カルビーの株価は長期下落トレンド!売上と配当推移・株価チャートを分析【2229】

長期で株価が下落推移しているカルビー(2229)ですが、今後の株価・配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

カルビーの株価POINT
  • カルビーの株価は割高で配当利回りは低め
  • 業績は下落はしていないものの、以前のような勢いはない
  • 今後、大きく伸ばすカギとなるのは海外
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カルビーの事業内容と株価指標

はじめにカルビーの事業内容と株価指標について確認していきます。

カルビー(2229)とは

カルビー株式会社(英: Calbee, Inc.)は、日本のスナック菓子メーカー。シリアル食品(グラノーラ)なども製造・販売している。

1955年(昭和30年)現在の会社名のカルビーに変更。カルビーは、当時の日本人に不足しているとされたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語である。

wikipediaより抜粋

スナック菓子で最大手でシリアル製品も扱い海外へ進出しています。しかし現状では売上・利益ともに国内のスナック菓子事業が多くを占めています。

中長期計画では海外事業を大きく伸ばすことを目標の一つとしています。

参考:2030ビジョン・中期経営計画|カルビー

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,886円

予定年間配当:50円

年間配当利回り:1.73%

予想PER:22.0倍、PBR:2.38倍

※株価は2020年4月2日終値

PER、PBRともに市場平均と比較すると割高です。同業種では人気の株主優待銘柄がいくつかあるので割高なものが多いです。また、配当利回りは低めです。

カルビーの業績推移と株価チャート

次にカルビーの売上・利益推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2017年3月期までは売上・利益とも右肩上がりでした。ここ数年は以前のような勢いはなくなり、売上・利益ともに横ばいで推移しています。2020年3月期は増収・減益の見通しです。

参考:財務・業績|カルビー株式会社

株価チャート

下記はカルビー5年分の週足株価チャートです。

業績が伸び悩んだことでやや下落気味に推移していた株価ですが、2019年5月からは上昇し始めました。しかし、その後、新型コロナウイルスの影響による相場環境の悪化もあり再び大きく下落しました。長期で見ても下落して推移しています。

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カルビーの配当推移と株主優待

次にカルビーの配当金の推移と株主優待について確認していきます。

配当金の推移

下記はカルビーの配当推移です。配当は期末(3月末)の一括配当としています。

カルビー年間配当金の推移

2015年3月期:28円
2016年3月期:35円
2017年3月期:42円
2018年3月期:42円
2019年3月期:48円
2020年3月期:50円 (予)

配当は増配傾向です。

配当方針は「配当性向40%以上を目指し継続的な利益還元をする」としています。2019年3月期の配当性向は約33%、2020年3月期の予想配当性向は38%です。まだ多少の伸びしろがありので今後も増配する可能性があり減配する可能性は低そうです。

参考:配当金|カルビー

株主優待制度について

多くの上場お菓子メーカーは株主優待制度を実施する中、カルビーは株主優待を実施していません。公式サイトの良くいただく質問にも「株主優待制度はありますか?」というのがあります。回答としては「現在のところ、実施する予定はありません」となっています。

カルビーは外国人株主も多く、配当性向40%以上を目指していることから利益還元は配当重視の考えと感じます。そのため、今後も株主優待制度を実施する可能性は低いと考えられます。

参考:よくいただくご質問|カルビー

カルビーの決算内容と今後について

最後にカルビーの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年2月5日の決算にて2020年3月期第3四半期累計の連結経常利益は217億円と発表。あわせて、通期の同利益を従来予想の265億円から272億円に上方修正しました。

上方修正を行ったものの2019年3月期の利益には届かない見通しとやや厳しい形となりました。

今後の見通しについて

国内では物流費・原材料費の高騰、人口減少などの影響もあり、既に周知された商品で売上を大きく伸ばすのはかなり困難です。そのため、新商品の開発・既存商品の値上げや容量を減らすなどの対策を行い利益確保を目指しています。今のところ、原材料費上昇の影響は小さく、値上げの消費への影響も限定的なため、業績は想定よりも良い形で推移しています。

さらに、ここからは海外でしっかり利益を伸ばすことができれば、まだまだ伸びしろはあります。しかし、株価には割高感があり、天候不順などの影響で原料の確保が難しくなれば業績に大きな影響を与えます。また、海外進出ですが、どの業界・業種でも当然リスクがついてきます。

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