ビックカメラの株価分析!業績悪化で株価下落・短期でも厳しい推移【3048】

家電量販店大手のビックカメラ(3048)。業績悪化の影響もありやや厳しい株価推移です。果たして今後の株価はどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析しました。また、株主優待も確認します。

ビックカメラの株価POINT
  • 優待利回りは高め
  • 業績・株価ともにやや厳しい推移
  • ネット通販・PB商品強化がどこまで影響するか
スポンサーリンク

ビックカメラの株価指標と事業内容

はじめに、ビックカメラの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,001円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:1.5%
予想PER:20倍
PBR:1.23倍
時価総額:1,883億円

2021年10月15日終値時点のデータです
最新の株価はコチラ⇒(株)ビックカメラ【3048】:Yahoo!ファイナンス

指標に目立った割安感、割高感は無いです。

ビックカメラ(3048)とは

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本で家電量販店を経営する企業。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

ビックカメラ – Wikipediaより抜粋

子会社にはコジマ(7513)、ソフマップ、日本BS放送など多くあります。楽天と新会社の「ビックカメラ楽天」を設立し、通販の「楽天ビック」を展開しています。過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本提携・経営統合を模索していましたが、現在は提携解消しています。

ビックカメラの業績推移と株価チャート

次に、ビックカメラの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上・経常利益の推移

2019年8月期は増益見通しから下方修正を行い減益で着地、2020年8月期も下方修正を行い大きく減益となりました。2021年8月期はやや回復しましたが2022年8月期は減益見通しです。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価チャートの推移

下記はビックカメラ5年分の週足株価チャートです。

2018年4月に過去最高値を記録しましたが、そこから下落。2020年はインバウンド需要減の警戒から株価がさらに下落。その後、最安値からは抜けていますが、やや厳しい位置で推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,300円、下落した場合のメドは800円辺りと見ることが出来そうです。

スポンサーリンク

ビックカメラの株主優待と配当推移

次に、ビックカメラの株主優待制度と配当推移を見ていきます。

株主優待制度について

ビックカメラの株主優待は「お買物優待券」です。長期保有で優待金額が増えます。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円分 8月:1,000円分
500株以上2月:3,000円分 8月:2,000円分
1,000株以上2月:5,000円分 8月:5,000円分
10.000株以上2月:25,000円分 8月:25,000円分
100株以上
<8月のみ>
1年以上:1,000円分追加 2年以上:2,000円分追加

100株保有の場合、年間3,000円相当のため優待利回りは約3%です。ネット通販でも利用できる使いやすい優待で高めの利回りです。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

配当金の推移

下記はビックカメラの配当金推移です。年2回、中間配当(2月)と期末配当(8月)を実施しています。

ビックカメラの年間配当金推移

2017年8月期:12円
2018年8月期:20円
2019年8月期:20円
2020年8月期:13円
2021年8月期:15円
2022年8月期:15円(予)

2020年8月期は年間配当13円に減配。2021年8月期は回復しましたが完全回復せず、2022年8月期は据え置き予定です。配当性向は2020年8月期が42%、2021年8月期が30.1%、2022年8月期の予想が約30%です。

ビックカメラの決算内容と今後について

最後に、ビックカメラの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について確認

2021年10月13日の決算にて、2021年8月期の連結経常利益は216億円と発表。2022年8月期の同利益は175億円見通し、年間配当は据え置きの15円予定としています。

今後について

2020年8月期は消費税増税前の駆け込み需要がありましたが、その後の冷え込みに加え、急激なインバウンド減により大きく業績が悪化しました。

短期的な動向について

まだまだインバウンド需要が盛り返すにはしばらく時間がかかりそうですが、ネット通販が好調なこともあり、2021年8月期は想定以上に回復しています。

長期的な動向について

近年、家電量販店は競争が激化しており、同業界では様々な動きがあります。ビックカメラは楽天とタッグを組みネット通販強化、プライベートブランド商品の拡大を進めています。今後も5GやPCなどのデジタル機器の需要は一定数見込めますが、厳しい競争もあります。

タイトルとURLをコピーしました