日本カーボンの配当が高い利回り・株価は下落が目立つ動きから緩やかに上昇推移【5302】

炭素製品大手の日本カーボン(5302)、配当は大きく増配当後、据え置きで推移し高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

日本カーボンのPOINT
  • 配当は据え置き推移で高い利回り
  • 株価は大きく下落する場面もあるが緩やかな上昇推移に
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株価情報と配当情報について

日本カーボンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年12月12日終値時点)

株価:4,465円
予想PER:8.37倍
PBR:0.92倍
予想EPS:533.61円
時価総額:528億円

最新の株価参考:日本カーボン(株)【5302】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当金の情報

2025年12月期の予定年間配当:200円
予想年間配当利回り:4.48%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2019年12月期に年間配当200円に大幅増配した後は据え置きで推移しています。

配当性向は2024年12月期が54.2%、2025年12月期の予想が約37%です。

配当方針の確認

配当方針は「収益状況に対応した配当を行うことを基本としつつ、収益基盤の確保・強化のため内部留保の充実、財務体質の強化により、将来における安定した配当の維持」としています。

参考:IRライブラリ|日本カーボン株式会社

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業績推移と株価推移について

日本カーボンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

増益で推移していましたが、2024年12月期は減益に。

2025年12月期は営業・経常減益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|日本カーボン株式会社

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年以降、レンジで推移していましたが2024年2月に大きく上昇。

その後は2024年7月、2025年4月に大きく下落。2025年7月以降は緩やかに上昇推移しています。

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事業内容と財務状況について

日本カーボンの事業内容と財務状況を確認していきます。

日本カーボン(5302)の概要

日本カーボン株式会社(にっぽんカーボン、英文社名:Nippon Carbon Co., Ltd.)は、炭素製品の大手メーカーである。

1927年、日本では初となる人造黒鉛電極の製造に成功する。

日本カーボン – Wikipediaより抜粋

炭素製品の大手メーカーで、電炉向け電極、半導体やリチウムイオン電池向け製造を行っています。

各製品を世界各国に輸出するとともに、海外企業と共同で用途開発を行うなど積極的な世界市場展開を進めています。

3か月決算の実績

下記は2025年12月期の各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較です。

2025年12月期の連結経常利益53億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2021年12月期以降、営業CFが減少していましたが、2024年12月期は増えています。

配当について

配当は据え置き推移で高い利回りです。

株価は大きく下落する場面が目立っていましたが緩やかに上昇しています。

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