「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIES(3563)、株主優待制度は「店舗で利用できる電子割引券」を実施しています。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートを確認していきます。
株価情報と株主優待
FOOD&LIFE COMPANIESの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年9月27日終値時点)
株価:2,908.5円
予想PER:25.81倍
PBR:4.41倍
予想EPS:112.68円
時価総額:3,376億円
最新の株価参考:(株)FOOD&LIFE COMPANIES【3563】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度はスシローなどの「店舗で使える電子株主優待割引券」を実施、優待権利月は年2回、3月と9月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株~199株 | 優待割引券 1,650円分(550円の割引券 3枚) |
200株~399株 | 優待割引券 2,200円分(550円の割引券 4枚) |
400株~799株 | 優待割引券 3,300円分(550円の割引券 6枚) |
800株~1,999株 | 優待割引券 6,600円分(550円の割引券 12枚) |
2,000株以上 | 優待割引券 16,500円分 (550円の割引券 30枚) |
また、3年以上の継続保有の場合1,100円分(2枚)プラスとなります。
優待利回りについて
100株保有で年間3,300円相当とした場合、優待利回りは約1.1%です。
参考:株主優待|株式会社FOOD & LIFE COMPANIES
配当金の情報
2024年9月期の予定年間配当:22.5円
予想年間配当利回り:0.77%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。期末の一括配当(9月)を実施しています。
2024年9月期の配当は据え置き予定としています。
配当性向は2023年9月期が33%、2024年9月期の予想が約20%です。
配当政策を確認
配当については「業績に連動した年1回の剰余金配当を実施する方針」としています。
中期経営計画では「安定的な配当額(=配当の絶対額維持)を基本」としています。
参考:配当について|株式会社FOOD & LIFE COMPANIES
業績推移と株価推移
FOOD&LIFE COMPANIESの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2020年9月期は自粛要請・時短営業などの影響により減益となりましたが、他の外食店と比較すると比較的耐えました。
2021年9月期は時短協力金の計上、京樽が連結業績に加わった影響もあり過去最高益を更新も2022年9月期は大きく減益に。
2024年9月期は大きく増益見通しとしています。
参考:財務ハイライト|株式会社FOOD & LIFE COMPANIES
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に下落しましたが、その後は下落前の水準を超えて大きく上昇。
2021年11月からは割高感や警戒感などから大きく下落していましたが、2022年9月に落ち着き。
2024年は比較的落ち着いた推移をしています。
事業内容と財務状況
FOOD&LIFE COMPANIESの事業内容と財務状況を確認していきます。
FOOD&LIFE COMPANIES(スシロー)(3563)の概要
株式会社あきんどスシロー(英: AKINDO SUSHIRO CO.,LTD.)は、回転寿司のチェーン店を展開している企業である。
持株会社の株式会社FOOD&LIFE COMPANIES(フードアンドライフカンパニーズ 英: FOOD & LIFE COMPANIES LTD.)が東京証券取引所プライムに上場している。
2021年4月1日、株式会社スシローグローバルホールディングスが株式会社FOOD&LIFE COMPANIESに商号変更。吉野家ホールディングスが保有している京樽の全株式を取得し、完全子会社化。
あきんどスシロー – Wikipediaより抜粋
2003年から2009年までは「あきんどスシロー」が上場。2017年3月に持株会社である「スシローグローバルホールディングス」が再上場し、2021年4月に「FOOD&LIFE COMPANIES」に商号変更しています。
回転寿司チェーンで業界首位に立ち、韓国・台湾へも出店しています。
3カ月決算の実績
下記は各決算期の連結営業利益の推移と前期との比較です。
2024年9月期の連結営業利益は220億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フロー推移です。
2023年9月期の営業CFが大きく増えています。
配当・優待について
株主優待制度の優待割引券は1,100円毎に550円の優待割引券が利用できるため、実質半額割引券です。株主優待の電子化に伴い金額が増えています。
配当は2020年9月期に減配していますが、比較的安定な推移です。今後も安定に期待が持てますが、利回りは低めです。