セイコー(SEIKO)の株価分析!業績悪化で株価下落、減配当の可能性【8050】

腕時計で国内首位級のセイコーホールディングス(8050)の株価が下落推移しています。外国人観光客から高性能な日本製腕時計に対するニーズが高まっていましたがインバウンド需要が大きく減少している現状でかなり厳しいです。果たして今後のセイコーの株価・配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。

セイコーの株価POINT
  • 利益は大きく減少し株価も下落している
  • 配当は据え置き推移だが配当性向が高く減配する可能性も
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セイコーの事業内容と株価指標

はじめにセイコーの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,496円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:61.7倍
PBR:0.6倍

2020年8月31日終値時点のデータ

PERは割高、PBRはかなり割安水準です。2021年3月期の配当は未定です。

セイコーホールディングス(8050)とは

セイコーホールディングス株式会社(英称:Seiko Holdings Corporation)は、セイコーグループの中心会社である。

ブランド名はSEIKOの他複数を保有しており、高級実用腕時計であるグランドセイコーや高級・宝飾腕時計としてクレドール、セカンドラインとしてデフュージョンブランドALBAをはじめ、ALBAの上級ファッションブランドウォッチであるWIRED、ライセンスウォッチブランドアニエスベーなどを展開している。

セイコーホールディングス – Wikipediaより抜粋

セイコーの売上・利益の中心事業はウォッチ事業(時計事業)です。他には電子デバイス事業、システムソリューション事業などを展開しています。

参考:セイコーの事業|セイコーホールディングス

セイコーの業績推移と株価チャート

次にセイコーホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売り上げは下落推移、利益も2020年3月期は大きく減益、2021年3月期もさらに減益の見通しです。

株価チャートの推移

下記はセイコー5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると株価は下落推移、短期でも下落しています。

現在の株価は下落が止まりやすいポイントですが、さらに下落して1,000円以下となる可能性もあります。上昇した場合の一旦のメドは2,000円付近です。

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セイコーの配当推移と決算内容

次にセイコーホールディングスの配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はセイコーの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セイコーホールディングスの年間配当金推移

2015年3月期:50円
2016年3月期:62.5円
2017年3月期:75円
2018年3月期:75円
2019年3月期:75円
2020年3月期:75円
2021年3月期:未定

配当は1株あたり年間75円で据え置きです。

2020年3月期の配当性向は91%とかなり高いです。中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)では安定配当の維持としていますが、配当性向の高さと配当予想を未定としている点から減配する可能性もあります。

参考:配当情報|セイコーホールディングス

決算内容について

2020年8月11日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常損益は25.9億円の赤字と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常損益が13億円の赤字見通しとしています。

セイコーの今後の株価について

最後にセイコーホールディングスの今後の株価について考えていきます。

今後の見通しについて

2019年9月末には複数の証券会社が格上げ、もしくは目標株価の引き上げを行い株価は比較的好調に推移しましたが、その後に業績が厳しくなる観測から株価が下落し始めました。

これからの時計はウェアラブル端末(スマートウォッチ)が主流と言われています。セイコーは今後も中・高価格帯やスポーツ時計、海外での売上拡大を狙っていますが、もしスマートウォッチが主流となり競合に置いていかれると厳しくなる可能性があります。また、短期的にはインバウンド需要の落ち込みもあり厳しいのが想定されます。

現在の株価には業績悪化の影響をある程度織り込んでいますが、仮にここから無配発表などがあるとさらに株価は下落する可能性も当然あります。

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