コスモス薬品の株価分析!業績好調で株価上昇・割高感強めで配当と優待の利回り低め【3349】

ドラッグストアチェーン「ディスカウント ドラッグコスモス」を展開するコスモス薬品(3349)。好調な業績もあり株価が上昇しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

コスモス薬品の株価POINT
  • 株価指標はかなり割高、配当・優待の利回りは低い
  • 配当は増配続きで配当性向も低く、今後の増配期待値も高い
  • 業績は右肩上がりで好調、期待値も高い状態
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コスモス薬品の株価指標と事業内容

はじめにコスモス薬品の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:17,730円
予定年間配当:80円
年間配当利回り:0.45%
予想PER:28.1倍
PBR:4.12倍

2021年7月13日終値時点のデータです
最新の株価はコチラ⇒(株)コスモス薬品【3349】:Yahoo!ファイナンス

ドラッグストア銘柄は割高な銘柄がいくつかありますが、その中でも割高です。年間配当利回りは低いです。

コスモス薬品(3349)とは

株式会社コスモス薬品(コスモスやくひん)は、「ディスカウント ドラッグコスモス」というチェーン名で九州を中心としてドラッグストアチェーン店を運営する企業。2004年11月にマザーズに上場。2006年5月に東京証券取引所1部上場。

客の目的買いを満たす定番商品に出来るだけ絞りながら品揃えし、ドラッグストアでは手薄になりがちな食品も多数品揃えし(コストの掛かる生鮮食品・惣菜を除く)、滞在時間を減らし来客頻度を上げる方向を目指した大型のコンビニエンスストアに近いスタイルも持ち合わせたドラッグストアになった。これらの販売戦略が功を奏し、2001年から5年間で約4倍の店舗数に急成長している。

コスモス薬品 – Wikipediaより抜粋

コスモス薬品はドラッグストアとしては珍しい大型店の集中出店を行っています。個々の売上よりも地域での圧倒的な支持を獲得するのを目的としています。また、日替わりや特売・ポイントカードなどを廃止し、普段から安いのを戦略の一つとしています。

コスモス薬品の業績推移と株価チャート

次にコスモス薬品の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はコスモス薬品の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調、割高な銘柄にありがちな業績推移です。2022年5月期の利益はほぼ横ばい見通しです。

参考:経営指標|コスモス薬品

株価チャートの推移

下記はコスモス薬品5年分の週足株価チャート推移です。

消費税増税の影響や出店の遅れから一時的に株価が下落した事もありますが、2020年4月以降に大きく株価が上昇し2020年7月に過去最高値を更新。その後の株価は過熱感もありやや下落していますが、再び上昇する気配も出ています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは20,000円、下落した場合のメドは15,000円辺りと見ることが出来そうです。

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コスモス薬品の配当推移と株主優待

次にコスモス薬品の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はコスモス薬品の配当金の推移です。年2回、中間配当(11月)と期末配当(5月)を実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

コスモス薬品の年間配当金推移

2017年5月期:40円
2018年5月期:45円
2019年5月期:50円
2020年5月期:55円
2021年5月期:70円
2022年5月期:80円(予)

配当は増配推移です。配当性向は2020年5月期が10.2%、2021年5月期が10.2%、2022年5月期の予想が約13%です。

利益の多くを事業拡大の投資に利用しています。過去の配当状況や業績推移を考えると今後も増配する可能性は高そうです。

株主優待制度について

コスモス薬品の株主優待は「買い物優待券またはお米券」です。年2回、5月末と11月末に実施しています。

保有株式数優待内容
100株以上 1年未満優待券(5,000円分) or お米券(10kg分)
100株以上 1年以上優待券(7,500円分) or お米券(15kg分)

100株保有で年間1万円分なので優待利回りは約0.6%です。

参考:株主優待制度|コスモス薬品

コスモス薬品の決算内容と今後について

最後にコスモス薬品の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年7月12日の決算にて、2021年5月期の連結経常利益は358億円と発表。2022年5月期の同利益は359億円見込み、年間配当は80円予定としています。

今後について

順調に店舗を増やし、低価格戦略により売上・利益ともに大きく伸ばしています。今後は、現在の主力地域である中国、四国、九州地区は自社競合も気にせず出店を継続、新規エリアの関東、中部、関西への出店も拡大していきます。

競争リスク

ドラッグストアは各地域に競合がいます。EC(ネット販売)に顧客が流れる可能性もあり、新規出店物件の確保、出店の進捗具合によっては計画未達や下方修正の要因となる可能性はあります。

プライベートブランド商品の開発に力を入れているため、その比率を増やすことで利益をしっかり確保できれば利益率がさらに伸びる可能性を秘めています。しかし、株価の割高感は強く期待値が株価に含まれている状態です。

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