かんぽ生命の株価分析!株価は底値から抜けて上昇・今後の株価と配当はどうなるか【7181】

2019年、かんぽ生命保険(7181)は不適切な販売を高齢の契約者に対して行ったとするニュースを受け株価は大きく下落。既に株価は底値から抜けて上昇していますが、果たして今後のかんぽ生命保険の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

かんぽ生命保険の株価POINT
  • 株価指標は割安で年間配当利回りは高い
  • 売上は厳しい推移
  • 現状では中長期的な不安材料が強い
スポンサーリンク

かんぽ生命の株価指標と事業内容

はじめにかんぽ生命保険の株価指標と事業内容を確認します。

株価指標と配当利回り

株価:2,130円
予定年間配当:90円
年間配当利回り:4.23%
予想PER:7.2倍
PBR:0.3倍

2021年6月17日終値時点のデータ

株価指標はかなり割安です。年間配当利回りは高いです。

かんぽ生命保険(7181)とは

株式会社かんぽ生命保険(かんぽせいめいほけん、英: Japan Post Insurance Co.,Ltd.)は、日本の生命保険会社である。愛称は「かんぽ生命」(英通称はJP INSURANCE)。

日本郵政株式会社が2006年9月1日に準備会社として株式会社かんぽを設立。

2007年10月1日に商号変更され株式会社かんぽ生命保険に移行し、旧日本郵政公社から主に生命保険事業等を引き継ぎ所要の施設・職員等を承継した委員会設置会社となった。

かんぽ生命保険 – Wikipediaより抜粋

かんぽ生命保険は日本の生命保険会社です。郵便局を通じて、養老保険・終身保険を中心とした簡易で小口な商品と各種サービスを提供しています。

2015年に日本郵政、ゆうちょ銀行と同時に東証1部に上場。発行済み株式の11%が公開価格2,200円で売り出し、2019年4月に2,375円で追加で売り出し。今後も日本郵政が保有する大量の「かんぽ生命保険」の株は出来るだけ早く売り出すことになっています

参考:個人投資家のみなさま|かんぽ生命

かんぽ生命の業績推移と株価チャートについて

次にかんぽ生命保険の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩下がりです。2021年3月期は減益見通しでしたが、保険営業自粛の影響により大きく増益となりました。

株価チャートの推移

下記はかんぽ生命保険5年分の週足株価チャート推移です。

2,000円台のレンジで推移していましたが、2019年に不適切販売問題が発覚すると株価は急落。2020年4月以降の株価は上昇しています。

株価のメドについて

ここから上昇した場合のメドは2,800円、下落した場合のメドは1,800円辺りと見ることが出来そうです。

スポンサーリンク

かんぽ生命の配当推移と決算内容について

次にかんぽ生命保険の配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はかんぽ生命保険の配当金の推移です。

かんぽ生命保険の年間配当金推移

2017年3月期:60円
2018年3月期:68円
2019年3月期:72円
2020年3月期:76円
2021年3月期:76円
2022年3月期:90円(予)

2022年3月期は増配予定です。配当性向は2020年3月期が28.4%、2021年3月期が25.7%、2022年3月期の予想が約43%です。

利益還元方針の確認

配当方針は「2025年度までの中期経営計画期間は原則として減配を行わず、増配を目指す」です。今後も増配する可能性はありますが、問題も抱えているので、どこまで配当に回せるか見えない部分はあります。

また、「配当金」や「企業価値・株式価値向上」を重視しているため株主優待は実施していません。今後も実施する可能性は低いです。

参考:株主還元|かんぽ生命

決算内容について

2021年5月14日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は3,457億円と発表。2022年3月期の同利益は2,900億円見通し、年間配当は90円予定としています。

かんぽ生命の今後の株価について

最後にかんぽ生命保険の今後の株価について考えていきます。

今後について

株価はやや上昇していますが、まだ割安で配当利回りも高いです。株価が下落した際には長期保有を考えてNISAで購入をする人が増えていましたが、金融庁から業務停止命令・改善命令を出されているのでリスクも当然あります。

営業活動自粛の影響

営業活動自粛は短期的にみると「経費支出の減少」が大きいため利益が上乗せされます。そのため2021年3月期は増益となりましたが、ストックビジネスなので中長期的にはマイナス影響となります。

自粛していた営業活動を再開していますが、不透明感は強いです。

売買タイミング

2021~2025年の中期経営計画ではまずは信頼回復としていますが、当然、直ぐに回復するものではないです。また、株式売り出しも想定されるため、タイミングが非常に難しいです。

タイトルとURLをコピーしました