中部電力【9502】株価分析!厳しい業績見通しで株価下落・高配当利回り

主に愛知県(名古屋)を中心に中部地域に電力販売事業を展開する中部電力(9502)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

中部電力の株価POINT
  • 株価下落で年間配当利回りは高い
  • 大きく業績悪化見通し
  • 不安材料もあるがディフェンシブ銘柄
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中部電力の株価情報と事業内容

中部電力の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:1,188円
予想PER:35.9倍
PBR:0.43倍
時価総額:9,005億円

2021年11月2日終値時点のデータです。
最新の株価参考サイト:中部電力(株)【9502】:Yahoo!ファイナンス

PERは割高、PERは割安です。

中部電力(9502)とは

中部電力株式会社は、日本の電力会社である。略称は中電(ちゅうでん)であり、一般に中部地方で「中電」と言えば中部電力を指す。

名古屋財界の有力企業新御三家、かつての五摂家の一社。中部経済連合会会長を度々輩出している。

中部電力 – Wikipediaより抜粋

事業セグメントは「ミライズ」、「パワーグリッド」、「JERA」です。

「電力販売」がメインですが、電力データを活用したサービス、ヘルスケアなど新しい分野への取り組みもしています。

中部電力の業績推移と株価推移

中部電力の業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と経常利益の推移

経常利益は上下していますが、燃料調達の期ズレ影響を考慮すると、見た目の数値よりは安定しています。

しかし、2022年3月期は燃料価格上昇・電源調達コスト増などにより大きく減益見通しです。

参考:業績・指標ハイライト|中部電力

株価の推移

下記は中部電力5年分の週足株価チャートです。

2020年に入り株価が大きく下落、その後の動きも冴えません。

短期で見ても公取委の立ち入り検査や業績下方修正などの影響で厳しい推移です。

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中部電力の配当推移と決算内容

中部電力の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

2022年3月期の予定配当:50円
予想年間配当利回り:4.21%

下記は中部電力の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

中部電力の年間配当金推移

2017年3月期:30円
2018年3月期:35円
2019年3月期:45円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円
2022年3月期:50円(予)

配当は年間50円で据え置き推移です。

配当性向は2020年3月期は23%、2021年3月期は25.6%。2022年3月期の予想が約150%です。

株主還元方針の確認

株主還元の方針は「連結配当性向30%以上を目指す」としています。

参考:配当の推移|中部電力

決算内容について

2021年10月28日に決算発表。
2022年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は636億円と発表、前年同期比56.5%減となりました。

また、通期の同利益を1,100億円予想から450億円予想に下方修正しています。

中部電力の今後について

中部電力の今後の株価の上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

中部電力の株価上昇ポイント

不透明感はありますが、時短営業や休業などの影響がなくなり、販売電力量が回復する可能性があります。

ディフェンシブ銘柄の安定感

生活必需品を扱うディフェンシブ銘柄は景気不安に強い傾向があります。

今後、景気減速となる場合は強さを発揮する可能性があります。また、株価は過去と比較しても安値圏で推移しており配当利回りも高めです。

中部電力の株価下落ポイント

株価が下落しているというのは、それなりに不安材料を抱えてるという見方もできます。

絶対に安全はない

電力自由化による競争も出ており、経費削減の節電取り組みが実施される可能性もあります。

他にも原子力発電を含む政策などの変化に影響を受ける可能性があります。ディフェンシブ銘柄はあくまでも景気動向に強いというだけで、絶対安全とは言えないです。

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