キッコーマン【2801】株主優待は自社商品・株価は上昇推移

「醤油」で最大手メーカーのキッコーマン(2801)、株主優待制度は自社商品を実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートを確認していきます。2024年3月末に1株を5株に株式分割予定としています。

キッコーマンのPOINT
  • 割高感あり、連続増配当も利回り低め
  • 株主優待は長期保有の条件で利回りも低い
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キッコーマンの株価情報と配当・優待

キッコーマンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年3月22日終値時点)

株価:9,978円
予想PER:37.63倍
PBR:4.18倍
予想EPS:265.17円
時価総額:1兆9,346億円

最新の株価参考:キッコーマン(株)【2801】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:93円
予想年間配当利回り:0.93%

配当金の推移について

下記はキッコーマンの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当金は増配推移、2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が34.2%、2024年3月期の予想が約35%です。

参考:利益配当について|キッコーマン

株主優待について

株主優待制度は「自社グループ商品」を実施、優待権利月は3月で1年以上の継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株以上 継続1年以上グループ商品(1,000円相当)
100株以上 継続3年以上グループ商品(2,000円相当)
1,000株以上 継続1年以上3年未満グループ商品(3,000円相当)
1,000株以上 継続3年以上グループ商品+オリジナル品
(計5,000円相当)

優待利回り

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.1%です。

参考:株主優待制度のご紹介|キッコーマン

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キッコーマンの業績推移と株価推移

キッコーマンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はキッコーマンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益とも比較的好調に推移し、2023年3月期は過去最高売上・利益を更新。

2024年3月期も増益見通しとしています。

参考:主要な指標の推移|キッコーマン

株価のチャート

下記はキッコーマン約5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年に好調な決算もあり大きく上昇。しかし、その後は割高感に加え原材料価格・原油価格上昇の警戒感もあり下落場面も。

2023年3月以降は再び上昇し1万円あたりまで来ています。

また、2024年3月末を基準日に1株を5株に株式分割予定としています。

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キッコーマンの事業内容と財務状況

キッコーマンの事業内容と財務状況を確認していきます。

キッコーマン(2801)の概要

キッコーマン株式会社(英: KIKKOMAN CORPORATION)は、醤油を主とする調味料、加工食品の大手企業である。

主力の醤油のシェアは高く、日本シェア30%、世界シェア50%である。特にアメリカ合衆国でのシェアは55%と高い。

醤油以外にも様々な事業展開を行っており、調味料、健康食品、バイオ事業、外食・中食事業、食料品卸売事業を幅広く展開している。

キッコーマン – Wikipediaより一部抜粋

醤油が有名でシェアも高いですが、つゆ・だしなどの醤油関連調味料、豆乳・デルモンテ飲料なども大きな割合を占めます。海外の売上・利益比率が高いです。

3カ月決算の実績

下記はキッコーマンの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は686億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキッコーマンのキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは安定した推移です。

キッコーマンの配当・優待

ここ数年の配当は増配し好調な推移ですが、利回りは低めです。

株主優待制度は継続保有が条件で利回りが低めですが、株式分割後は100株を半年保有で1,000円相当となり実質拡充です。株価も5分の1で買いやすくなります。

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