カルビー(calbee)の株価と配当分析!業績伸び悩みで株価は長期で下落推移【2229】

スナック菓子メーカーのカルビー(2229)の株価が長期で下落しています。業績は大きく下落していないですが、やや伸び悩んでいます。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カルビーの株価POINT
  • 株価指標はやや割高で配当利回りは平均水準
  • 大きく下落していないが利益がやや伸び悩んでいる
  • 今後、大きく伸ばすカギとなるのは海外
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カルビーの事業内容と株価指標

はじめにカルビーの事業内容と株価指標について確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,050円
予定年間配当:50円
年間配当利回り:1.64%
予想PER:25.2倍
PBR:2.39倍

2021年2月12日終値時点のデータ

PER、PBRともに市場平均と比較するとやや割高です。同業種では人気の株主優待銘柄がいくつかあるので割高なものが多いです。配当利回りは平均水準です。

カルビー(2229)とは

カルビー株式会社(英: Calbee, Inc.)は、日本のスナック菓子メーカー。シリアル食品(グラノーラ)なども製造・販売している。

1955年(昭和30年)現在の会社名のカルビーに変更。カルビーは、当時の日本人に不足しているとされたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語である。

カルビー – Wikipediaより抜粋

スナック菓子最大手でシリアル製品も扱い、海外へも進出しています。現状は売上・利益ともに国内のスナック菓子事業が多くを占めています。中長期計画では海外事業を大きく伸ばすことを目標の一つとしています。

参考:2030ビジョン・中期経営計画|カルビー

カルビーの業績推移と株価チャート

次にカルビーの売上・利益推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2017年3月期までは売上・利益ともに右肩上がり。ここ数年は以前のような勢いはなくなり、売上・利益ともに大きな変化はないです。2020年3月期は増収・減益の見通しです。

参考:財務・業績|カルビー株式会社

株価チャートの推移

下記はカルビー5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は長期でみると下落推移です。

一旦底値から抜け出していますが、上値を押さえつけられている印象です。ここからの上昇メドは3,500-3,800円、下落メドは2,700円と見ることが出来ます。

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カルビーの配当推移と株主優待

次にカルビーの配当金の推移と株主優待について確認していきます。

配当金の推移

下記はカルビーの配当推移です。配当は期末(3月末)の一括配当としています。

カルビー年間配当金の推移

2016年3月期:35円
2017年3月期:42円
2018年3月期:42円
2019年3月期:48円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円(予)

配当は増配傾向です。

配当方針は「配当性向40%以上を目指し継続的な利益還元をする」です。2019年3月期の配当性向は33%、2020年3月期の配当性向は38.1%、2021年3月期の予想配当性向は約41%です。配当性向がやや上昇しています。

参考:配当金|カルビー

株主優待制度について

多くの上場お菓子メーカーが株主優待制度を実施する中、カルビーは株主優待を実施していません。公式サイトの「株主優待制度はありますか?」という質問には「現在のところ、実施する予定はありません」となっています。

カルビーは外国人株主も多く、配当性向40%以上を目指していることから利益還元は配当重視の考えであると感じます。そのため、今後も株主優待制度を実施する可能性は低いと考えられます。

参考:よくいただくご質問|カルビー

カルビーの決算内容と今後について

最後にカルビーの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年1月28日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は214億円と発表。通期計画の260億円に対する進捗率は82.3%となりました。前回2Qにて240億円から260億円に上方修正していますが、進捗率と好調さを考えると更に上振れて着地する可能性があります。

今後の見通しについて

国内では物流費・原材料費の高騰、人口減少などの影響もあり、既に周知された商品で売上を大きく伸ばすのはかなり困難です。そのため、新商品の開発・既存商品の値上げ、容量を減らすなどの対策で利益確保を目指しています。現状では商品値上げによる売上への影響は限定的で利益改善が進んでいるとみえます。

短期的に見るとお土産用のスナック菓子の需要が大きく減少しますが、シリアル食品や海外事業が比較的好調です。長期的に見ても海外でしっかり利益を伸ばすことができれば、まだまだ伸びしろはあります。しかし、株価に目立った割安感はなく、海外進出にはどの業界・業種でも当然リスクがあります。

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