三井住友FG【8316】累進配当方針で安定推移・高めの利回り

三井住友銀行、三井住友カード、SMBC日興証券などを傘下に置く三井住友フィナンシャルグループ(8316)、累進配当方針で安定推移、高めの利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

三井住友FGのPOINT
  • 安定増配推移で高めの配当利回り
  • 配当方針を考えると、減配可能性は小さい
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三井住友FGの株価情報と配当・優待

三井住友フィナンシャルグループの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年1月5日終値時点)

株価:7,161円
予想PER:10.39倍
PBR:0.7倍
予想EPS:689.22円
時価総額:9兆5,780億円

最新の株価参考:(株)三井住友フィナンシャルグループ【8316】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:270円
予想年間配当利回り:3.77%

配当金の推移について

下記は三井住友フィナンシャルグループの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

三井住友FGの年間配当金推移

2019年3月期:180円
2020年3月期:190円
2021年3月期:190円
2022年3月期:210円
2023年3月期:240円
2024年3月期:270円(予)

配当は増配推移、2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が40.4%、2024年3月期の予想が約39%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「配当性向40%と累進的配当政策(減配せず、配当維持もしくは増配)を維持」としています。

参考:配当情報|三井住友フィナンシャルグループ

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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三井住友FGの業績推移と株価推移

三井住友フィナンシャルグループの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三井住友フィナンシャルグループの売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期、2021年3月期は連続減益も2022年3月期は回復。

2023年3月期も増益、2024年3月期の純利益は増益見通しとしています。

参考:業績・財務ハイライト:三井住友フィナンシャルグループ

株価のチャート

下記は三井住友フィナンシャルグループ5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年から下落していていましたが、2021年頃から上昇してレンジ推移に。

2022年12月に大きく上昇、2023年4月以降も上昇しています。

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三井住友FGの事業内容と財務状況

三井住友フィナンシャルグループの事業内容と財務状況を確認していきます。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の概要

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(みついすみともフィナンシャルグループ、英語: Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc. )は、三井住友銀行(SMBC)などを傘下に置く金融持ち株会社である。

三井住友銀行、SMBC信託銀行 、三井住友カード(クレジットカード会社)、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券などを傘下に置く。

三井住友フィナンシャルグループ – Wikipediaより抜粋

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は「三井住友銀行」や「SMBC日興証券」など各業界トップクラスの企業で構成されています。

累進的配当(減配せず配当維持もしくは増配)方針で10年減配していません。

三井住友FGの配当について

累進的配当政策としており安定配当に期待が持てます。高めの利回りですが、株価が上昇したことで以前ほどの利回りの高さはないです。

また、メガバンクは国内外における取引先の経済活動が業績に大きな影響を与えます。現状では問題ない利益見通しですが、不透明感もあります。

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