大手電気機器メーカーの京セラ(6971)。株主優待制度はQUOカード、カタログギフトを実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
株価情報と株主優待
株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価指標(2024年8月16日終値時点)
株価:1,687.5円
予想PER:21.22倍
PBR:0.73倍
予想EPS:79.51円
時価総額:2兆5,489億円
最新の株価参考:京セラ(株)【6971】:Yahoo!ファイナンス
株主優待制度について
株主優待制度は「QUOカード」、「カタログギフト」を実施しています、優待権利月は3月で長期保有が条件です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 500株未満 | QUOカード 1,000円(1年以上5年未満) QUOカード 2,000円(5年以上) |
500株以上 1,000株未満 | カタログギフト 3,000円相当(1年以上5年未満) カタログギフト 5,000円相当(5年以上) |
1,000株以上 | カタログギフト 5,000円相当(1年以上5年未満) カタログギフト 10,000円相当(5年以上) |
また、「自社およびグループ会社指定の製品・サービスを特別価格で提供」(年2回)も実施しています。
参考:株主優待|京セラ
優待利回り
100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.6%です。
配当情報
2025年3月期の予定年間配当:50円
予想年間配当利回り:2.96%
配当金の推移
下記は配当金の推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期は減配も2022年3月期、2023年3月期は増配しています。2025年3月期は据え置き予定としています。
配当性向は2024年3月期が69.9%。2025年3月期の予想が約63%です。
配当方針の確認
利益配分の基本方針は「連結配当性向を50%程度の水準で維持する配当方針」としています。
参考:配当金|京セラ
業績推移と株価推移
業績推移と株価推移を確認していきます。
売上高と利益の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年3月期は減益となりましたが、2022年3月期は大きく伸びました。2023年3月期、2024年3月期と連続減益に。
2025年3月期は増益見通しとしています。
参考:業績ハイライト|京セラ
株価の推移
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に下落、2021年に入り上昇した後はレンジで推移。
2023年は上昇が強めの推移でしたが、2024年3月以降は下落しています。
事業内容と財務状況
事業内容と財務状況を確認していきます。
京セラ(6971)とは
京セラ株式会社(きょうセラ、英: KYOCERA Corporation)は、電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーである。
UFJグループ・みどり会に加盟。
京セラ – Wikipediaより抜粋
主な事業は「産業・自動車用部品」、「半導体関連部品」、「コミュニケーション」、「ドキュメントソリューション」などです。子会社に「京セラコミュニケーションシステム」、「京セラドキュメントソリューションズ(旧・京セラミタ)」などがあります。
3か月決算の実績
下記は3か月決算の連結営業利益の推移と前期との比較です。
2025年3月期の連結営業利益は1,100億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。
営業CFは比較的安定した推移です。投資CF、財務CFも安定しています。
配当・優待について
配当は据え置きで推移し高めの利回りですが、配当性向も高いです。
株主優待制度は長期保有の優待を新設、QUOカード・カタログギフトを実施していますが利回りは低めです。