かんぽ生命保険【7181】株価分析!厳しめの業績見通し・高配当利回り

生命保険会社のかんぽ生命保険(7181)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。2019年に不適切な販売を高齢の契約者に対して行ったとするニュースを受けて、株価は大きく下落しました。

かんぽ生命保険の株価POINT
  • 割安感あり、高配当利回り
  • 売上は厳しい推移
  • 株価回復も不安材料あり
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かんぽ生命の株価情報と事業内容

かんぽ生命保険の株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:2,256円
予想PER:12.69倍
PBR:0.39倍
予想EPS:177.76円
時価総額:9,017億円

2022年9月22日終値時点のデータです。
最新の株価参考:(株)かんぽ生命保険【7181】:Yahoo!ファイナンス

PBRは割安感が強いです。

かんぽ生命保険(7181)とは

株式会社かんぽ生命保険(かんぽせいめいほけん、英: Japan Post Insurance Co.,Ltd.)は、日本の生命保険会社である。

日本郵政株式会社が2006年9月1日に準備会社として株式会社かんぽを設立。

2007年10月1日に商号変更され株式会社かんぽ生命保険に移行し、旧日本郵政公社から主に生命保険事業等を引き継ぎ所要の施設・職員等を承継した委員会設置会社となった。

かんぽ生命保険 – Wikipediaより抜粋

かんぽ生命保険は2015年に日本郵政、ゆうちょ銀行と同時に東証1部に上場。発行済み株式の11%を公開価格2,200円で売り出し、2019年4月には2,375円で追加で売り出しています。

今後も日本郵政が保有する大量の「かんぽ生命保険」の株は出来るだけ早く売り出すことになっています

かんぽ生命の業績推移と株価推移

かんぽ生命保険の業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と利益の推移

下記はかんぽ生命保険の売上高・経常利益・最終利益の推移です。

売上は右肩下がりで推移。2021年3月期は減益見通しでしたが、保険営業自粛の影響により増益に。

2023年3月期は大きく減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|かんぽ生命

株価の推移

下記はかんぽ生命保険5年分の週足株価チャートです。

株価は2019年に不適切販売問題が発覚すると大きく下落。

2020年4月からは底値を抜けて上昇しましたが2021年3月から下落。

2022年以降は緩やかなレンジで推移しています。

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かんぽ生命の配当情報と決算内容

かんぽ生命保険の配当情報と決算内容を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:92円
予想年間配当利回り:4.08%

配当利回りは高いです。

配当金の推移

下記はかんぽ生命保険の配当金推移です。

かんぽ生命保険の年間配当金推移

2018年3月期:68円
2019年3月期:72円
2020年3月期:76円
2021年3月期:76円
2022年3月期:90円
2023年3月期:92円(予)

2023年3月期は増配予定としています。

配当性向は2022年3月期が24%、2023年3月期の予想が約50%です。

利益還元方針の確認

配当方針はとして2025年度までの中期経営計画期間は「原則として減配を行わず、増配を目指す」、「総還元性向について中期平均40~50%を目指す」としています。

また、「配当金」や「企業価値・株式価値向上」を重視しているため株主優待は実施していません。今後も株主優待を実施する可能性は低いと考えられます。

参考:株主還元|かんぽ生命

決算内容について

2022年5月13日に決算発表。
2022年3月期の連結経常利益は3,561億円と発表。

2023年3月期の同利益は1,600億円見通し、年間配当は92円予定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年8月10日に決算発表。
2023年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は134億円と発表。

前年同期比85.4%減、通期計画の1,600億円に対する進捗率は8.4%となりました。

かんぽ生命の今後について

かんぽ生命保険の今後について考えていきます。

今後について

株価下落時には高配当利回りで注目されることもありますが、金融庁から業務改善命令を受けるなど、リスクも当然あります。

また、2023年3月期はかんぽ営業体制における日本郵便からのコンサルタントの受け入れ、事業費の増加などにより大きく減益見通しです。

営業活動自粛の影響

2021年3月期は営業活動自粛により経費支出の減少、利益が上乗せされましたが、ストックビジネスなので中長期的にはマイナス影響となります。

新契約獲得が想定を下回るなど、まだまだ不透明感は強いです。

売買タイミング

2021~2025年の中期経営計画では信頼回復第一としていますが、当然、信頼は直ぐに回復するものではないです。

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