不二家(2211)の株価が苦戦中、株主優待はお得だがこの先の株価はどうなる

山崎製パン傘下の不二家(2211)ですが、決算でも業績の下方修正を行うなど非常に厳しい状況が続き株価が下落傾向です。今後、不二家株がどうなるか、現在の株価と各指標から、業績と今後の見込みを合わせて考えてみました。

  • 過去の業績と株価チャートから株価下落の原因を探る
  • 現在の株価、各指標や配当利回り、株主優待を確認
  • これからの見通しについて、最近の業績や今後の予測から確認

業績と株価の推移を確認

はじめに業績と株価の推移を確認していきます。

売上・利益の推移

2019年の会社予想利益は当初30億でしたが下方修正を行い、現在は前期比マイナスの26億予定としています。

株価チャートを確認

直近3年の週足チャートを確認します。

ここ数カ月は2,000円周辺でもみ合い、下髭が多く出ていることから2,000円周辺が底値となり上昇していく可能性がある反面、なかなか上昇できていない。という印象も受けます。

現在の株価、各指標と株主優待を確認

次に現在の株価と各指標、株主優待の確認です。

各指標と配当利回り

不二家の現在の株価は1,979円。 年間配当は15円の予定なので年間配当利回りは約0.7%です。PERは42.5倍、PBRは1.1倍、割と人気の優待株なので割高傾向でしたが、ここ最近の下落でPBRの割高感はなくなりました。PERは下方修正の影響も多少あり割高傾向です。

※株価は2019年9月5日終値

過去の配当推移を確認

不二家の過去の配当推移です。

2014年2015年2016年2017年2018年2019年(予)
0円0円10円15円15円15円

過去にはつらい時期も多く無配になることもありました、現在は持ち直し3期連続で配当を出し、今期も据え置きですが15円の予定です。しかし、今期はあくまでも今のところの予定であることに注意です。

参考:第124期報告書 株主のみなさまへ|不二家公式サイト

株主優待制度を確認

不二家は株主優待を実施しています。内容は自社店舗で利用することができる優待券です。保有株式数により金額が変わります。

所有株式数ご優待内容
100株から499株まで株主ご優待券 500円券×6枚 (3,000円分)
500株から999株まで株主ご優待券 500円券×8枚 (4,000円分)
1,000株以上株主ご優待券 500円券×12枚 (6,000円分)

参考:株主優待制度|不二家公式サイト

100株保有で3,000円分なので優待利回りは約1.5%です。自社店舗で利用できる優待券は無くなりにくい優待(絶対無くならないわけではないです)かつ、これまでを見ても仮に業績が悪化してもまずは配当が無くなるのが先だと考えられそうです。

これからの見通しについて

この先、不二家の株価がどうなるかを様々な視点から見てみます。

不二家とは

株式会社不二家(ふじや、英称 Fujiya Co.,Ltd.)は、ケーキなど洋菓子を中心に菓子類の製造販売を主とする老舗の食品メーカー。洋菓子店のほかレストランをフランチャイズ展開している。1910年(明治43年)創業。2008年より山崎製パンの子会社となっている。

wikipediaより

売上の構成比は下記となっています。

  • 製菓事業 61.2%
  • 洋菓子事業 25.3%
  • レストラン事業 5.8%
  • 飲料事業5.4%

最近の業績

2019年7月30日の決算では2019年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は6.6億円に落ち込み、通期の利益を30億円から26億円に下方修正し、達成率は25.4%となりました。下方修正しましたが、それでも通期利益を達成するには頑張りが必要という印象です。

今後の動き

例年、不二家の2Q、3Qの経常利益は赤字な事が多いですが、昨年は黒字でした。下方修正を行った通期の利益ですが、比較的好調な前期比で10%以上の増益が必要で簡単に達成できる数値ではないです

とはいえ、決して無理な数字でもなく現在の株価も底打ち感が若干出てきており、この先上昇する可能性もあります。個人的には3Qがどうなるかに注目しています。

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