クボタの配当が連続増配で高めの利回り・株価は下落推移に【6326】

農業機械メーカーとして国内トップ、世界的にも有名なクボタ(6326)、配当は連続増配で推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

クボタのPOINT
  • 配当は増配推移、今後の増配期待値もあり
  • 株価は下落が強い推移に
スポンサーリンク

株価情報と株主優待について

クボタの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年11月29日終値時点)

株価:1,873円
予想PER:9.93倍
PBR:0.94倍
予想EPS:188.71円
時価総額:2兆2,039億円

最新の株価参考:(株)クボタ【6326】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

クボタは創業130年の記念優待として2020年6月末時点で100株以上保有者を対象に「3,000円相当のお米とパスタ」を実施しました。

記念優待の限定実施のため「今後については検討していく方針」としていますが、株主還元の強化として「総還元性向の向上を目指す」としています

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:50円
予想年間配当利回り:2.67%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が23.8%、2024年12月期が約26%です。

配当方針の確認

中期経営計画2025にて「株主還元強化として総還元性向を40%以上目標、50%を目指す」としています。

参考:株主還元|株式会社クボタ

スポンサーリンク

業績推移と株価推移について

クボタの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年12月期は過去最高売上・利益を更新しましたが2022年12月期は減益に。

2023年12月期は再び過去最高益を更新、2024年12月期は減益見通しとしています。

参考:主要財務データ|株式会社クボタ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年中旬から大きく上昇、2021年5月以降は業績が期待以上とならず警戒感などから下落気味の推移に。

2023年から下落が落ち着いて上昇が強めの推移でしたが、2024年5月から下落しています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況について

クボタの事業内容と財務状況を確認していきます。

クボタ(6326)の概要

株式会社クボタ(英: Kubota Corporation)は、産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーである。

農機メーカーとしては国内首位、世界でも3位である。

クボタ – Wikipediaより抜粋

主な事業は「農業機械及び農業関連商品」、「エンジン」、「建設機械」などの機械部門と水環境部門です。

海外の売上比率は年々上昇し2004年は約3割でしたが、2020年12月期は約7割です。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結営業利益の推移と前期との比較です。

2024年12月期の連結営業利益は3,100億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2022年12月期、2023年12月期の営業CFはマイナスです。

配当について

高めの還元性向を目安にしており、これまでの配当を見ても安定感があります。2024年12月期も増配予定で高め水準の利回りです。

株主優待制度は過去に特別に実施しており、今後に期待したいですが過度な期待はできなさそうですね。

タイトルとURLをコピーしました