TOYOTIRE(トーヨータイヤ)の配当が増配推移で高利回り・株価は下落推移【5105】

タイヤ大手メーカーのTOYOTIRE(トーヨータイヤ)(5105)、配当は増配推移で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

TOYOTIREのPOINT
  • 配当は増配推移で高利回り
  • 株価は下落推移に
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株価情報と配当情報

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年8月13日終値時点)

株価:2,011円
予想PER:6.19倍
PBR:0.68倍
予想EPS:324.73円
時価総額:3,099億円

最新の株価参考:TOYOTIRE(株)【5105】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について(廃止)

株主優待制度は「クオ・カード」を実施していましたが、2021年12月末を最後に廃止しています。

参考:株主優待制度の廃止に関するお知らせ

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:105円
予想年間配当利回り:5.22%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は2021年12月期に大きく増配、その後も増配推移、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が21.3%、2024年12月期の予想が約32%です。

利益配分の方針確認

配当方針は「長期的な視野に立ち安定収益構造に立脚した適正配当を行うことを基本」。中期経営計画の期間中(2021年~2025年)は「連結配当性向を30%以上の水準」としています。

参考:中期経営計画|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

減収・減益が続き厳しい推移でしたが、2021年12月期は大きく回復、2022年12月期は営業・経常減益となりましたが、2023年12月期は大きく増益に。

2024年12月期は営業増益・経常減益見通しとしています。

参考:業績推移|TOYOTIRES(トーヨータイヤ)企業サイト

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から上昇も、2021年6月以降から下落し厳しめの推移に。

2023年4月以降は大きく上昇していましたが、2024年5月以降は下落しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

TOYO TIRE(5105)の概要

TOYO TIRE株式会社(トーヨータイヤ、英: Toyo Tire Corporation)は、タイヤ・自動車部品等のメーカーである。2019年1月1日、東洋ゴム工業株式会社から商号変更。

法人名は「TOYO TIRE」と単数形であるが、ブランド名としては「TOYO TIRES」と複数形。「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。

TOYO TIRE – Wikipediaより一部抜粋

2019年にグローバル業容拡大とブランドステータス強化による企業価値の向上をさらに加速させることを目的に、東洋ゴム工業株式会社からブランド名の「TOYO TIRE」に商号を変更。

メイン事業はタイヤ事業で、売上の約6割が北米市場です。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の経常利益の推移と前期との比較です。

2024年12月期の連結経常利益は760億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2023年12月期の営業CFは大きく増えています。

配当について

配当は増配推移、株価が下落した影響もあり、高い利回りです。

割安感があり、業績次第では更に増配となる可能性も想定されますが、最終減益見通しで見えにくさもあります。

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