ソフトバンク(softbank)の株価分析!株主優待はどうなる?高配当利回りの理由【9434】

※この記事はソフトバンクIPO時の記事をリライトしています

携帯・固定通信会社のソフトバンク(9434)の株価と配当を分析してみました。最近では日経平均に採用、親会社のソフトバンクグループの株式売り出し(PO)など話題性があります。今後、株主優待を新設する可能性や高い配当について確認していきます。

ソフトバンクの株価POINT
  • ソフトバンクは高い配当性向を打ち出しているので高配当利回り
  • 将来、株主優待を新設する可能性もあるのでは
  • 業績は好調に推移、将来的な伸びの期待と共にリスクもある
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ソフトバンクの事業内容と株価情報

はじめにソフトバンクの事業内容と株価情報を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,307.5円
予定年間配当:86円
年間配当利回り:6.58%
予想PER:12.8倍
PBR:6.49倍

2020年9月11日終値時点のデータ

PBRはかなり割高で配当利回りはかなり高いです。ソフトバンクはIPO時より株主還元を重要な経営課題としており、総配当性向85%を目安としています。配当性向の高さが高配当利回りの理由です。

参考:株主還元・配当|ソフトバンク

ソフトバンク(9434)とは

ソフトバンク株式会社(SoftBank Corp.)は、ソフトバンクグループ株式会社傘下の会社で、日本で携帯電話などの無線通信サービス(移動体通信事業者)および長距離、国際通信を提供する日本の大手電気通信事業者。2015年7月1日にソフトバンクモバイル株式会社から商号変更した。

ソフトバンク – Wikipediaより抜粋

ソフトバンクはソフトバンクグループを親会社に持ち、スマートフォン、ブロードバンドサービスからIoTなどなど幅広い事業を展開している会社です。現在の売り上げのメインはコンシューマー事業で、「SoftBank」、「Y!mobile」、「LINEモバイル」の販売などです。

参考:事業内容|ソフトバンク

ソフトバンクのIPO時の状況と株価チャート推移

次に2018年12月のソフトバンクIPO時の状況と株価チャートの推移を確認していきます。

IPO時の状況

下記枠内はIPO時の記載内容を抜粋したものです。

ソフトバンクのIPOについて

ソフトバンクのIPO規模ですが総額2兆6,000億円をこえ、過去最大級です。IPOでは異例のCMを流したり、各証券会社もかなり気合を入れています。

ソフトバンク株のプラス材料(株価上昇ポイント)

配当性向を高く設定して1株当たりの配当は75円です。株価1,500円に対し年間配当利回りは5%と高くなっています。また、親会社のソフトバンクグループが株主優待を行っているため、将来、ソフトバンクが株主優待を行う可能性があります。

ソフトバンク株のマイナス材料(株価下落ポイント)

ソフトバンク株の予想PERは17倍、同業種であるKDDIの10倍、NTTドコモの13.7倍と比較すると多少割高感があります、またPBRも割高です。また、すべての携帯会社に対して言えることですが、携帯電話料金の行政指導などがあり今後厳しくなっていくのが想定されます。

最後に

IPOでのソフトバンク株が明らかに安いかと言われるとそうではないです。IPOの一番の魅力は、その価格では手に入らないくらい安い価格で手に入れることができる可能性があることです。

年間配当利回りが5%ということもあり、主に大口の個人投資家には売れているそうですが、今回の株価1,500円はIPOで買うほどのものではないです。ソフトバンク株自体の購入は否定しませんが、1,500円以下で買うチャンスは直ぐにあると考えられます。IPOに参加するより、その時に買う方がお得だと個人的には考えます。

日足の株価チャート推移

下記はソフトバンク過去1年間の日足株価チャートの推移です。

IPO時は大きく公募割れしましたが、その後は順調に株価を伸ばし、IPO時の価格1,500円を突破しました。しかし、その後の株価は不安定な動きで中々上昇できていません。ここ最近では、売り出し(PO)による警戒感から株価が下落しています。

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ソフトバンクの株主優待について

次にソフトバンクの株主優待について確認していきます。

ソフトバンクの株主優待はどうなるのか

現在、ソフトバンク(9434)は株主優待を実施していません。

親会社であるソフトバンクグループ(9984)が携帯料金が割引になる優待を実施していましたが、2019年3月末で株主優待制度を廃止しました。

ソフトバンクグループが株主優待を廃止したことにより、ソフトバンク(9434)が株主優待制度を新設する準備が整った可能性はあります。今のところ株主優待の話はありませんが、将来的に株主優待制度を新設する可能性があり、内容次第では株価が大きく上昇する可能性もあります。

ソフトバンクの決算内容と今後について

最後にソフトバンクの決算内容の確認と今後について考えてみました。

決算内容の確認

2020年8月4日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は2,573億円と発表、前年同期比0.8%減となりました。

今後について

携帯電話はこの先、競争激化や政府による料金引き下げ圧力に加えて、5Gなど新たな技術がリスクとなるケースもあります。ソフトバンクは高い配当性向を打ち出しているため、高配当利回りですが株価指標は割高で親会社のソフトバンクグループ同様に自己資本比率が低いのは気になる点です。

また、高い配当性向を打ち出していますが、あくまでも2021年3月期から2023年3月期です。その後も高い配当性向方針が続く可能性はもちろんありますが、確実とは言えないです。

配当性向は一般的に30%~40%台、欧米でも50%台と考えると85%という配当性向方針はかなり高いです。ソフトバンクはソフトバンクグループおよびその投資先との協働により、「少ない資金で投資効率の高い事業展開を行えるため、高い株主還元と成長投資の両立が可能」としていますが、この先も続けることが出来るのかという不安は当然あります。

現在は親会社のソフトバンクグループの売出により株価が下落しています。規模が大きく警戒されています。しかし、今回の売出で保有比率が約60%から40%に低下しますが、まだまだ高い保有率です。追加で売り出す予定も現状では無いとしています。

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