神戸製鋼所の配当が高い利回りだが減配予定・株価は下落が強めの推移【5406】

鉄鋼大手の神戸製鋼所(5406)、配当が高い利回りですが減配予定です。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

神戸製鋼所のPOINT
  • 高い配当利回りだが減配予定
  • 株価は大きく上昇して高い位置で推移していたが下落が強い推移に
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株価情報と配当状況について

神戸製鋼所の株価指標と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年5月30日終値時点)

株価:1,663.5円
予想PER:6.57倍
PBR:0.57倍
予想EPS:253.16円
時価総額:6,593億円

最新の株価参考:(株)神戸製鋼所【5406】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当金の情報

2026年3月期の予定年間配当:80円
予想年間配当利回り:4.81%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。年2回中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

2022年3月期の配当が回復、2024年3月期、2025年3月期は更に増配しています。2026年3月期は減配予定としています。

配当性向は2025年3月期が32.8%、2026年3月期の予想が約32%です。

配当方針の確認

配当方針は「財政状態・業界動向など総合的に考慮」、「配当性向の目安は、親会社株主に帰属する当期純利益(連結)の30%程度」としています。

配当性向の目安を15%~25%程度から30%程度へ変更した影響もあり、大きく増配しています。

参考:株主還元・配当情報|KOBELCO 神戸製鋼

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業績推移と株価推移について

神戸製鋼所の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年3月期は製造業を中心とした持ち直しにより大きく業績回復、2024年3月期は大きく増益となりました。

2025年3月期は減益、2026年3月期はさらに減益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|KOBELCO 神戸製鋼

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は業績悪化などで厳しく推移、一時は200円台まで大きく下落。

2023年2月以降は大きく上昇していましたが、2024年7月以降は下落が強めの推移をしています。

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事業内容と財務状況について

神戸製鋼所の事業内容と財務状況を確認していきます。

神戸製鋼所(5406)の概要

株式会社神戸製鋼所(こうべせいこうしょ、英: Kobe Steel, Ltd.)は、日本の大手鉄鋼メーカー(高炉メーカー)。統一商標・国際ブランド名は、「KOBELCO」。

大手鉄鋼メーカーの中では最も鉄鋼事業の比率が低く、素材部門・機械部門・電力部門を3本柱とする複合経営が特徴。

第一勧銀グループ・三和グループの一員であり、みどり会の会員企業である。

神戸製鋼所 – Wikipediaより抜粋

鉄鋼メーカーですがアルミ・銅・電力事業なども行っています。

キャッシュフロー

下記は神戸製鋼所のキャッシュ・フロー推移です。

2024年3月期の営業CFが増えています。

配当について

配当は大きく増配した影響もあり高い利回りですが、2026年3月期は減配予定です。過去の配当を見ても業績に連動しており良くも悪くも不透明感があります。

株価は大きく上昇していましたが、下落が強めの推移をしています。

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