ソフトバンクの株主優待はPayPayポイント・配当と優待の合計利回りが高い【9434】

携帯・固定通信会社のソフトバンク(9434)、株主優待制度はPayPayポイントを実施、株主優待に加え、業績推移・株価推移・配当推移を確認していきます。

ソフトバンクのPOINT
  • 株主優待は1年以上の長期保有が条件だが高い利回り
  • 配当は据え置き推移で高い利回り、配当性向も高めの推移
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株価情報と株主優待について

ソフトバンクの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年5月9日終値時点)

株価:225.2円
予想PER:19.84倍
PBR:4.42倍
予想EPS:11.35円
時価総額:10兆7,536億円

最新の株価参考:ソフトバンク(株)【9434】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「PayPayポイント」を実施しています。1年以上継続保有で対象、優待権利月は3月です。

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当のPayPayマネーライト

中長期保有を目的として実施しています。

優待利回り

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約4.4%です。

参考:株主還元・配当|ソフトバンク

配当金の情報

2026年3月期の予定年間配当:8.6円
予想年間配当利回り:3.82%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

配当は据え置きで推移しています。

配当性向は2025年3月期が78.3%、2026年3月期の予想が約77%です。

高い配当性向で推移

IPO時に、株主還元を重要な経営課題としており、総還元性向85%を目安としました。高配当利回りの理由の一つが高い還元目安です。

現在は、業績動向、財政状態、キャッシュ・フローの状況などを総合的に勘案して安定性、継続性に配慮しながら実施していく方針としています。

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業績推移と株価推移について

ソフトバンクの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに上昇しており、2023年3月期は過去最高を更新しましたが、2024年3月期は減益に。

2025年3月期は増益、2026年3月期も増益見通し見通しとしています。

参考:業績予想|ソフトバンク

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

2021年以降は比較的レンジで推移していましたが、2023年9月以降に上昇。2024年は上下しながらレンジで推移していましたが。2025年は上昇が強めの動きをしています。

また、2024年9月末に1株を10株に株式分割予定しており、かなり買いやすい株価です。

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事業内容と財務状況について

ソフトバンクの事業内容と財務情報を確認していきます。

ソフトバンク(9434)の概要

ソフトバンク株式会社(英: SoftBank Corp.)は、ソフトバンクグループ傘下の会社で、携帯電話などの無線通信サービス(移動体通信事業者)および長距離、国際通信を提供する日本の大手電気通信事業者。

2015年7月1日にソフトバンクモバイル株式会社から商号変更した。

ソフトバンク – Wikipediaより抜粋

ソフトバンクグループを親会社に持ち、スマートフォン、ブロードバンドサービスからIoTなど幅広い事業を展開しています。

売り上げのメインはコンシューマー事業で、「SoftBank」、「Y!mobile」、「LINEモバイル」の販売などです。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは安定した推移です。投資もしっかり行っています。

配当・優待について

高い配当利回りですが、その理由の一つに「2021年3月期から2023年3月期においては総還元性向85%程度を目安」とし、高い配当性向で推移しています。

今後も高配当の可能性がありますが、高い配当性向で推移しているのは注意ポイントです。

株主優待制度

新NISAの影響もあり、株主優待制度を新設しました。高い利回りですが、優待はオマケとして考えるべきです。

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