セイコーHD(SEIKO)の株価分析。下落している株価は上昇するのか、配当はどうなるのか分析【8050】

腕時計で国内首位級のセイコーHD(8050)の株価が下落して推移しています。外国人観光客から高性能な日本製腕時計に対するニーズが高まっていますが、果たして今後の株価・配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

セイコーの株価POINT
  • 株価は割安で配当利回りも高め
  • 配当は据え置きで推移、増える可能性も減る可能性も低い
  • 業績はやや厳しく株価も下落気味に推移している
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セイコーの事業内容と株価指標

はじめにセイコーの事業内容と株価指標を確認していきます。

セイコーホールディングス(8050)とは

セイコーホールディングス株式会社(英称:Seiko Holdings Corporation)は、セイコーグループの中心会社である。

ブランド名はSEIKOの他複数を保有しており、高級実用腕時計であるグランドセイコーや高級・宝飾腕時計としてクレドール、セカンドラインとしてデフュージョンブランドALBAをはじめ、ALBAの上級ファッションブランドウォッチであるWIRED、ライセンスウォッチブランドアニエスベーなどを展開している。

wikipediaより抜粋

セイコーHDの売上・利益の中心事業はウォッチ事業(時計事業)です。他には電子デバイス事業、システムソリューション事業などを展開しています。

参考:セイコーの事業|セイコーホールディングス

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,110円

予定年間配当:75円

年間配当利回り:約3.55%

予想PER:11.6倍、PBR:0.77倍

※株価は2020年2月27日終値

PER、PBRともに割安水準です。配当利回りは平均と比較して結構高めです。

セイコーの業績推移と株価チャート・配当推移

次にセイコーの業績推移と株価チャート・配当金の推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売り上げは若干苦戦して推移していますが、利益は何とか踏ん張っていますが、2020年3月期は下方修正を行い減益の見通しです。

株価チャートについて

下記はセイコーの5年分の週足株価チャートです。

ここ数年は下落気味のレンジで推移しています。ここからの一旦の下値メドは2,000円、その次が1,500円、上値は2,500円、その次が3,000円と見ることが出来ます。

配当金の推移

下記はセイコーの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セイコーの株価POINT

2015年3月期:50円
2016年3月期:62.5円
2017年3月期:75円
2018年3月期:75円
2019年3月期:75円
2020年3月期:75円(予)

配当は1株あたり年間75円で据え置きです。2020年3月期の配当性向は約41%と若干上昇してきました。

中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)では安定配当としているため、大きく配当が増える可能性は低そうですが、大きく減配する可能性は今の所低そうです。

参考:配当情報|セイコーホールディングス

セイコーの直近決算と今後

最後にセイコーの直近決算内容の確認と今後について考えていきます。

最近の決算について

2020年2月13日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は93.5億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の115億円から105億円に下方修正しました。

1Q、2Qでは比較的好調に推移していましたが、消費税増税・海外の不調で3Qの経常利益が前年同期比で69.8%減と苦しい状況です。

今後の見通しについて

2019年9月末には複数の証券会社が格上げ、もしくは目標株価の引き上げを行い株価は比較的好調に推移していました。しかし、その後は業績が厳しくなる見通しで株価が下落し始めました。

ココからは時計はウェアラブル端末(スマートウォッチ)が主流だと考えられます。セイコーは今後も中・高価格帯やスポーツ時計、海外での売上拡大を狙っていますが、スマートウォッチで競合に置いていかれると厳しくなる可能性があります。

現在の株価には割安感があり、業績下方修正を行いましたがまだ耐えているという印象です。

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