ビックカメラの株価分析!株価は大きく下落も底打ちして上昇中?【3048】

家電量販店大手のビックカメラ(3048)ですが業績が伸び悩み、株価が下落していましたが、ここ最近では底打ちをして上昇し始めています。果たして今後の株価はどうなるのか、業績推移・株価チャートを分析しました。株価が下落したことでお得感が出ている株主優待も確認していきます。

ビックカメラの株価POINT
  • 優待利回りはやや高めだが、配当は未定に変更し不透明感が強い
  • 業績大幅下方修正で短期的にはかなり厳しい
  • ネット通販・PB商品強化がどこまで業績に影響するか
スポンサーリンク

ビックカメラの事業内容と株価指標

はじめにビックカメラの事業内容と株価指標を確認していきます。

ビックカメラ(3048)とは

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本で家電量販店を経営する企業。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

ビックカメラ – Wikipediaより抜粋

2020年7月現在、全国に40店舗以上の直営店があり、コジマ(7513)の株式50%を保有しており連結子会社としています。過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本提携・経営統合を模索していましたが、現在は提携解消しています。

株価指標と配当利回り

下記は2020年7月10日終値時点のビックカメラの株価指標と配当利回りです。

株価:1,148円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:112倍、PBR:1.5倍

株価指標はPERは割高、PBRは平均水準です。中間配当10円、期末配当10円の予定でしたが、期末配当を未定に変更しています。

ビックカメラの株主優待と配当推移

次にビックカメラの株主優待制度と配当金の推移を確認していきます。

株主優待制度について

ビックカメラの株主優待は「お買物優待券」です。年2回いただけます。長期保有の場合、優待金額が増えます。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円分
8月:1,000円分
500株以上2月:3,000円分
8月:2,000円分
1,000株以上2月:5,000円分
8月:5,000円分
10.000株以上2月:25,000円分
8月:25,000円分
100株以上
<8月のみ>
1年以上:1,000円分追加
2年以上:2,000円分追加

100株保有の場合、年間3,000円相当のため優待利回りは約2.6%です。ネット通販でも利用できる使いやすい優待で高めの利回りとなっています。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

配当金の推移

下記はビックカメラの配当金の推移です。年2回、中間配当と期末配当を実施しています。

ビックカメラの年間配当金推移

2015年8月期:10円
2016年8月期:12円
2017年8月期:12円
2018年8月期:20円
2019年8月期:20円
2020年8月期:未定

ここ数年の配当は現状維持傾向です。

2020年8月期は大きく業績下方修正を行ったことにより期末配当を予定の10円から未定に変更しました。減配する可能性もありそうです。

ビックカメラの業績推移と株価チャート

次にビックカメラの業績の推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上・経常利益の推移

下記はビックカメラの売上高と経常利益の推移です。

比較的順調に推移していた売上・利益ですが2019年8月期は増益の見通しから下方修正を行い減益に、2020年8月期も下方修正を行い大きく減益の見通しです。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価チャートの推移

下記はビックカメラ5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年4月頃から下落推移していた株価ですが、業績復活の兆しや割安感からやや株価が上昇。しかし、2020年に入りインバウンド需要減から大きく業績下方修正し株価が下落。今はやや上昇していますが、先の不透明感は強めです。

ビックカメラの決算内容と今後について

最後にビックカメラの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について確認

2020年7月9日の決算にて2020年8月期第3四半期累計(2019年9月-2020年5月)の連結経常利益は99.6億円と発表、通期計画の65億円に対する進捗率は153.3%となりました。3Qの経常利益は前年同期比で86.3%減となっています。

今後について

2019年8月期の業績下方修正の主な原因はインバウンドが大幅減収になったことです。2020年8月期は消費税増税前の駆け込み需要がありましたが、その後の冷え込みと急激なインバウンド減収により大きく業績を下方修正しました。景気減退を考えるとインバウンド需要が盛り返すにはしばらく時間がかかりそうです。

家電量販店は競争が激化しており、各社それぞれ新たな手を打っています。ビックカメラはネット通販強化、プライベートブランド商品の拡大を進めています。2020年8月期の業績はかなり厳しくなりインバウンドの長期低迷が懸念されますが、2021年8月期は5GやPCなどのデジタル機器がインバウンドの悪化をカバーし大きく業績が回復する観測もあります。

タイトルとURLをコピーしました