ゼンリンの株主優待は買い物クーポン・配当は増配推移で高利回り【9474】

地図情報会社として日本国内最大手のゼンリン(9474)、株主優待制度は自社オンラインストアの買い物クーポンを実施しています。株主優待に加え、業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ゼンリン(ZENRIN)のPOINT
  • 株主優待は3年以上かつ200株以上
  • 配当はDOE目安で安定増配、高利回り
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株価情報と株主優待

ゼンリンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年10月31日終値時点)

株価:811円
予想PER:17.31倍
PBR:0.89倍
予想EPS:46.84円
時価総額:465億円

最新の株価参考:(株)ゼンリン【9474】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「MapDesignGALLERY(オンラインストア)の買い物クーポン」を実施しています。優待権利月は3月、200株以上で3年以上継続保有が条件です。

保有株式数優待内容
200株以上 3年以上オンラインストア 2,000円分クーポン
500株以上 3年以上オンラインストア 3,000円分クーポン

自社商品からオンラインストアの買い物クーポンに変更しています。文具、雑貨など取扱商品も多いです。

優待利回り

200株保有で2,000円相当とした場合、優待利回りは約1.2%です。

参考:株主優待制度|株式会社ゼンリン

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:30円
予想年間配当利回り:3.7%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2025年3月期も増配予定としています。

配当性向は2024年3月期が73.2%、2025年3月期の予想が約64%です。

株主還元方針の確認

ゼンリンの配当方針は「連結株主資本配当率(DOE)3%以上を目標」としています。

DOEを目安としているため、方針変更がない限り大きく減配する可能性は低いと考えられますが、配当性向は高い推移です。

参考:株主還元|株式会社ゼンリン

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業績推移と株価推移

ゼンリンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年3月期は回復しましたが、2023年3月期は減益、2024年3月期も厳しめとなりました。

2025年3月期は大きく増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト(連結)|株式会社ゼンリン

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年10月頃から大きく下落推移。想定以上の業績下方修正による不安感などもあり、株価は約2年で3分の1となりました。

その後も厳しめで推移していますが、2023年以降は上昇していないですが、緩やかな推移をしています。

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事業内容と財務状況

ゼンリンの事業内容と財務状況を確認していきます。

ゼンリン(9474)の概要

株式会社ゼンリン(ZENRIN)は、地図情報の調査・制作・販売を行う日本の企業。

日本国内で4社存在するデジタル地図調製業者のうちの1社で、地図情報会社として日本国内最大手。

自社で調査した情報を基に住宅地図やGISなどを制作・販売するほか、他社に対してデジタル地図やカーナビゲーション用データなどを供給している。

ゼンリン – Wikipediaより抜粋

事業は「地図データベース関連」を展開しています。

古くは地図の出版、カーナビ・GoogleMapなどへのデータ提供、近年ではドローンや自動運転で活用されています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは比較的安定した推移です。

配当・優待について

株主優待制度は、200株以上を3年以上保有と言う条件があります。

配当は安定した推移で、高めの利回りです。しかし、利益が厳しめというのもあり高い配当性向なのは注意したいです。

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