信越化学工業の株価分析!業績好調で連続増配・株価は下落推移【4063】

塩化ビニルや半導体シリコン事業を行う信越化学工業(4063)。今後の株価と配当がどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

信越化学工業の株価POINT
  • 株価は下落推移
  • 業績好調で連続増配推移
  • 財務健全性の高い安定企業
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信越化学の株価情報と業績推移

信越化学工業の株価情報と業績推移を見ていきます

株価指標

株価:15,355円
予想PER:9.27倍
PBR:1.66倍
予想EPS:1,656.99円
時価総額:6兆3,979億円

2022年10月28日終値時点のデータ。
最新の株価参考:信越化学工業(株)【4063】:Yahoo!ファイナンス

目立った割高感・割安感は無いです。

売上高と利益の推移

下記は信越化学工業の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は減収・減益でしたが、2022年3月期は大きく増収・増益となりました。

2023年3月期も大きく増収・増益見通しとしています。

参考:「数字」でみる信越化学|信越化学工業株式会社

株価の推移

下記は信越化学工業5年分の週足株価チャートです。

株価は業績好調もあり、2020年後半から上昇していましたが、2022年以降で見ると下落推移しています。

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信越化学の配当情報と株主優待

信越化学工業の配当情報と株主優待を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:450円
予想年間配当利回り:2.93%

配当金の推移

下記は信越化学工業の配当金推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

信越化学工業の年間配当金推移

2018年3月期:140円
2019年3月期:200円
2020年3月期:220円
2021年3月期:250円
2022年3月期:400円
2023年3月期:450円(予)

配当は毎年増配、2023年3月期も増配予定としています。

配当性向は2022年3月期が33.2%、2023年3月期の予想が約27%です。

利益配分の方針を確認

株主還元方針は「配当性向35%前後を中長期的な目安に安定的な配当に努める」としています。

参考:株主還元|信越化学工業株式会社

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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信越化学工業の事業・決算内容と今後について

信越化学工業の事業・決算内容と今後について考えてみます。

信越化学工業(4063)とは

信越化学工業株式会社(しんえつかがくこうぎょう、英: Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)は、日本の化学メーカーである。

東証プライムの化学セクタに上場する企業において唯一Core30に組込まれている。

塩化ビニル樹脂やシリコンウェハーなど、多くの世界トップシェア製品を有する。

信越化学工業 – Wikipediaより抜粋

事業セグメントは、生活環境基盤材料事業(塩化ビニル・苛性ソーダなど)、電子材料事業(半導体シリコンなど)、機能材料事業(シリコーン・セルロースなど)と加工・商事・技術サービスとなっています。

また、信越化学工業は自己資本率が80%を超え、財務健全性をはかる材料の一つであるネットキャッシュは2021年12月時点の上場企業第3位にランクインしており、安全性の高い企業と言われています。

参考:「金持ち企業トップ500社」|東洋経済オンライン

キャッシュ・フローの推移

下記は信越化学工業のキャッシュ・フローの推移です。

営業CFが安定して推移、キャッシュ・フローから業績安定・好調な経営状況がうかがえます。

決算内容を時系列に確認

2022年4月27日に決算発表。

2022年3月期の連結経常利益は6,944億円と発表。2023年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

2023年3月期1Q決算

2022年7月27日に決算発表。

2023年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は2,626億円と発表。また、通期の同利益を8,400億円見込み、年間配当は450円予定としています。

2023年3月期2Q決算

2022年10月27日に決算発表。

2023年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は5,590億円と発表。また、通期の同利益を8,400億円予想から9,800億円予想に上方修正しています。

今後の見通しについて

財務健全は「不測の事態に備えている」と考えることができ、堅実と見ることができます

もちろん、お金を持っていることは悪いことではありません。しかし「手元に資金がある=良い」とは単純に言えません。

あくまでも一つの指標

手元に資金があるのが良いとすると、ネットキャッシュが連続でマイナストップのソフトバンクグループ(9984)が悪いとなるからです。もちろん、そんな単純ではないです。

企業の負債には種類がある

企業の成長には設備投資・企業買収など投資が欠かせません。超低金利の続く日本では、借り入れを多くして成長に充てるのはある意味、理にかなっています。

一言で負債と言っても積極的なものか、消極的なものかで意味は全く異なります

どのように見るかが重要

手元に資金が多くあるというのは「安心感がある」という見方もできますが、積み上がっている場合は、違う見方をすると投資先を見つけていない、お金をうまく使えていない可能性もあります。

信越化学工業は堅実に事業を行い、日本だけでなく世界的に大きなシェアを持っているのは非常に強みです。投資会社やアナリストが高く評価しているのも良く見ます。

しかし、株価推移を見るとやや厳しめの印象も受けます。

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