オリンパスの株価が上昇中!このまま順調に推移するのか分析【7733】

オリンパス(7733)の株価が好調な業績の影響もあり、かなり上昇しています。はたして今後の株価はどうなるのかを業績推移・株価チャート・株価指標から考えてみました。

  • オリンパスの株価指標・事業内容
  • オリンパスの業績推移・株価チャート・配当推移
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価指標と業績内容について

初めにオリンパスの株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,700円

予想年間配当:10円

年間配当利回り:約0.59%

PER:34.7倍、PBR:6.04倍

PER、PBRともに割高水準です。配当利回りもあまりよくありません。

※2019年11月7日終値時点

オリンパス(7733)とは

オリンパスは医療事業・科学事業・映像事業の3つの分野で、内視鏡、顕微鏡、デジタルカメラ、小型録音機などの光学機器、電子機器を製造・販売している。

内視鏡分野では世界シェア75%程度を占めるなど、医療用の光学機器や顕微鏡分野では世界最大手となっている。カメラ部門ではニコン、キヤノンに次ぐ事業規模、ICレコーダーは、かつてのマイクロカセットレコーダー時代からのブランド力があり、日本国外で70%以上・国内でも50%近い高いシェアを占めている。

wikipediaより一部抜粋

事業の柱は医療事業で、中でも消化器内視鏡が主となっています。

オリンパスといえば、2011年に起きた巨額の損失隠しのオリンパス事件が有名ですね。上場廃止は免れたものの、株価は暴落し世界中で報道された大事件でした。一時は経営が混乱していましたが、今はしっかりと経営再建が進んでいるという印象です。

業績推移と株価チャート・配当推移

次にオリンパスの業績推移と株価チャートをみていきます

売上高・経常利益の推移について

下記はオリンパスの売上高・経常利益の推移です。

2019年3月期は2011年に発生した事件に対する和解金の計上などもあり、かなり厳しい利益となりましたが、2020年3月期はV字復活の見通しとなっています。

株価チャートについて

下記はオリンパスの直近約3年の週足株価チャートです。

2018年は業績の悪化から株価が大きく下落しましたが、2019年1月11日に企業変革プランを発表し、大幅な構造改革を伴う組織変更がポジティブに受け止められ、株価が上昇しました。

その後の業績の好調さもあり、株価は順調に伸びています。現在は年初来高値を更新し1,700円まで上昇しています。

参考:企業変革プラン「Transform Olympus」|オリンパス公式サイト

配当推移について

下記はオリンパスの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
2.5円4.25円7円7円7.5円10円

配当ですが、2012年3月期~2014年3月期は無配でしたが、ここ数年は増配傾向です。

配当の方針は「総還元性向30%を一つの目安」としています。2020年3月期の配当性向は約20%の予想のため、2021年3月期の増配期待は高いです。

2020年3月期の増額修正の可能性ももちろんありますが、8月にソニーが保有するオリンパス株を買う、自社株買いを実施したので大きな期待は難しそうです。

参考:株主還元|オリンパス公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年11月6日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前損益は485億円と発表。通期計画の860億円に対する進捗率は56.5%となりました。

特に2Qの決算は過去の同期比でもかなり良く、この先は業績の上方修正も期待できます。

今後について

かつては上場廃止の可能性もありましたが現在は経営再建が順調に進んでいます。

会社に大きな問題があった事件銘柄はその後しばらく株価が軟調になることが多いですが、オリンパスは事件の大きさを考えるとかなり早く立ち直ったという印象です。

内視鏡分野で世界的な高いシェアがあり、その技術力は素晴らしいです。多くの証券会社の投資判断も「買い」となっておりまだまだ株価が上がるとみられています。

しかし、株価が上昇したことでその割高さが目立つようになってきています。2018年末と比べるとその株価は2倍以上になっています。オリンパス事件が一旦落ち着いたことで買いやすくはなっていますが、かなり期待値が高い状態にあると考えられます。

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