東ソーの配当が安定推移で高利回り・株価は下落から上昇推移【4042】

塩化ビニル・苛性ソーダなどで大手の化学メーカー、東ソー(4042)。配当が安定推移で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

東ソーのPOINT
  • 安定した配当推移、高い利回り
  • 配当性向は高め、割安感あり
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年6月21日終値時点)

株価:2,063.5円
予想PER:11.14倍
PBR:0.83倍
予想EPS:185.29円
時価総額:6,708億円

最新の株価参考:東ソー(株)【4042】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:85円
予想年間配当利回り:4.12%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2022年3月期に大きく増配、2025年3月期は据え置き予定としています。

配当性向は2024年3月期が47.2%、2025年3月期の予想が約46%です。

株主還元方針の確認

株主還元の基本方針は「継続的かつ安定的な配当を行う」としています。

参考:配当情報|東ソー株式会社

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

厳しめの業績で推移していましたが、2022年3月期は大きく増収・増益で過去最高売上・利益を更新。しかし、2023年3月期は大きく減益となりました。

2024年3月期は増益に、2025年3月期は増益見通しとしています。

参考:財務・業績推移|東ソー

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月ごろから上昇。2021年11月から下落が強めに推移していましたが、2023年以降で見ると上昇しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

東ソー(4042)の概要

東ソー株式会社(とうソー、英: TOSOH CORPORATION)は、日本の大手総合化学メーカー。

苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー(VCM)、ポリウレタンといった「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業に加え、石油化学事業(オレフィン、ポリエチレン、合成ゴム等)や機能商品事業(無機・有機ファイン製品、計測・診断製品、スパッタリングターゲット、電解二酸化マンガン、ジルコニアセラミックス、石英ガラスなど)をコアとして事業展開を行っている。

東ソー – Wikipediaより抜粋

様々な製品の素材を製造しており、身近にあるものの中にも東ソー製品が組み込まれているものが多くあります。

みずほ銀行(旧・日本興業銀行)との関わりが深く、1948年から1984年までの社長は日本興業銀行の出身者でした。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2023年3月期の営業CFはマイナスですが、2024年3月期は大きくプラスです。

配当について

配当は安定的に推移し、高利回りです。また、株価には割安感があります。

配当性向が高めなのは警戒したいポイントです。

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