住友化学の株価分析。業績悪化で連続減配!株価は短期で上昇推移【4005】

住友グループの総合化学大手の住友化学(4005)。業績悪化で長期の株価が下落、配当も連続減配予定ですが、短期の株価は上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

住友化学の株価POINT
  • 配当は連続減配予定も短期の株価上昇
  • 業績は悪化しておりこの先も不透明感はまだある
  • 配当方針や配当推移を考えると更に減配する可能性も
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住友化学の事業内容と株価指標

はじめに住友化学の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:575円
予定年間配当:12円
年間配当利回り:2.09%
予想PER:47倍
PBR:1.02倍

2021年3月12日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。配当は減配予定ですが利回りは平均より高めです。

住友化学(4005)とは

住友化学株式会社(すみともかがく、Sumitomo Chemical Company, Limited)は、住友グループの大手総合化学メーカーである。国内化学メーカーとしては、三菱ケミカルホールディングスに次いで第2位。 主要子会社としては、大日本住友製薬が挙げられる。

住友グループの中核企業で、住友グループ広報委員会にも参加する企業であり、三井住友銀行、住友金属工業とともに、住友御三家の一角をなしていた中核企業でもある。 2001年4月三井化学との経営統合が基本合意されたが、その後白紙撤回された。

住友化学 – Wikipediaより抜粋

「石油化学」をはじめ、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連」、「医薬品」などを多くの事業を展開しています。

参考:事業・製品|住友化学株式会社

住友化学の業績推移と株価チャート

次に住友化学の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

売上・利益ともにばらつきがあります。2019年3月期、2020年3月期と連続減益で2021年3月期も減益見通しで厳しい推移です。

株価チャートの推移

下記は住友化学5年分の週足株価チャートの推移です。

2017年末、2018年年始に800円を超えた株価ですが、その後は下落推移。2020年3月以降は底値から抜け上昇しています。厳しい業績予想ですが、2022年3月期以降の業績回復期待から株価は伸びています。

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住友化学の配当推移と決算内容

次に住友化化学の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は住友化学の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

住友化学の年間配当金推移

2016年3月期:14円
2017年3月期:14円
2018年3月期:22円
2019年3月期:22円
2020年3月期:17円
2021年3月期:12円(予)

2020年3月期、2021年3月期と配当は連続減配。

配当方針は「中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指す」です。2020年3月期の配当性向は89.9%、2021年3月期の予想配当性向は約98%。減配していますが方針より高い水準です。

参考:株主還元・配当|住友化学株式会社

決算内容の確認

2021年1月29日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は935億円と発表。前年同期比26.2%減となりました。また、2月12日に業績修正を発表し、2021年3月期の連結営業利益を1,050億円から1,100億円見通しに上方修正、最終利益予想を300億円から200億円見通しに下方修正しています。

住友化学の今後について

最後に住友化学の今後について考えていきます。

今後について

短期での株価は上昇していますが、業績悪化で減配しており配当性向はまだまだ高く、短期的な不透明感はまだあります

主力事業の石油化学は経済活動の落ち込みにより厳しいですが、情報電子化学事業の需要増や医薬品事業の販売拡大など明るい材料もあり、今後業績回復の可能性はあります。

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