松井証券が高配当利回りの可能性・配当性向は高い推移【8628】

ネット証券の先駆者である松井証券(8628)。高い配当利回りとなる可能性がありますが、配当性向が高い推移です。業績推移・株価チャート・配当推移と配当性向を確認していきます。

松井証券のPOINT
  • 配当利回りは高くなる可能性があるが、配当性向が高い推移
  • 株価は上昇が鈍く、下落場面もあり
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価指標(2024年6月26日終値時点)

株価:846円
予想PER:—
PBR:2.86倍
時価総額:2,193億円

最新の株価参考:松井証券(株)【8628】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当情報

2025年3月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—

配当金の推移

下記は配当金の推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2021年3月期は減配し、その後は据え置きが続いています。

配当性向は2023年3月期が131.5%、2024年3月期が105.1%です。

配当方針について

松井証券の配当方針は「配当性向60%以上且つ純資産配当率(DOE)8%以上を基準」としています。配当性向は高い水準で推移しており、DOEも13%前後で推移しています。

参考:配当・株主還元|松井証券

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は相場環境の変化がプラスに働き増収・増益に。2023年3月期は減益となりましたが2024年3月期は大きく増益です。

参考:財務ハイライト|松井証券

株価の推移

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月以降は口座開設数増の影響もあり、やや持ち直しましたが上昇しきれず、2022年以降はレンジで推移しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

松井証券(8628)とは

松井証券株式会社(まついしょうけん、英: Matsui Securities Co., Ltd.)は、日本の証券会社。

長らく一般的な中堅の証券会社であったが、インターネット証券に参入し大きく成長。

2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場した。オンライン証券取引を専門に扱う業者としては、日本において最大手だった時代もあった。

松井証券 – Wikipediaより抜粋

以前は「ネット証券の先駆者」でしたが、現在の口座開設数はSBI証券、楽天証券のネット証券二大巨頭と比較し離されています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2023年3月期、2024年3月期の営業CFはマイナスで不安定な推移です。

配当について

仮に配当を40円で据え置きた場合、利回りは約4.7%と高いですが、配当性向が高い推移です。株価も上昇が鈍く、下落する場面があるのは注意したいです。

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