SGHD(佐川急便)【9143】高めの配当利回り・株価は下落推移

佐川急便グループの持株会社SGホールディングス(9143)、配当を大きく増配後は、緩やかに推移し高めの利回りです。配当状況に加え、株価指標と業績推移、株価チャートを確認していきます。

SGホールディングスのPOINT
  • 配当は大きく増配後、緩やかな推移
  • 高めの利回りだが、予想配当性向は高めで警戒感
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佐川急便の株価情報と配当・優待

SGホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年5月2日終値時点)

株価:1,626円
予想PER:15.77倍
PBR:1.76倍
予想EPS:103.12円
時価総額:1兆413億円

最新の株価参考:SGホールディングス(株)【9143】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:52円
予想年間配当利回り:3.2%

配当金の推移について

下記はSGホールディングスの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配推移から2022年3月期以降は据え置き気味の推移となっています。

配当性向は2024年3月期が54.9%、2025年3月期の予想は約50%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「連結配当性向30%以上、増配を目標」としています。

参考:株主還元|SGホールディングス

株主優待について

株主優待制度は実施しておらず、実施予定無しとしています。

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佐川急便の業績推移と株価推移

SGホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はSGホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移し、2022年3月期は過去最高益を大きく更新も2023年3月期は減収・減益(最終利益は増加)。

2024年3月期は大きく減益となりました。2025年3月期は微増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|SGホールディングス

株価のチャート

下記はSGホールディングスの5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から宅配業の需要増により大きく上昇も、2021年9月以降は割高感・材料出尽くし感から下落。

2023年は緩やかなレンジで推移していましたが、2024年は警戒感から下落しています。

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佐川急便の事業内容と財務状況

SGホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

SGホールディングス(9143)の概要

SGホールディングス株式会社(エスジーホールディングス、英語: SG Holdings Co.,Ltd.)は、佐川急便グループの純粋持株会社。国内宅配便ではヤマトホールディングスに次ぐ国内2位でシェアは33%。

2006年、佐川急便グループの経営戦略・管理機能と執行機能を分離する目的で純粋持株会社のSGホールディングス株式会社が設立。

2017年、東京証券取引所市場第1部に上場。創業60年で株式公開を行う。

SGホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

SGホールディングスは佐川急便を中心とした「デリバリー事業」のほか、「ロジスティクス事業」、「不動産事業」を展開をしています。

キャッシュフロー

下記はSGホールディングスのキャッシュ・フローの推移です。

営業CF、投資CFともに変動が大きいです。

SGHDの配当について

配当金は2021年3月期、2022年3月期に大きく増配。その後は緩やかに推移しています。

株価が下落したことで高めの利回りですが、業績が落ち着いたこともあり、配当性向が高めなのは警戒するポイントです。

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