山崎製パンの株主優待は自社製品・株価は下落が強い推移に【2212】

日本最大の製パン企業の山崎製パン(2212)、株主優待制度は自社製品詰め合わせを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

山崎製パンのPOINT
  • 株主優待は1,000株以上で対象、利回りは低い
  • 株価は下落が強い推移に
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株価情報と株主優待

山崎製パンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年11月1日終値時点)

株価:2,994.5円
予想PER:16.61倍
PBR:1.5倍
予想EPS:180.23円
時価総額:6,596億円

最新の株価参考:山崎製パン(株)【2212】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は1,000株以上保有で「3,000円相当の自社製品詰め合わせ」を実施しています、優待権利月は12月です。

優待利回り

1,000株保有で3,000円相当とした場合、優待利回りは約0.1%です。

参考:山崎製パン|株主優待

配当金の情報

2024年12月期の予定配当:38円
予想年間配当利回り:1.27%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。期末(12月)の一括配当を実施しています。

2024年12月期は増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が17.1%、2024年12月期の予想が約21%です。

配当政策の確認

配当方針は「連結配当性向30%を目標に株主の皆様への安定した配当を継続する」としています。

参考:山崎製パン|配当政策

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業績推移と株価推移

山崎製パンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は厳しい利益となりましたが、2021年12月期以降は回復。

2023年12月期は大きく増益となり、2024年12月期も増益見通しとしています。

参考:山崎製パン|連結指標

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2022年から安値圏で推移していましたが、2023年は好決算などの影響で急上昇するタイミングが何度か出て大きく上昇。

2024年は下落が強い推移をしています。

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事業内容と財務状況

山崎製パンの事業内容と財務状況を確認していきます。

山崎製パン(2212)の概要

山崎製パン株式会社(やまざきせいパン 英: YAMAZAKI BAKING CO.,LTD.)は、日本の製パン企業。製パン業界で日本国内最大であり、世界では第2位の規模である。

「デイリーヤマザキ」、「ニューヤマザキデイリーストア」のブランドでコンビニエンスストアも運営する。

山崎製パン – Wikipediaより抜粋

パンで国内シェア約4割、売上・利益の大半が食品事業です。子会社には「不二家」、「東ハト」、「サンデリカ」などがあります。

3カ月決算の実績

下記は山崎製パンの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年12月期の連結経常利益は590億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

安定した営業CF、投資CFの推移です。

配当・優待について

株主優待制度は1,000株以上が対象で低い利回りです。

配当は増配傾向で推移しており、今後の増配期待値もありますが利回りは高くないです。

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