東海カーボンの株主優待はオリジナルカタログギフト・株価は下落が強めの推移【5301】

タイヤ向けカーボンブラックで国内首位の東海カーボン(5301)、株主優待制度はオリジナルカタログギフトを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

東海カーボンのPOINT
  • 株主優待制度はオリジナルカタログギフト、長期保有が条件
  • 高めの配当利回りだが、予想配当性向も高め
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株価情報と株主優待について

東海カーボンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年4月25日終値時点)

株価:902.1円
予想PER:17.51倍
PBR:0.67倍
予想EPS:51.53円
時価総額:2,029億円

最新の株価参考:東海カーボン(株)【5301】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「オリジナルカタログギフト」を実施しています、優待権利月は12月です。

所有株式数優待品
100株以上 500株未満2,000円相当(1年以上3年未満)
3,000円相当(3年以上)
500株以上 1,000株未満3000円相当(1年以上3年未満)
5000円相当(3年以上)
1,000株以上3,000円相当(1年未満)
5,000円相当(1年以上3年未満)
8,000円相当(3年以上)

2021年12月期の優待から「500株以上、1,000株未満」を追加しており、「1,000株以上」を拡充しています。

優待利回り

1年以上の継続保有が条件ですが、100株保有で2,000円相当とした場合、優待利回りは約2.2%です。

参考:株式情報 – 東海カーボン

配当金の情報

2025年12月期の予定年間配当:30円
予想年間配当利回り:3.33%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当金は2023年12月期に増配も、2024年12月期は減配。2025年12月期は据え置き予定としています。

2024年12月期は最終損益が赤字、2025年12月期の予想配当性向は約58%です。

配当方針の確認

配当方針は「連結配当性向30%を目安として、安定的・継続的に配当を行う」としています。

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業績推移と株価推移について

東海カーボンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年12月期、2022年12月期は業績回復も、2024年12月期は減益で大きく最終赤字となっています。

2025年12月期は増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト – 東海カーボン

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月以降は上昇していましたが、2021年5月から警戒感などで下落。

2023年中旬以降も下落が強めの推移をしています。

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事業内容と財務状況について

東海カーボンの事業内容と財務状況を確認していきます。

東海カーボン(5301)の概要

東海カーボン株式会社(とうかいカーボン、英文社名:TOKAI CARBON CO., LTD.)は、炭素製品の大手メーカーである。

2004年4月 – 住友商事と共同で中国に東海炭素(天津)有限公司を設立。
2006年3月 – 中国の大連に大連東海結金藤素有限公司を設立。
2006年7月 – 東海高熱工業を完全子会社化。
2017年11月 – 昭和電工よりSGL GE Carbon Holding LLCを買収

東海カーボン – Wikipediaより抜粋

事業はカーボンブラック・黒鉛電極・ファインカーボン・摩擦材および工業炉・関連製品などの製造、販売を行っています。

中でもタイヤ向けのカーボンブラックは国内で首位です。

キャッシュフロー

下記は東海カーボンのキャッシュ・フロー推移です。

安定した営業CFの推移です。

配当・優待について

株主優待制度は1年以上の長期保有が条件ですが、100株保有時の利回りは高めです。また、高めの配当利回りですが、2024年12月期は最終赤字で高めの予想配当性向です。

株価は下落が強めの推移しており、警戒感のある動きをしています。

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