AGC(旭硝子)の株価分析!業績悪化で株価下落!配当据え置き予定だが配当性向が上昇【5201】

ガラスで世界トップクラス、5G関連素材も手掛けるAGC(5201)。株価が業績悪化の影響から一時、下落していました。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

AGCの株価POINT
  • 配当利回りは高めだが配当性向もかなり上昇
  • 業績は不安定、特に短期的には厳しい環境
  • 技術力があり将来は需要が増える可能性大
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AGCの株価情報と事業内容

はじめにAGCの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,460円
予定年間配当:120円
年間配当利回り:3.47%
予想PER:42.6倍
PBR:0.72倍

2020年11月13日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。年間配当は130円予定から未定に変更し、120円予定としています。

AGC(5201)とは

AGC株式会社(エイジーシー、英: AGC Inc.)は、世界最大手のガラスメーカーである。三菱グループの一員であり、2016年現在の主力製品は、建築用ガラス、フッ素化学製品。

2018年7月に商号を旭硝子株式会社(あさひがらす、英: Asahi Glass Co., Ltd.)から変更した。なお、商号の似ていた旭化成および旭化成グループとはまったくの別会社組織であり、資本関係等はない(旭硝子が三菱グループであるのに対し、旭化成は第一勧銀グループ)。

AGC – Wikipediaより一部抜粋

主な事業は世界トップクラスの「ガラス」と「電子」、「化学品」の3事業が中心です。

参考:財務情報|AGC

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AGCの業績推移と株価チャート

次にAGCの売上高・経常利益の推移と株価チャートを確認していきます。

AGCの売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに安定していません。2020年12月期は経常利益は2期連続の減益予想で厳しい見通しです。

AGCの株価チャートの推移

下記はAGC5年分の週足株価チャートの推移です。

株価はやや下落推移しています。

現在は最安値圏から抜け出し上昇していますが、以前の株価と比較するとまだ安めです。ここからの上値メドは4,000円、下落した場合の下値メドは3,000円です。

AGCの配当推移と決算内容

次にAGCの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はAGCの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

AGCの年間配当金推移

2015年12月期:90円
2016年12月期:90円
2017年12月期:105円
2018年12月期:115円
2019年12月期:120円
2020年12月期:120円(予)

配当は増配推移です。

2019年12月期の配当性向は59.7%、2020年12月期の予想配当性向は約147%とかなり上昇する見通しです。これまで好調に推移していた配当ですが、今後の利益次第で減配する展開も想定されます。当然、利益が回復すればしっかりと配当に還元すると考えられます。

参考:配当情報|AGC

決算内容について

2020年10月29日の決算にて2020年12月期3Q累計(1-9月)の連結経常利益は260億円と発表、あわせて通期の同利益を350億円見通し、年間配当は120円の据え置き予定としています。

AGCの今後について

最後に今後のAGCの株価上昇ポイント、株価下落ポイントについて考えてみました。

株価上昇ポイント

ガラス業界で国内最大手で世界的なメーカーです。主力のガラス以外にも電磁事業や化学品事業も強く、5G関連素材も手掛け伸びしろもあります。PBRには割安感があり、配当利回りも高めなのはプラス要因です。2020年12月期は大きく減益となる予想ですが、想定よりは悪化していない印象です。

株価下落ポイント

短期的には建築用ガラス・自動車用ガラスが特に厳しいです。為替の円高進行・資源、エネルギーを大量に使用するため、原材料価格も業績に影響します。2020年12月期の配当は据え置きしましたが配当性向がかなり上昇し、今後利益が回復しないと減配する可能性もあります。

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