価POINT
  • 株価指標に割安感あり、配当利回りは高くなる可能性あり
  • 業績は不安定、特に短期的には厳しい環境
  • 技術力があり将来は需要が増える可能性大
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AGCの株価情報と事業内容

はじめにAGCの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,981円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:0.6倍

2020年8月21日終値時点のデータ

PBRは割安です。年間配当は130円予定から未定に変更しています。仮に年間120円とすると配当利回りは約4%ですが、あくまでも未定です。

AGC(5201)とは

AGC株式会社(エイジーシー、英: AGC Inc.)は、世界最大手のガラスメーカーである。三菱グループの一員であり、2016年現在の主力製品は、建築用ガラス、フッ素化学製品。

2018年7月に商号を旭硝子株式会社(あさひがらす、英: Asahi Glass Co., Ltd.)から変更した。なお、商号の似ていた旭化成および旭化成グループとはまったくの別会社組織であり、資本関係等はない(旭硝子が三菱グループであるのに対し、旭化成は第一勧銀グループ)。

AGC – Wikipediaより一部抜粋

主な事業は世界トップクラスの「ガラス」と「電子」、「化学品」の3事業が中心です。

参考:財務情報|AGC

AGCの業績推移と株価チャート

次にAGCの売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

AGCの売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに安定していません。2020年12月期は経常利益の予想は未定ですが、かなり厳しくなるのが想定されます。

AGCの株価チャートの推移

下記はAGC5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は下落推移しています。

2,500円以下の最安値圏からは抜け出していますが、上昇できず厳しいチャート推移です。ここから下落した場合、一旦のメドは2,800円、上昇した場合のメドは3,400円です。

AGCの配当推移と決算内容

次にAGCの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はAGCの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

AGCの年間配当金推移

2015年12月期:90円
2016年12月期:90円
2017年12月期:105円
2018年12月期:115円
2019年12月期:120円
2020年12月期:未定

配当は増配推移です。

2019年12月期の配当性向は59.7%、2020年12月期は業績見通し・年間配当は未定ですが、仮に年間配当120円とした場合、更に配当性向が上昇する可能性が高いです。これまで比較的安定的に推移していた配当ですが、減配する展開も想定されます。

参考:配当情報|AGC

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結営業利益は205億円と発表、前年同期比50.4%減となりました。また、通期の業績予想を連結営業利益が400億円見通しとしています。

AGCの今後について

最後に今後のAGCの株価上昇ポイント、株価下落ポイントについて考えてみました。

株価上昇ポイント

ガラス業界で国内最大手で世界的なメーカーです。主力のガラス以外にも電磁事業や化学品事業も強く、5G関連素材も手掛け伸びしろもあります。現在の株価指標(PBR)には割安感があり、配当利回りが高くなる可能性があることはプラス要因です。

株価下落ポイント

短期的には建築用ガラス・自動車用ガラスが特に厳しく、2020年12月期のガラス事業の営業利益は400億円の赤字見通しです。為替の円高進行・資源、エネルギーを大量に使用するため、原材料価格も業績に影響します。短期的には事業環境が厳しく、具体的に復活する時期が現時点では不透明感が強いです。

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