ソフトバンク(9434)は高配当だが今後の株価はどうなる?株主優待を新設する可能性は?

※この記事はソフトバンクIPO時の記事をリライトしています

ソフトバンク株式会社(9434)の株価がIPO価格の1,500円を突破しました。IPO時には何かと騒がれて公募割れしたソフトバンク株ですが、この先の株価がどうなるか各指標や配当などから考えてみました。

ソフトバンクは高い配当性向を打ち出しているため高配当利回りになっています。

  • 株価チャート、各指標と配当について確認
  • ソフトバンクのIPO時の状況を再確認
  • 業績と株主優待の新設の可能性から今後の株価がどうなるか

各指標と配当について

まず初めに現在のソフトバンク株の各指標と配当を確認していきます。

現在の株価、各指標と配当利回り

ソフトバンク現在の株価は1,518.5円。 年間配当は85円の予定なので年間配当利回りは約5.6%です。PERは15.1倍。PBRは7.51倍。PBRがかなり割高です。IPO時よりソフトバンクは株主に利益を還元していくのを重要な経営課題としており、配当性向85%を目安としています。

この配当性向の高さについては意見が分かれる部分かもしれません。配当利回りの高さはこの配当性向の高さから生まれています。

※株価は2019年10月11日終値

日足の株価チャート

ソフトバンクの日足の株価チャートです。

ここ最近の株価は上昇傾向でついにIPO時の価格1,500円を突破しました。

IPO時の状況

下記の枠内はIPO時に書いたものです。

ソフトバンク株式会社とは

ソフトバンクはソフトバンクグループを親会社に持ち、スマートフォン、ブロードバンドサービスからIoTなどなど幅広い事業を展開している会社です。

現在の売り上げのメインはコンシューマー事業で、「SoftBank」、「Y!mobile」、「LINEモバイル」の販売などです。

今回のIPOについて

今回、ソフトバンクのIPO規模ですが総額2兆6,000億円をこえ、過去最大級です。IPOでは異例のCMを流したり、各証券会社もかなり気合を入れています。

プラス材料

配当性向を高くして1株当たりの配当は75円です。株価1,500円に対し、年間配当利回りは5%と高くなっています。

また、親会社のソフトバンクグループが株主優待を行っているため、将来、ソフトバンクが株主優待を行う可能性があり好材料となる可能性があります。

マイナス材料

ソフトバンク株の予想PERは17倍となっており、同業種であるKDDIの10倍、NTTドコモの13.7倍と比較すると多少割高感があります。

また、すべての携帯会社に対して言えることですが、携帯電話料金の行政指導などがあり今後厳しくなっていくのが想定されます。今までが緩すぎだとも言えますが。

最後に

今回のIPOでのソフトバンク株が明らかに安いかと言われるとそうではないと判断します。IPOの一番の魅力は、その価格では手に入らないくらい安いものを手に入れることができる可能性があることです。

年間配当利回りが5%ということもあり、主に大口の個人投資家には売れているそうですが、今回の株価1,500円はIPOで買うほどのものではないです。

ソフトバンク株自体の購入は良いと思いますが、現在の不安定な株価の流れからすると2018年内にでも1,500円以下で買うチャンスはあると考えます。IPOに参加するより、その時に買う方がお得だと個人的には考えます。

ソフトバンク株式会社(9434)の今後を考える

最後に今後のソフトバンク株がどうなるか考えてみました。

業績について

2019年8月5日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月)決算が好調で順調に株価を伸ばしています。

2019年期の配当は10円増配予定の85円ですが、配当性向85%を目安と打ち出しているため、このまま業績好調だと5円-10円増額する可能性があります。そうなるとさらに高利回りになり、株価を伸ばすでしょう。

とはいえ、このまま業績好調となるかは不透明な部分があります。一つは楽天がキャリアに参入することです。ソフトバンクに限らず、KDDI、NTTドコモへもどこまで影響があるか、不明な部分が多いです。大きなキャンペーンを打ち出して一気に顧客を獲得するのか、時間をかけて低料金プランなどで徐々に顧客を獲得するのか。

どちらにしろ将来的には楽天市場、楽天カードを利用している人にはかなり有利な契約になるのでは、と個人的には考えています。すぐにではないですが、将来的には3社への影響は結構ありそうです。

株主優待の奥の手

ソフトバンクグループ(9984)が2019年3月末で現行の株主優待制度を廃止すると発表しました。携帯料金が割引になる優待なのでソフトバンクが上場した今、ソフトバンクグループが行う必要はないですね。

そして、ソフトバンクグループが株主優待を廃止したことにより、ソフトバンク(9434)が優待制度を新設する準備が整ったと考えています。

今のところ株主優待の話はありませんが、将来的に株主優待制度を新設すれば内容次第で大きく株価が上昇する可能性があると考えています。

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