カルビー(calbee)の株価と配当分析!業績伸び悩みで株価は長期で下落推移【2229】

スナック菓子メーカーのカルビー(2229)の株価が長期で下落しています。業績は大きく下落していないですが、やや伸び悩んでいます。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カルビーの株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感・割高感は無い
  • 大きく下落していないが利益がやや伸び悩んでいる
  • 今後、大きく伸ばすカギとなるのは海外
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カルビーの株価指標と事業内容

はじめにカルビーの株価指標と事業内容について確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,610円
予定年間配当:52円
年間配当利回り:1.99%
予想PER:19.4倍
PBR:1.99倍

2021年5月17日終値時点のデータ

株価が下落した事もあり、株価指標に目立った割高感・割安感はないです。

カルビー(2229)とは

カルビー株式会社(英: Calbee, Inc.)は、日本のスナック菓子メーカー。シリアル食品(グラノーラ)なども製造・販売している。

1955年(昭和30年)現在の会社名のカルビーに変更。カルビーは、当時の日本人に不足しているとされたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語である。

カルビー – Wikipediaより抜粋

スナック菓子最大手でシリアル製品も扱い、海外進出もしています。現状の売上は国内のスナック菓子事業が多くを占めています。中長期計画では海外事業を大きく伸ばすことを目標の一つとしています。

参考:2030ビジョン・中期経営計画|カルビー

カルビーの業績推移と株価チャート

次にカルビーの売上・利益推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2017年3月期までは毎年増収・増益で推移していましたが、以前のような勢いはなくなり、売上・利益ともに大きな変化はないです。2022年3月期は減収見通しです。

参考:財務・業績|カルビー株式会社

株価チャートの推移

下記はカルビー5年分の週足株価チャート推移です。

株価は長期でみると下落推移です。短期でも下落しており、厳しい推移です。ここから2,300-2,500円辺りは反発しやすい場所ですが、長期的な流れを見るとそこで確実に止まるとは言い切れない状況です。

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カルビーの配当推移と株主優待

次にカルビーの配当金の推移と株主優待について確認していきます。

配当金の推移

下記はカルビーの配当推移です。配当は期末(3月末)の一括配当としています。

カルビー年間配当金の推移

2017年3月期:42円
2018年3月期:42円
2019年3月期:48円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円
2022年3月期:52円(予)

配当は増配傾向です。

配当方針は「配当性向40%以上を目指し継続的な利益還元をする」です。配当性向は2020年3月期が38.1%、2021年3月期が37.8%、2022年3月期は約39%です。配当が増えていますが、配当性向も上昇しています。

参考:配当金|カルビー

株主優待制度について

多くの上場お菓子メーカーが株主優待制度を実施する中、カルビーは株主優待を実施していません。公式サイトの「株主優待制度はありますか?」という質問には「現在のところ、実施する予定はありません」となっています。

カルビーは外国人株主も多く、配当性向40%以上を目指していることから利益還元は配当重視の考えであると感じます。そのため、今後も株主優待制度を実施する可能性は低いと考えられます。

参考:よくいただくご質問|カルビー

カルビーの決算内容と今後について

最後にカルビーの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年5月13日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は275億円と発表。2022年3月期は275億円見通し、年間配当は52円に増配予定としています。

今後の見通しについて

国内では物流費・原材料費の高騰、人口減少などの影響もあり、既に周知された商品で売上を大きく伸ばすのはかなり困難です。そのため、新商品の開発・既存商品の値上げ、容量を減らすなどの対策で利益確保を目指しています。現状では商品値上げによる売上への影響は限定的で利益改善が進んでいるとみえます。

短期的に見るとお土産用のスナック菓子の需要が大きく減少しますが、シリアル食品や海外事業が比較的好調です。長期的に見ても海外でしっかり利益を伸ばすことができれば、まだまだ伸びしろはあります。しかし、以前ほどの割高感は無いですが株価に目立った割安感はなく、海外進出にはどの業界・業種でも当然リスクがあります。

業績には以前のような勢いがなくなり、安定していると見るか、伸び悩んでいると見るか難しいポイントです。

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