住友ゴム工業の株価分析!業績悪化で減配当、株価も下落推移【5110】

DUNLOP(ダンロップ)が有名な住友グループの住友ゴム工業(5110)。減益続きで株価は下落、配当金は減配予定と厳しい状況です。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

住友ゴム工業の株価POINT
  • 連続減益で配当金減配予定も高い配当性向
  • 売上はある程度維持しているため、利益率の改善がカギ
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住友ゴム工業の株価情報

はじめに住友ゴム工業の株価情報と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,003円
予定年間配当:20円
年間配当利回り:1.99%
予想PER:37.7倍
PBR:0.63倍

2020年8月28日終値時点のデータ

PERは割高、PBRは割安です。年間配当利回りは平均です。

住友ゴム工業(5110)とは

住友ゴム工業株式会社(すみともゴムこうぎょう、英: Sumitomo Rubber Industries, Ltd.)は、タイヤ、スポーツ用品などを製造する住友グループの企業。白水会に所属する企業である。

タイヤはドイツのコンチネンタルに次いで、世界第5位。欧米では1999年より2015年までグッドイヤー社と合弁事業を展開していた。

住友ゴム工業 – Wikipediaより抜粋

事業はDUNLOP(ダンロップ)・FALKEN(ファルケン)がメインブランドのタイヤ事業をはじめ、スポーツ事業、産業品事業を展開しています。売上・利益の8割以上がタイヤ事業です。

参考:商品・事業紹介|住友ゴム工業

住友ゴム工業の業績推移と配当推移

次に住友ゴム工業の業績推移と配当推移を確認していきます。

住友ゴム工業の売上高・経常利益の推移

利益は毎年減少推移です。2020年12月期もさらに減益となる可能性が高く、厳しい業績が続いています。

住友ゴム工業の配当金の推移

下記は住友ゴム工業の配当金の推移です。従来は年2回ですが、2020年12月期は中間配当(6月)を見送っています。

住友ゴム工業の年間配当金推移

2015年12月期:55円
2016年12月期:55円
2017年12月期:55円
2018年12月期:55円
2019年12月期:55円
2020年12月期:20円(予)

これまで配当金は年間55円で据え置きでしたが、2020年12月期は大きく減配予定です。

配当性向は2018年12月期が39.9%、2019年12月期が119.8%、2020年12月期は減配予定ですが予想配当性向は75%とかなり高い水準です。利益が厳しい推移なので年間55円に戻るには時間がかかると想定されます。

住友ゴム工業の株価チャートと決算内容

次に住友ゴム工業の株価チャートと決算内容を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は住友ゴム工業5年分の週足チャートの推移です。

業績が厳しく、今後の不透明感も強いため株価は下落推移です。

現在は株価1,000円あたりでやや揉み合っているものの、過去の株価を考えると500円台まで下落する可能性が無いとは言えません。上昇した場合の一旦のメドは1,200円程度と見えます。

決算内容について

2020年7月30日に2020年12月期の業績予想は連結最終利益が70億円見通し、中間配当を見送り期末配当は20円実施する予定としています。 また、2020年8月6日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常損益は105億円の赤字と発表しています。

住友ゴム工業の今後の株価について

最後に住友ゴム工業の今後について考えてみます。

今後について

売上は大きく減少していませんが利益は固定費や経費の増加により減益。また海外の売上比率が6割以上あるため、為替の影響も受けています。

短期的には自動車生産台数減少による販売縮小、スポーツ施設休業も業績悪化要因です。現在は一時休止していた工場も稼働をはじめていますが、需要はいつ頃戻るかはまだ不透明感が強いです。

タイヤ事業で国内2位、世界でも5位と有数のメーカーです。利益率が改善できれば業績は復活する可能性があります。実際に2020年12月期の業績予想は2月の時点ではV字回復を見通していました。

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