すかいらーくHDの株主優待は人気の食事券・配当は回復推移【3197】

ファミレス国内最大手のすかいらーくホールディングス(3197)、株主優待制度は食事券を実施しています。株主優待に加え、業績推移、株価チャート、配当推移を確認していきます。

すかいらーくのPOINT
  • 株主優待制度は人気の食事券
  • 業績回復で配当は回復推移、株価が上昇推移
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株価情報と株主優待について

すかいらーくホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年5月23日終値時点)

株価:3,231円
予想PER:49.67倍
PBR:4.2倍
予想EPS:65.05円
時価総額:7,351億円

最新の株価参考:(株)すかいらーくホールディングス【3197】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度はすかいらーくグループで使える「株主優待カード(食事券)」を実施しています。優待権利月は6月と12月の年2回です。2020年12月末の優待から金額を減額しています。

保有株式数年間合計
100株~299株4,000円分
300株~499株10,000円分
500株~999株16,000円分
1,000株~34,000円分

優待利回り

100株保有で年間4,000円相当とした場合、優待利回りは約1.2%です。

参考:株主優待制度|すかいらーくホールディングス

配当金の情報

2025年12月期の予定年間配当:20円
予想年間配当利回り:0.62%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2020年12月期は無配、2021年12月期に復配しましたが、2022年12月期は再び無配となりました。

2023年12月期は復配、2024年12月期は増配、2025年12月期は増配予定としています。

配当性向は2024年12月期が30.1%、2025年12月期の予想が約31%です。

参考:配当金・配当性向|すかいらーくホールディングス

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業績推移と株価推移について

すかいらーくホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は取り巻く環境の悪化により大きく赤字に。2021年12月期は時短協力金233億円の計上もあり大きく黒字回復しましたが、2022年12月期は再び赤字に。

2024年12月期は大きく増益、2025年12月期も増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|すかいらーくホールディングス

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年に入り大きく下落した後は業績悪化に加え、優待改悪もあり厳しめの推移でしたが、2023年以降は上昇。

2024年は大きく下落する場面もありましたが、2025年は大きく上昇しています。

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事業内容と財務状況について

すかいらーくホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

すかいらーくホールディングス(3197)の概要

すかいらーくホールディングス(英: SKYLARK HOLDINGS CO., LTD.)は、すかいらーくグループを統括する純粋持株会社である。

すかいらーくグループ(英: SKYLARK GROUP)は、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営する外食産業系企業である。2000年代頃から他のレストラン企業やフードビジネス企業のM&Aを実施し、スケールメリットを生かした経営戦略を行っている。

すかいらーく – Wikipediaより抜粋

すかいらーくホールディングスはファミレス最大手の企業です。

「ガスト」、「バーミヤン」、「ジョナサン」、「夢庵」など多くのを外食チェーン店を展開しています。

3か月決算の実績

下記は各決算期における連結営業利益の推移と前期との比較です。

2025年12月期の連結営業利益は240億円見通しとしています。

キャッシュフローの推移

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2023年12月期の営業CFは大きく増えています。

配当・優待について

2019年12月期は業績悪化で減配当、2020年12月期は配当だけでなく株主優待も改悪しました。

過去の株主優待について

すかいらーくの株主優待制度は2017年に優待金額を3倍に拡充しました。当時、すかいらーく株の多くは投資会社のベインキャピタルが保有していました。

株主優待拡充を2017年2月に発表、その9カ月後の2017年11月には投資会社が保有していた全株式の売却が完了しています。

環境の変化もあり優待改悪に

優待を拡充したことで多くの個人株主が増えて優待コストが膨らんだのに加えて、2020年に環境が大きく変化、業績悪化の影響もあり優待改悪を行っています。

2024年12月期は業績が大きく回復、配当も増えています。今後は優待金額が増額される可能性がゼロとは言えないですが、不透明感はあります。

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