三菱UFJ【8306】連続増配当で推移・株価は大きく上昇

メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、連続増配当で推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

三菱UFJのPOINT
  • 期待感から株価が大きく上昇推移
  • 連続増配当だが、以前ほどの利回りの高さは無い
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三菱UFJの株価情報と配当・優待

三菱UFJフィナンシャル・グループの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月28日終値時点)

株価:1,521円
予想PER:13.8倍
PBR:0.96倍
予想EPS:110円
時価総額:18兆7,657億円

最新の株価参考:(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:41円
予想年間配当利回り:2.7%

配当金の推移について

下記は三菱UFJの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2024年3月期も増配予定です。

配当性向は2023年3月期が35.3%、2024年3月期の予想が約37%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「2023年度までに配当性向を40%まで引き上げる」としています。

参考:株主還元方針|三菱UFJフィナンシャル・グループ

株主優待制度について(廃止)

三菱UFJは「オリジナルグッズ」などがいただける株主優待を実施していましたが、2017年12月末に株主優待制度を廃止しています。

廃止の理由は公平な利益還元のあり方という観点から「利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的、持続的な増加をめざす」という基本方針に基づいて運営していくことが適切であると判断したためです。

株主優待廃止後は積極的に配当に還元しています。

参考:株主優待制度廃止について|三菱UFJフィナンシャル・グループ

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三菱UFJの業績推移と株価推移

三菱UFJフィナンシャル・グループの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三菱UFJフィナンシャル・グループの売上高・経常利益・最終利益の推移です。

国内はデフレ環境から抜け出せず、日銀の金融緩和が長く続いていることで利ザヤが縮小、厳しい状況でしたが、2022年3月期は利益が回復。

2024年3月期の純利益は1兆3,000億円目標としています。

参考:業績推移|三菱UFJフィナンシャル・グループ

株価のチャート

下記は三菱UFJ5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月にリーマンショック後・震災後と同水準の400円まで下落しましたが、2021年以降は大きく上昇。

2023年以降も上昇が強めで推移しています。

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三菱UFJの事業内容と財務状況

三菱UFJフィナンシャル・グループの事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の概要

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(みつびしユーエフジェイフィナンシャル・グループ、英語: Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.、略称:MUFG)は、三菱UFJ銀行などを傘下に置く三菱グループの金融持株会社。

三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱HCキャピタル、三菱UFJニコスなど主要中核5社を中心とした「総合金融グループ」である。

三菱UFJフィナンシャル・グループ – Wikipediaより

三菱UFJフィナンシャル・グループは国内最大級の金融グループです。

事業セグメントは「法人・リテール事業」、「コーポレートバンキング事業」などです。

キャッシュフロー

下記は三菱UFJのキャッシュ・フロー推移です。

三菱UFJの配当について

配当性向を40%まで引きあげることを目標としたこともあり、大きく増配予定です。しかし、経済情勢や相場環境などにより、業績は良くも悪くも大きく変動する可能性もあります。

また、株価は警戒感が和らぎ、期待感から大きく上昇しています。

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