JFEホールディングスの配当が高い利回り・株価は下落が強い推移【5411】

鉄鋼事業を中心にエンジニアリング、商社事業も展開するJFEホールディングス(5411)、高い配当利回りで下限を設定しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

JFEホールディングスのPOINT
  • 配当金は下限を設定、高い利回り
  • 株価は下落が強い推移に
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株価情報と配当状況について

JFEホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年6月6日終値時点)

株価:1,698円
予想PER:14.4倍
PBR:0.43倍
予想EPS:117.91円
時価総額:1兆858億円

最新の株価参考:JFEホールディングス(株)【5411】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「工場見学会」を実施しています。現状の株主優待が、株価に与える影響はなさそうです。

参考:株主優待|JFEホールディングス株式会社

配当金の情報

2026年3月期の予定年間配当:80円
予想年間配当利回り:4.71%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2022年3月期は年間140円に大きく増配も、2023年3月期は減配。2026年3月期は減配予定としています。

配当性向は2025年3月期が69.2%、2026年3月期の予想が約68%です。

株主還元方針の確認

配当方針として「配当性向(連結ベース)を30%程度とすることを基本、1株80円を下限」としています。

参考:株主還元(配当等)|JFEホールディングス株式会社

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業績推移と株価推移について

JFEホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は最終赤字で厳しくなりましたが、2022年3月期は大きく回復。2023年3月期は減益も、2024年3月期は増収・増益となりました。

2025年3月期は減益、2026年3月期はさらに減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|JFEホールディングス

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年11月頃から上昇、2022年は比較的緩やかな推移でしたが、2023年は再び上昇。

2024年4月以降は下落が強い推移をしています。

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事業内容と財務状況について

JFEホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

JFEホールディングス(5411)の概要

JFEホールディングス株式会社(ジェイエフイーホールディングス、英: JFE Holdings, Inc.)は、大手鉄鋼メーカーのJFEスチールを中心に、JFEエンジニアリング、JFE商事を傘下に持つ持株会社である。

JFEによれば、社名の JFE は日本 (Japan)、鉄鋼(鉄の元素記号Fe)、エンジニアリング (Engineering) を組み合わせたものであり、また日本を代表する未来志向の企業グループ (Japan Future Enterprise) を意味する。

JFEホールディングス – Wikipediaより抜粋

「鉄鋼事業」のJFEスチール株式会社、「エンジニアリング事業」のJFEエンジニアリング株式会社、「商社事業」のJFE商事株式会社の3つの事業を中心としています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは増加していましたが2025年3月期は減っています。

配当・優待について

高い配当利回りですが、減配予定です。下限を設定していますが、過去の配当を見ると業績に大きく連動しています。

株主優待制度にお得感は特にないです。

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