販促・求人情報サービス大手のリクルートホールディングス(6098)、業績は好調で大きく株価が上昇していますが下落場面もあります。割高感があり配当利回りが低いです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
- 強い割高感、配当利回りは低い
- 株価は大きく上昇推移だが下落場面も出ている
株価情報と配当状況について
リクルートホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2025年2月13日終値時点)
株価:10,170円
予想PER:38.2倍
PBR:8.38倍
予想EPS:266.21円
時価総額:16兆7,789億円
最新の株価参考:(株)リクルートホールディングス【6098】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
配当金の情報
2025年3月期の予定年間配当:24円
予想年間配当利回り:0.24%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2021年3月期に大きく減配、その後は増配推移です。2025年3月期は微増予定としています。
配当性向は2024年3月期が10.2%、2025年3月期の予想が約9%です。
配当方針の確認
配当方針は「安定的な配当の継続的な実施を目指す」としています。
業績推移と株価推移について
リクルートホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

需要減少・経済活動停滞などの影響で2020年3月期、2021年3月期と減益になりましたが、2022年3月期は大きく増益に。2024年3月期に過去最高益を更新しています。
2025年3月期は増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は大きく上昇していましたが、2021年11月から材料出尽くし感・利益確定売りなどで下落。
2023年5月以降に再び上昇して1万円を超えました。2025年は下落しています。
事業内容と財務状況について
リクルートホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。
リクルートホールディングス(6098)の概要
株式会社リクルートホールディングス(英: Recruit Holdings Co.,Ltd.)は、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社である。海外売上高比率は55.5%。
リクルートホールディングス – Wikipediaより抜粋
「リクナビ」、「SUUMO」、「indeed」などITを駆使した事業分野に注力しています。
人材派遣事業は国内だけでなく海外も展開しています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは比較的好調な推移です。
株価・配当について
配当は回復推移ですが利回りは低いです。
株価は大きく上昇したことで割高感が出ており、材料出尽くし感・利益確定などで下落する場面もあります。