三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)の株価分析!高配当だが業績悪化で株価下落【8316】

三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価と配当が今後どうなるか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。株価が下落したことで高配当利回り、累進的配当政策を打ち出していることから配当が減る可能性は小さいです。

三井住友フィナンシャルグループの株価POINT
  • 株価指標は割安で配当利回りも高い
  • 配当は減る可能性は小さいが増やすのもそろそろ限界か
  • 業績見通しが厳しく株価は下落して推移
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三井住友FGの事業内容と株価指標

はじめに三井住友フィナンシャルグループの事業内容と株価指標を確認していきます。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)とは

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(みついすみともフィナンシャルグループ、英語: Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc. )は、三井住友銀行(SMBC、都市銀行)、SMBC信託銀行 、三井住友カード(クレジットカード会社)、三井住友ファイナンス&リース、日本総合研究所、SMBC日興証券を傘下に置く金融持株会社である。

略称はSMBCグループ。上場銘柄としての略称は、単に「三井住友」としている。

三井住友フィナンシャルグループ – Wikipediaより抜粋

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は「三井住友銀行」や「SMBC日興証券」など各業界トップクラスの企業で構成されています。累進的配当(減配せず配当維持もしくは増配)をする方針で10年減配していません。

参考:SMBCグループの経営戦略

株価指標と配当利回り

株価:2,904円
予定年間配当:190円
年間配当利回り:6.54%
予想PER:9.9倍
PBR:0.37倍

2020年8月4日終値時点のデータ

銀行銘柄特有の割安さがあります。配当利回りはかなり高いです。

三井住友FGの業績推移と株価チャート

次に三井住友フィナンシャルグループの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と最終利益の推移

売上・利益ともにここ数年はやや伸び悩んでいます。2021年3月期は大きく減益の見通しです。

株価チャートの推移

下記は三井住友フィナンシャルグループ5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は下落トレンドで推移しています。

過去のチャートを見ると2,800円あたりは比較的止まりやすい位置です。しかし、業績見通しがかなり厳しい事から不透明感は強いです。

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三井住友FGの配当推移と決算内容

次に三井住友フィナンシャルグループの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は三井住友フィナンシャルグループの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三井住友FGの年間配当金推移

2016年3月期:150円
2017年3月期:150円
2018年3月期:170円
2019年3月期:180円
2020年3月期:190円
2021年3月期:190円(予)

配当は増配推移しています。

2020年3月期の配当性向は37.1%、2021年3月期の予想配当性向は約65%と配当性向が高いです。配当方針として「配当性向40%を目標、累進的配当政策(減配せず、配当維持もしくは増配)」とし利益余剰金も多いため、しばらくは減配する可能性が低いです。とはいえ、業績悪化が続けば当然ですがいつかは配当が減ります。

参考:配当情報|三井住友フィナンシャルグループ

決算内容を確認

2020年7月29日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は1,181億円と発表、前年同期比54.8%減と大きく減少しています。

三井住友FGの今後の株価について

最後に三井住友フィナンシャルグループの今後の株価について考えていきます。

今後の見通しについて

大手金融機関は「この先どこまでコスト削減を出来るか」によって大きく業績が左右されます。三井住友FGは2019年8月31日にALBERT(3906)と金融サービスの開発や業務高度化を目的とする業務提携を発表しました。

今後はRPAによる業務の効率化・人件費削減をはじめ、経営改善・構造改革を進めていくとみられます。どこまでコスト削減・業務効率化が進むのかが鍵となります。

現在の株価は割安感があり配当利回りが高いです。しかし、メガバンクは国内外における取引先の経済活動が業績に大きな影響を与えます。他にも保有株式に係るリスク、為替リスクなどさまざまなリスクを抱えています。

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