クスリのアオキ【3549】株主優待は割引カードか名産品・株価下落推移

北陸を中心にドラッグストアを展開するクスリのアオキホールディングス(3549)、株主優待制度は割引カードや地方名産品などを実施、株式分割で内容を変更しています。株主優待に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を確認していきます。

クスリのアオキホールディングスPOINT
  • 株式分割で優待内容を変更
  • 配当・優待の合計利回りは低い
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クスリアオキの株価情報と配当・優待

クスリのアオキホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価指標(2024年4月26日終値時点)

株価:2,910円
予想PER:24.36倍
PBR:2.59倍
予想EPS:119.46円
時価総額:2,753億円

最新の株価参考:(株)クスリのアオキホールディングス【3549】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年5月期の予定年間配当:10.83円
予想年間配当利回り:0.37%

配当金の推移

下記はクスリアオキの配当金推移です。配当権利日は、11月(中間配当)と5月(期末配当)です。

配当金は毎年増配しています。

配当性向は2023年5月期が7%、2024年5月期の予想が約9%です。

配当方針の確認

利益配分の方針は「安定的かつ継続的な配当を実施」としています。

参考:配当について|クスリのアオキホールディングス

株主優待制度について

クスリのアオキの株主優待は「株主優待カード」もしくは「地方名産品」などから選択を実施、優待権利月は5月です。

保有株式数優待内容
100株以上 300株未満優待カード(3%割引)
又はAocaギフトカード2,000円相当
又はVisaギフトカード1,500円分
又は地方名産品2,000円相当
300株以上 3,000株未満優待カード(5%割引)
又はAocaギフトカード5,000円相当
又はVisaギフトカード3,500円分
又は地方名産品5,000円相当
3,000株以上優待カード(7%割引)
又はAocaギフトカード10,000円相当
又はVisaギフトカード7,000円分
又は地方名産品10,000円相当

地方名産品は複数商品から選択することが出来ます。

2023年11月21日の株式分割後に優待内容を見直し、2024年5月の優待から内容を変更しています。

優待利回り

100株保有で2,000円相当とした場合、優待利回りは約0.7%です。

参考:株主優待|クスリのアオキホールディングス

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クスリアオキの業績推移と株価推移

クスリのアオキホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はクスリアオキの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年5月期は「収益認識に関する会計基準」等を適用する関係もあり減益に。

2023年5月期は増収・増益、2024年5月期は営業増益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|クスリのアオキホールディングス

株価の推移

下記はクスリアオキの5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年7月から下落。厳しい推移でしたが、2022年6月に下落が止まり上昇。2022年末から警戒感で下落も、2023年4月以降は上昇。

2024年以降は下落推移しています。

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クスリアオキの事業内容と財務状況

クスリのアオキホールディングの事業内容と財務状況を確認していきます。

クスリのアオキホールディングス(3549)とは

株式会社クスリのアオキは、石川県を中心に中部・関東・近畿・東北にドラッグストア(薬店)チェーンを展開する企業。ハピコム(旧イオン・ウエルシア・ストアーズ)に加盟。

持株会社の株式会社クスリのアオキホールディングスが東京証券取引所プライム市場に上場している。限られた商圏で集中的に出店するドミナント戦略で店舗を拡大している。

クスリのアオキ – Wikipediaより一部抜粋

主な事業は「ドラッグストア事業」と「調剤薬局事業」です。

2020年6月に初めてのM&Aを行い、石川県のスーパーマーケットを買収、2020年10月には京都のスーパーマーケットチェーン店の株式を取得し子会社化するなど積極的に拡大しています。

3カ月決算の実績

下記はクスリのアオキの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年5月期の連結経常利益は184億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はクスリのアオキのキャッシュ・フロー推移です。

2023年5月期の営業CFは増えています。

クスリのアオキの配当・優待について

株式分割と増配当の発表もあり株価が上昇していましたが、2024年以降は下落推移に。

また、株式分割の影響で株主優待制度を変更しています。配当と合わせた利回りは低めです。

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