住友化学の株価分析。業績悪化で連続減配!株価は長期で下落推移【4005】

住友グループの総合化学大手の住友化学(4005)。業績悪化で長期の株価が下落推移。配当も連続減配予定で厳しい状況です。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

住友化学の株価POINT
  • 株価は長期で下落し、配当は連続減配予定
  • 業績は悪化しておりこの先も不透明感が強い
  • 配当方針や配当推移を考えると更に減配する可能性もある
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住友化学の事業内容と株価指標

はじめに住友化学の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:405円
予定年間配当:12円
年間配当利回り:2.96%
予想PER:22.1倍
PBR:0.73倍

2020年12月17日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。配当は減配予定ですが利回りは高めです。

住友化学(4005)とは

住友化学株式会社(すみともかがく、Sumitomo Chemical Company, Limited)は、住友グループの大手総合化学メーカーである。国内化学メーカーとしては、三菱ケミカルホールディングスに次いで第2位。 主要子会社としては、大日本住友製薬が挙げられる。

住友グループの中核企業で、住友グループ広報委員会にも参加する企業であり、三井住友銀行、住友金属工業とともに、住友御三家の一角をなしていた中核企業でもある。 2001年4月三井化学との経営統合が基本合意されたが、その後白紙撤回された。

住友化学 – Wikipediaより抜粋

事業として「石油化学」をはじめ、「エネルギー・機能材料」や「情報電子化学」、「健康・農業関連」、「医薬品」なども展開しています。

参考:事業・製品|住友化学株式会社

住友化学の業績推移と株価チャート

次に住友化学の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともにばらつきがあります。2019年3月期、2020年3月期と連続減益で厳しい推移です。2021年3月期も減益となる可能性が高いです。

株価チャートの推移

下記は住友化学5年分の週足株価チャートの推移です。

業績とやや似たような株価推移です。ここ数年見ると2017年末、2018年年始に800円を超えていた株価ですが、その後は下落推移。現在も底値から抜けやや上昇していますが勢いは弱めです。

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住友化学の配当推移と決算内容

次に住友化化学の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は住友化学の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

住友化学の年間配当金推移

2016年3月期:14円
2017年3月期:14円
2018年3月期:22円
2019年3月期:22円
2020年3月期:17円
2021年3月期:12円(予)

2020年3月期、2021年3月期と配当は連続減配。

配当方針として「中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指す」としています。2020年3月期の配当性向は89.9%、2021年3月期の予想配当性向は約65%。減配していますが高い水準です。

参考:株主還元・配当|住友化学株式会社

決算内容の確認

2020年10月30日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結最終損益は10.8億円の赤字と発表、あわせて通期の同利益を200億円から300億円に上方修正しています。

住友化学の今後について

最後に住友化学の今後について考えていきます。

今後について

現在の株価は安く買いやすさがあり、配当がある程度維持できれば利回りが高くなる可能性があります。しかし、業績悪化で減配し配当性向はまだまだ高く、短期的な不透明感は強いです。そのため、長期の株価が下落しているとも言えます。

主力の石油化学事業は外的要因による業績への影響がありますが、医薬品事業の販売拡大や情報電子化学事業の商品での需要増は今後も見込めます。

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