長谷工コーポレーションの配当は安定期待で高利回り・株価は下落気味の推移【1808】

マンション開発・建築を行う長谷工コーポレーション(1808)、配当が安定に期待が持てて高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと株主優待制度を確認してみました。

長谷工コーポレーションのPOINT
  • 安定配当に期待が出来て高い利回り
  • 株主優待制度ではさまざまな割引を実施
スポンサーリンク

株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年8月9日終値時点)

株価:1,708.5円
予想PER:8.8倍
PBR:0.91倍
予想EPS:194.19円
時価総額:5,139億円

最新の株価参考:(株)長谷工コーポレーション【1808】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「お米の割引券」と「自社サービス利用割引券」を実施しています。

保有株式数優待内容
100株以上 <3月末>ANAカレーとたなかみ米のコラボ商品 25%割引
リフォーム代金 3%割引
不動産仲介手数料 10%割引 等
100株以上 <9月末>ANAカレーとたなかみ米のコラボ商品 25%割引

お得度の算出は難しく、株主優待狙いで保有する人は少なそうです。

参考:株主優待制度|長谷工コーポレーション

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:85円
予想年間配当利回り:4.98%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利月は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2025年3月期は据え置き予定としています。

配当性向は2024年3月期が41.4%、2025年3月期の予想が約44%です。

配当方針の確認

株主還元方針は中期経営計画(2021年3月期~2025年3月期)で「1株当たりの年間配当金80円を下限、総還元性向40%程度」としています。

2022年5月に下限を70円から80円に変更しており、安定配当に期待が持てる方針です。

参考:中期経営計画|長谷工コーポレーション

スポンサーリンク

業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年3月期は業績回復、2023年3月期は更に増益となりましたが、2024年3月期は減益に。

2025年3月期も減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|長谷工コーポレーション

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は大きく下落するタイミングもあり不安定な推移でしたが、2021年3月からレンジ気味の推移に。

2023年は上昇していましたが、2023年10月以降で見ると下落場面も出ています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

長谷工コーポレーション(1808)の概要

株式会社長谷工コーポレーション(はせこうコーポレーション)は、大手ゼネコン。

関東地方でのマンション開発を中心とした建設会社・デベロッパーでマンション建築では業界トップ。

長谷工コーポレーション – Wikipediaより抜粋

マンション建築最大手で計画から施工まで一貫して行っており、独自のノウハウを持っています。

マンション分譲の他、ホテルやオフィスビルなどの一般工事や土木工事なども行っています。

3カ月決算の実績

下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は800億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2020年3月期、2023年3月期の営業CFはマイナスです。

配当・優待について

下限配当を70円から80円に変更するなど、安定配当に期待が持てて高い利回りです。

株主優待制度は割引なので、お得度は人により変わりそうです。

タイトルとURLをコピーしました