即席麵の先駆者である日清食品ホールディングス(2897)、株主優待制度は自社商品を自由に選択できます。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年7月12日終値時点)
株価:4,261円
予想PER:23.77倍
PBR:2.63倍
予想EPS:179~189円
時価総額:1兆3,149億円
最新の株価参考:日清食品ホールディングス(株)【2897】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は「自社グループ商品」を実施しています。自社オンラインストアから自由に選択できます。
所有株式数 | 優待品 |
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100株~300株 | 1,000円以内の自社グループ商品を選択 (3月末) |
300株~900株 | 3,000円以内の自社グループ商品を選択 (3月末) |
900株~3,000株 | 6,000円以内の自社グループ商品を選択 (3月末と9月末の年2回) |
3,000株以上 | 7,500円以内の自社グループ商品を選択 (3月末と9月末の年2回) |
優待利回り
100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.2%です。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:70円
予想年間配当利回り:1.64%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
配当は増配傾向で推移しており、20年近く減配をしていません。
配当性向は2024年3月期が37.4%、2025年3月期の予想が約37~39%です。
配当方針の確認
配当方針は「連結配当性向約40%を目安」としています。
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年3月期は巣ごもり需要などもあり大きく増益、2022年3月期はその反動により減益となりました。
2025年3月期は最終利益が545-575億円予想としています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年9月から割高感・材料出尽くし感などで下落、2022年7月以降は上昇推移。株価が大きく上昇した影響もあり、2023年末に1株を3株に株式分割しています。
2024年以降は大きく上昇した影響もあり、下落が強めの推移をしています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
日清食品ホールディングス(2897)の概要
日清食品ホールディングス株式会社(にっしんしょくひんホールディングス、Nissin Foods Holdings Co., Ltd.)は、即席麺を生産する日清食品を中心とする食品グループの持株会社である。
即席麺を中心としたインスタント食品、冷凍食品、菓子、シリアル食品、乳酸菌飲料を製造・販売している。
主要子会社として日清食品、明星食品、日清シスコ、湖池屋がある。主要取引先は三菱商事、伊藤忠商事。
日清食品ホールディングス – Wikipediaより抜粋
日清食品はインスタントラーメンの先駆者で、カップ麺の国内シェアは明星食品を子会社化したことで5割を超えます。
米国・中国へも広く展開、2020年11月にはスナック菓子メーカーの湖池屋を連結子会社化しています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フロー推移です。
2024年3月期の営業CFは増えています。
配当・優待について
株主優待制度は自社グループ商品を実施しています。2023年12月末を基準日に1株を3株に株式分割し、以前より保有のしやすさが出ていますが、優待利回りは低めです。
配当は連続増配当で推移していますが、利回りは高くはないです。