ソフトバンクの株価・配当を分析!株主優待を新設する可能性はある?【9434】

※この記事はソフトバンクIPO時の記事をリライトしています

ソフトバンク株式会社(9434)の株価がIPO価格の1,500円を突破しました。IPO時には何かと騒がれて公募割れしたソフトバンク株ですが、この先の株価・配当がどうなるかを分析してみました。

ソフトバンクの株価POINT
  • ソフトバンクは高い配当性向を打ち出しているので高配当利回り
  • 将来、株主優待を新設する可能性もあるのでは

株価指標と事業内容について

まずはじめにソフトバンクの株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,502.5円

予定年間配当:85円

年間配当利回り:約5.6%

PER:14.9倍。PBR:6.51倍

PBRがかなり割高です。配当利回りはかなり良いです。ソフトバンクはIPO時より株主に利益を還元していくのを重要な経営課題としており、配当性向85%を目安としています。この配当性向の高さについては意見が分かれる部分かもしれません。

※株価は2019年11月26日終値

参考:株主還元・配当|ソフトバンク

ソフトバンク(9434)とは

ソフトバンクとはソフトバンクグループを親会社に持ち、スマートフォン、ブロードバンドサービスからIoTなどなど幅広い事業を展開している会社です。

現在の売り上げのメインはコンシューマー事業で、「SoftBank」、「Y!mobile」、「LINEモバイル」の販売などです。

IPO時の状況と株価チャートについて

下記の枠内はIPO時に書いたものです。

IPOについて

ソフトバンクのIPO規模ですが総額2兆6,000億円をこえ、過去最大級です。IPOでは異例のCMを流したり、各証券会社もかなり気合を入れています。

プラス材料

配当性向を高くして1株当たりの配当は75円です。株価1,500円に対し、年間配当利回りは5%と高くなっています。

また、親会社のソフトバンクグループが株主優待を行っているため、将来、ソフトバンクが株主優待を行う可能性があり好材料となる可能性があります。

マイナス材料

ソフトバンク株の予想PERは17倍となっており、同業種であるKDDIの10倍、NTTドコモの13.7倍と比較すると多少割高感があります、PBRも割高です。

また、すべての携帯会社に対して言えることですが、携帯電話料金の行政指導などがあり今後厳しくなっていくのが想定されます。今までが緩すぎだとも言えますが。

最後に

今回のIPOでのソフトバンク株が明らかに安いかと言われるとそうではないと判断します。IPOの一番の魅力は、その価格では手に入らないくらい安いものを手に入れることができる可能性があることです。

年間配当利回りが5%ということもあり、主に大口の個人投資家には売れているそうですが、今回の株価1,500円はIPOで買うほどのものではないです。

ソフトバンク株自体の購入は良いと思いますが、現在の不安定な株価の流れからすると2018年内にでも1,500円以下で買うチャンスはあると考えます。IPOに参加するより、その時に買う方がお得だと個人的には考えます。

日足の株価チャート

下記はソフトバンクの日足株価チャートです。

IPO後は大きく株価を下げましたが、その後は割と順調に株価を伸ばし、IPO時の価格1,500円を突破しました。

最近の業績と今後について

最後に最近の業績と今後について考えてみました。

最近の業績について

2019年11月5日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は5,142億円と発表、前年同期比で5.3%増と好調です。

株主優待の奥の手

ソフトバンクグループ(9984)が2019年3月末で現行の株主優待制度を廃止すると発表しました。携帯料金が割引になる優待なのでソフトバンクが上場した今、ソフトバンクグループが行う必要はないですね。

そして、ソフトバンクグループが株主優待を廃止したことにより、ソフトバンク(9434)が株主優待制度を新設する準備が整ったと考えています。

今のところ株主優待の話はありませんが、将来的に株主優待制度を新設すれば内容次第では大きく株価が上昇する可能性があると考えています。

今後について

携帯電話はこの先、競争激化や政府による料金引き下げ圧力に加えて、5Gなど新たな技術がリスクとなるケースもあります。高い配当利回りと配当性向を打ち出していることから株価が下落しにくいとはいえ、現在の株価は割高になっている点、親会社のソフトバンクグループ同様に自己資本比率が低い点は気になります。

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