武田薬品工業の株価分析!株価は下落し低めで推移・高配当利回り【4502】

武田薬品工業(4502)の株価が中長期で見ると下落した位置で推移しています。株価が下落したこともあり、高配当利回りですが、果たして今後の武田薬品工業の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

武田薬品工業の株価POINT
  • 巨額買収により業績は大きく上昇
  • 配当金は据え置き推移で高い配当利回り
  • 国内最大、世界でも上位の巨大製薬企業
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武田薬品工業の株価指標と事業内容

はじめに、武田薬品工業の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,619円
予定年間配当:180円
年間配当利回り:4.97%
予想PER:22.8倍
PBR:1.07倍

2021年8月5日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒武田薬品工業(株)【4502】:Yahoo!ファイナンス

株価指標に目立った割高感は無いです。年間配当利回りは高いです。

武田薬品工業(4502)とは

武田薬品工業株式会社(たけだやくひんこうぎょう、英文:Takeda Pharmaceutical Company Limited)は、日本の製薬会社である。タケダ、Takeda、武田薬品とも略称される。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。

日本の医薬品企業での売上高は1位であり、世界の医薬品企業の売上高順位(2016年)では16位である。連結売上高の約9割を医療用医薬品売上が占め、消化性潰瘍治療薬、制癌剤等を主力製品とする。

武田薬品工業 – Wikipediaより抜粋

国内の製薬メーカーとしてトップ。シャイアー社を買収し、世界10位以内に入り巨大製薬企業の仲間入りをしています。

武田薬品工業の業績推移と株価チャート

次に、武田薬品工業の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2018年3月末にアイルランドの製薬大手「シャイアー社」のM&Aを検討、2019年1月に約6兆2,000億円を投じてシャイアーの買収が完了。その影響で2020年3月期以降の売上が大きく伸びています。

株価チャートの推移

下記は武田薬品工業5年分の週足株価チャート推移です。

2018年1月ごろをピークに株価は下落。業績下方修正・シャイヤー社買収の巨額費用などの影響が株価下落の要因と考えられます。業績は比較的好調ですが、それ以外の要因が強く株価の動きは弱めです。

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武田薬品工業の配当推移と決算内容

次に、武田薬品工業の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は武田薬品工業の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

武田薬品工業の年間配当金推移

2017年3月期:180円
2018年3月期:180円
2019年3月期:180円
2020年3月期:180円
2021年3月期:180円
2022年3月期:180円(予)

武田薬品工業は30年間減配を行っていません。年間配当金は10年ほど180円で据え置きです。

配当方針では、CoreEPSという考えを重視しています。大きく減配する可能性は低いですが、配当性向はここ数年100%超えることも多く、この先も減配しないとは言い切れないです。

参考:株主・格付け情報|武田薬品工業グローバルサイト

決算内容について

2021年7月30日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は2,229億円と発表。前年同期比71.1%増、通期計画の3,520億円に対する進捗率は63.3%となりました。

武田薬品工業の今後について

最後に、武田薬品工業の今後について考えてみます。

今後について

国内最大手の製薬会社でしたが、シャイアー買収により世界でも売上上位に入り、この先さらに注目される大企業です。2021年3月期は武田コンシューマーヘルスケア株式会社(アリナミン製薬)を売却した影響もあり大きく黒字となりました。

不透明感からやや厳しい株価の動き

シャイアー買収がこの先「どこまでプラスに働くか」見えない部分があります。買収金額に見合った利益となるかは現時点では分からないです。そのため、株価の動きが弱いとも言えます。

リスク要因について

医療・製薬関係全ての会社に当てはまることですが、開発力が大きく業績に影響します。臨床試験結果で思った結果が出ずに停滞や中止となった場合、将来の収益に大きな悪影響を与えます。競合他社に特許を獲得され、開発競争に遅れをとることもリスクとなる場合もあります。

武田薬品工業は2015年3月期に大きく赤字となりました。その主な要因は訴訟に対する和解金などです。これは武田薬品に限らず積極的に海外展開する大企業にいつ発生するか分からないリスクの一つです。

参考:「アクトス」に起因する製造物責任訴訟の和解に向けた合意について|武田薬品工業公式サイト

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