ビックカメラの株価分析!業績悪化で株価下落も回復観測で上昇気配【3048】

家電量販店大手のビックカメラ(3048)。業績が悪化で株価が下落していましたが、底打ちをしてやや落ち着いた推移をしています。果たして今後の株価はどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析しました。また、株主優待も確認します。

ビックカメラの株価POINT
  • 配当利回りは低いが、優待利回りはやや高め
  • 大きく減収・減益だが今後は回復を見込む
  • ネット通販・PB商品強化がどこまで業績に影響するか
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ビックカメラの株価指標と事業内容

はじめにビックカメラの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,135円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:1.32%
予想PER:19.6倍
PBR:1.12倍

2021年7月12日終値時点のデータです
最新の株価はコチラ⇒(株)ビックカメラ【3048】:Yahoo!ファイナンス

株価指標に目立った割安感、割高感は無いです。年間配当利回りは低めです。

ビックカメラ(3048)とは

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本で家電量販店を経営する企業。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

ビックカメラ – Wikipediaより抜粋

子会社にはコジマ(7513)、ソフマップ、日本BS放送など多くあります。楽天と新会社の「ビックカメラ楽天」を設立し、通販の「楽天ビック」を展開しています。過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本提携・経営統合を模索していましたが、現在は提携解消しています。

ビックカメラの業績推移と株価チャート

次にビックカメラの業績の推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上・経常利益の推移

順調に推移していた売上・利益ですが2019年8月期は増益見通しから下方修正を行い減益で着地。2020年8月期も下方修正を行い大きく減益となりました。2021年8月期は増収・増益見通しですがまだ完全回復とはいかない見通しです。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価チャートの推移

下記はビックカメラ5年分の週足株価チャート推移です。

2018年4月に過去最高値を記録しましたが、そこから下落。2020年にはインバウンド需要減から大きく業績下方修正、更に株価が下落。その後は業績回復見通しもあり、最安値から抜けた位置で推移しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,300円、下落した場合のメドは1,000円辺りと見ることが出来そうです。

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ビックカメラの株主優待と配当推移

次にビックカメラの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ビックカメラの株主優待は「お買物優待券」です。長期保有で優待金額が増えます。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円分 8月:1,000円分
500株以上2月:3,000円分 8月:2,000円分
1,000株以上2月:5,000円分 8月:5,000円分
10.000株以上2月:25,000円分 8月:25,000円分
100株以上
<8月のみ>
1年以上:1,000円分追加 2年以上:2,000円分追加

100株保有の場合、年間3,000円相当のため優待利回りは約2.6%です。ネット通販でも利用できる使いやすい優待で高めの利回りです。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

配当金の推移

下記はビックカメラの配当金の推移です。年2回、中間配当(2月)と期末配当(8月)を実施しています。

ビックカメラの年間配当金推移

2016年8月期:12円
2017年8月期:12円
2018年8月期:20円
2019年8月期:20円
2020年8月期:13円
2021年8月期:15円(予)

2020年8月期は大きく業績下方修正を行い、最終的に年間配当13円に減配。2021年8月期は増配予定ですが、まだ完全回復ではないです。配当性向は2020年8月期が41.9%、2021年8月期の予想が約26%です。

ビックカメラの決算内容と今後について

最後にビックカメラの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について確認

2021年7月9日の決算にて、2021年8月期3Q累計(2020年9月-2021年5月)の連結経常利益は184億円と発表。前年同期比84.9%増、通期計画の205億円に対する進捗率は89.8%となりました。

今後について

2020年8月期は消費税増税前の駆け込み需要がありましたが、その後の冷え込みに加え、急激なインバウンド減により大きく業績が悪化しました。

短期的な動向について

まだまだインバウンド需要が盛り返すにはしばらく時間がかかりそうですが、ネット通販が好調なこともあり、2021年8月期は業績上振れ期待があります。完全回復とはいかないもののある程度回復するのはプラス材料です。

長期的な動向について

近年、家電量販店は競争が激化しており、同業界では様々な動きがあります。ビックカメラは楽天とタッグを組みネット通販強化、プライベートブランド商品の拡大を進めています。今後も5GやPCなどのデジタル機器の需要は一定数見込めますが、厳しい競争もあります。

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