中部電力の株価分析!業績安定・連続増配で高配当!今後の株価と配当はどうなるのか【9502】

主に愛知県(名古屋)を中心に中部地域に電力販売事業を展開する中部電力(9502)の株価と配当が今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

中部電力の株価POINT
  • 株価指標は割安で年間の配当利回りは高め
  • 業績は比較的安定、配当は増配傾向
  • やや不安材料もあるが安定のディフェンシブ銘柄
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中部電力の事業内容と株価指標

はじめに中部電力の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,317.5円
予定年間配当:50円
年間配当利回り:3.8%
予想PER:9.5倍
PBR:0.52倍

2020年8月21日終値時点のデータ

株価指標は割安で、年間の配当利回りは高めです。

中部電力(9502)とは

中部電力株式会社は、日本の電力会社である。略称は中電(ちゅうでん)であり、一般に中部地方で「中電」と言えば中部電力を指す。日本の中国地方に本店を置く中国電力(ドメインは energia.co.jp)も、当該地域では通称で「中電」と言われているため、両者の混同を防止するために、株式市場では中部電力は「中部電」、中国電力は「中国電」と呼ばれている。名古屋財界の有力企業新御三家、かつての五摂家の一社。中部経済連合会会長を度々輩出している。

中部電力 – Wikipediaより抜粋

セグメントとしては、「販売」、「電力ネットワーク」、「JERA」となっていますが、基本的には電気を作り販売するのがメインです。

中部電力の業績推移と株価チャート

次に中部電力の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

燃料調達の期ズレ影響により、経常利益は2019年3月期はマイナス500億円、2020年3月期はプラス390億円というのを考えると、比較的利益は安定的に推移していると見ることができます。

2021年3月期は売上が落ち込む見通しです。

参考:業績・指標ハイライト|中部電力

株価チャートの推移

下記は中部電力5年分の週足株価チャートの推移です。

株価チャートは比較的レンジで推移しています。2020年に入り一時的に大きく下落しましたが直ぐに株価を戻し、現在はやや下落推移しています

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中部電力の配当推移と決算内容

次に中部電力の配当推移と決算内容を確認していきます

配当金の推移

下記は中部電力の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

中部電力の年間配当金推移

2016年3月期:25円
2017年3月期:30円
2018年3月期:35円
2019年3月期:45円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円(予)

配当は増配して推移しています。

株主還元の方針として「連結配当性向30%以上を目指す」としています。配当性向ですが2019年3月期は42.9%、2020年3月期は23%です。期ズレの影響を考えるとどちらも約30%となり方針通りといえます。2021年3月期の予想配当性向は約36%なので配当方針を考えると増配が止まる可能性は高そうです。

参考:配当の推移|中部電力

決算内容について

2020年7月31日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は481億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が1,250億円見通しとしています。

中部電力の今後の株価について

最後に中部電力の今後の株価の上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

中部電力の株価上昇ポイント

株価指標の割安感が強く、火力発電用の燃料に使われている天然ガス、石炭、原油の価格が下落しているのは業績にプラスです。2020年3月期の増益は期ズレ差益が主な要因ですが、販売電力量に大きな問題はないです。

生活必需品をメインで扱うディフェンシブ銘柄は景気不安に強い傾向があります。今後、景気減速となる場合は強さを発揮する可能性があります。

中部電力の株価下落ポイント

飲食・小売店の営業時間短縮や休業、工場の稼働が減少し2020年4月の販売電力量は前年同期比で7%減少とやや厳しい状況です。

電力自由化による競争も出ており、今後、景気悪化により経費削減の節電取り組みが実施される可能性も高いです。他にも東京電力の福島第一原子力発電所事故の事故を踏まえた、原子力発電を含む政策などの変化にも影響を受ける可能性があります。ディフェンシブ銘柄はあくまでも景気動向に強いというだけで安全というわけではないです。

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