コンビニ店舗数で国内3位のローソン(2651)、KDDIのTOBに対し賛同、今後は上場廃止となる予定としています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
ローソンの株価情報と配当・優待
ローソンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年4月12日終値時点)
株価:10,325円
予想PER:—
PBR:3.63倍
予想EPS:—
時価総額:1兆356億円
最新の株価参考:(株)ローソン【2651】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2025年2月期の予定年間配当:—
予想年間配当利回り:—
配当金の推移について
下記はローソンの配当金推移です。配当権利日は8月(中間配当)と2月(期末配当)です。
2020年2月期に大幅減配当を実施、その後は据え置き推移。2024年2月期の期末配当はKDDIのTOBにより見送っています。
配当方針の確認
配当方針を「1株あたり年間200円を下限とした上で、連結配当性向50%を目標」としていましたが、公開買付価格は配当が行われないことを前提に総合的に判断・決定されていることを踏まえ、2024年2月期の期末配当を行わないとしています。
株主優待について
ローソンは株主優待制度を実施していません。
ローソンの業績推移と株価推移
ローソンの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はローソンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
厳しい利益推移でしたが、2022年2月期-2024年2月期は増益推移。
2025年2月期は上場廃止予定のため業績見通しは非開示としています。
株価のチャート
下記はローソン5年分の週足株価チャートです。
2016年は約1万円まで上昇していましたが、利益減少・減配当などの影響で下落し半分の5,000円以下まで下落。
厳しい推移でしたが、2023年以降は大きく上昇推移。2024年2月にKDDIがTOBの実施を発表、TOB価格1万360円のため大きく上昇しています。
ローソンの事業内容と財務状況
ローソンの事業内容と財務状況を確認していきます。
ローソン(2651)の概要
株式会社ローソン(英語: LAWSON, INC.)は、日本の大手コンビニエンスストアチェーンである。三菱商事の子会社として三菱グループに属している。
ローソンは長らくダイエーが親会社であり、福岡ダイエーホークスの多くの選手がCMに出演していた。しかしダイエー本体は業績悪化に伴い保有するローソン株の多数を総合商社の三菱商事に売却した。2017年2月に三菱商事の子会社となっている。
ローソン – Wikipediaより抜粋
コンビニチェーンの「ローソン」ほか、自然素材の商品を強化した「ナチュラルローソン」や「ローソンストア100」を展開しています。
国内店舗数はコンビニ業界第3位、三菱商事とKDDIの共同体制で企業価値向上を目指しています。
キャッシュフロー
下記はローソンのキャッシュ・フローの推移です。
営業CFは安定した推移です。
ローソンについて
KDDIのTOBに対し、賛同の意見表明及び応募推奨を行っています。今後は上場廃止となる予定です。